服のお片づけ、何から始めましょうか?
服を全て出し、オフシーズンのモノから着たい服を選び取っていきます
下着から見直してみよう
下着の枚数を数えてみましょう
アナタは今、何枚(何セット)の下着を持っていますか? 数を数えてみるのです。次にご自身の洗濯回数を思い出しながら、自分にとっての下着の必要枚数を決めます。
洗濯は2日に1回、毎日1回下着を交換し、スポーツクラブで運動もするので、その着替えも入れると最低4セットは欲しい。そこに予備を1セット追加するとしたら……合計5セット!といった具合です。あとは数えた下着から5セット選び取るだけ。簡単ですね。
ちなみに、我が家は1日に2回洗濯を行う(ドラム式で乾燥まで)ので、家族全員3セットずつで今まで困ったことはありません。
その服を着て元カレに会えるか?
部屋着も「気分が上がる服」を意識する
- こんなにたくさん服を持っていたんだなぁ
- 今日着る服がない!って思っていたけど服はあるんだなぁ
数えることで、自分が持ちすぎの服、足りない服もわかります
このとき、手放す服を探すのではなく、
- 自分が気に入っている服
- 見るだけでも心躍る服
「まだ着られる」は手放したいという心の声
服を選び取っていると、その中から「これはまだ着られるなぁ」という衣類が出てきます。この感情が湧いたら少し立ち止まってください。
自分が好きな服、着たいと思っている服は即答で「これは要る!」「これは着たい!」とピンとくるはずです。悩むということは「自分には着たくない理由がある」のです。
ぜひ一着ずつ手に取り、その理由を考え、声に出して言ってみてください。
「太って見えるんだよね」
「洗濯が大変なんだよね」
「合わせにくいんだよね」
これ、いったい何をしているのかというと、「実は手放したい服」に最後にお役目を与えているのです。
「自分に似合わないとわからせてくれてありがとう」
「私には洗濯しづらいと気づかせてくれてありがとう」
「こういう柄は手持ちの服に合わせにくいってことなんだね」
これがわかれば、次からは失敗しないように気を付けよう!と思えますね。
「まだ着られるから、家着にしよう」はアリ?
服が捨てられない理由のひとつに、「家着にすればいい」という考え方があります。劣化してしまったお気に入りの服が、捨てられないときにに使いがちな言い訳。
私はここで「格下げ」がどうしても気になってしまいます。自分が着ていて気分が上がらない服を格下げして家着にすると、家の中にいる自分の気分が上がらないのではないでしょうか?
家の中にいる時間というのは、自分が思うより長いものです。家にいるときこそ、テンションを上げてほしい。家着をもうけるなら、家で着て気分が上がるかどうか、そういう基準で選んでほしいと思います。
理想のクローゼットを目指して
自分のクローゼットが、自分の好きな服で埋め尽くされたら、毎朝クローゼットを開けるたびに気分がウットリしてテンションが上がるもの。そこに服の数は必要ありません。自分が好きな服がゆったりとハンガーにかかっていたり、大切に畳まれていたり。ぜひご自身のセレクトショップを目指して、片づけを進めてもらえると嬉しいです。