夫の実家に帰省したくない妻たちの本音とは
夫の実家に帰省したくない妻たち
そこで今回は、義実家への帰省にまつわるエピソードとアドバイスをご紹介します。年末年始の帰省の際のご参考にどうぞ!
エピソード1. おせち料理をめぐって義母のイヤミが炸裂!
「夫の実家に帰省したところ、義母が『この子、好きなのよね』と言って、豪華な手作りおせち料理を披露したんです。実はそれほどおせち料理が好きではない夫が気を遣って食べていると、『まあ、そんなにガツガツ食べちゃって(笑)。普段、手料理なんて食べさせてもらっていないんでしょう? 二人とも忙しいものね』と露骨にイヤミを言われて驚きました」(33歳・女性)
「夫の実家に帰省中、おせち料理の手伝いを申し出たところ『いいのよ、ゆっくりしていて』と義母に言われたので、テレビを見てのんびりしていたんです。するとキッチンのほうから『本当に手伝わないなんて、ちょっと図々しいと思わない? 今どきの人って、みんなそうなのかしら?』と義父に話しかける義母の声が聞こえてきて……」(27歳・女性)
義母にしてみれば、最愛の息子にはいつでも美味しい手料理を食べさせてあげたいもの。普段は離れて暮らしているため、なかなかそれを叶えることができないジリジリとした思いがついイヤミになって口から出てしまうこともあるようです。義母からのイヤミ攻撃には真正面から反論せず、さらりと受け流す度量が大事。「お義母さんみたいに美味しいお料理を私もつくれたらいいんですけれど……」「私が手伝っていたら、こんなに美味しくできなかったかも。でもせめて後片付けだけでも手伝わせてくださいね」などと、相手を持ち上げることでトラブルは避けられるでしょう。
エピソード2. マザコン夫に妻はガッカリ
「結婚以来、帰省するたびに、もともと気配のあった夫の“マザコン度”が加速して増している気がするんです。この前のお正月は母親にミカンをむいてもらっていて……。本人は『これも親孝行のひとつだよ』と弁明しますが、私には素で甘えているようにしか見えません」(32歳・女性)
「毎年、母親にお年玉をあげているのは知っていたけれど、今年はじめてその金額を知って驚愕しました。まさか自分の息子にあげているお年玉の5倍以上とは! マザコンなのは知っていたけれど、『私たちよりお義母さんのほうが大事なの?』となんだか残念な気持ちになりました」(35歳・女性)
実の母親とはいえ、いい年した大人の男性がデレデレと甘える姿は、妻にとって厳しいものがあるようです。とはいえ義母は、今のあなたの生活を支える大事な夫を生んでくれた大切な恩人でもあることを忘れてはいけません。義母と一緒に住んでいないなら、「年末年始に帰省した時くらいは見逃してあげよう」とおおらかなスタンスでいることが、あなたの「女」を上げます。夫にも、「私や子どもにもお義母さんと接する時みたいに優しくしてよね」くらいにとどめておきましょう。
帰省中に夫婦の危機を招かないコツ
帰省中に夫婦の危機を招かないコツは、「感謝」と「ねぎらい」の言葉を夫から伝えてもらうことです。「大変だったと思うけれど、いろいろありがとう」という感謝の気持ちと、「おつかれさま。帰ったらゆっくり温泉にでも行こうか」というねぎらいの心をきちんと言葉で伝えてもらえれば、また頑張ろうと思えるもの。
一般的に、男性は女性の気持ちを察することが難しいといいますが、「ちゃんと言葉で聞きたいな♪」とストレートにリクエストすれば、それに応えようと努力をしてくれるはず。思ったことを素直に伝え合える夫婦は、少々のピンチも力を合わせて乗り越えていけるものなのです。
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