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アメリカ、シカゴ・オヘア国際空港のお土産や施設紹介

シカゴの空の玄関口となるオヘア国際空港。入国の手続き、おすすめのお土産、暇つぶしスポットまでまるごとわかるガイドです。気になるシカゴの治安についてもまとめました。

古屋 江美子

執筆者:古屋 江美子

旅行ガイド

シカゴの玄関口、オヘア国際空港(ORD)

シカゴ・オヘア国際空港

シカゴ・オヘア国際空港。シカゴにはユナイテッド航空の本社もある ©O'Hare Intl Airport

アメリカ中西部に位置するイリノイ州のシカゴ。日本人にはまだそこまでポピュラーな旅行先ではないかもしれませんが、世界的にはとても人気の高い旅先です。この記事では日本からの玄関口となる、シカゴ・オヘア国際空港について紹介します。  

ターミナルは4つ!巨大なシカゴ・オヘア国際空港

ターミナル1 Bコンコース©O'Hare Intl Airport

ターミナル1 Bコンコース©O'Hare Intl Airport

シカゴへの日本からの玄関口となるのが、シカゴ・オヘア国際空港(空港コード:ORD)。7本の滑走路がある巨大な空港で、年間8000万人以上が利用します。日本(東京)からの直行便は、ユナイテッド航空、アメリカン航空(2020/1/3まで)、ANA、JALが運航。所要時間は約12時間です。

シカゴ・オヘア空港には、ターミナル1・2・3とターミナル5の計4つのターミナルがあります(ターミナル4はありません)。日本発着便の到着ターミナルはどの航空会社でもターミナル5。一方、出発ターミナルは利用する航空会社によって異なり、ユナイテッド航空とANAはターミナル1、JALとアメリカン航空はターミナル3です。
 

シカゴでの入国・乗り継ぎの手続き

シカゴ・オヘア国際空港

とにかく広いシカゴ・オヘア国際空港。パブリックアートが多く、移動も楽しませてくれる

入国時は日本からの直行便はすべてターミナル5に到着します。入国審査には自動パスポートコントロール(APC)が導入されており、「KIOSK」という端末でパスポートチェックや顔写真が撮影でき、手続きは比較的スピーディ。この端末は、ESTA取得後、アメリカ入国後が2回目以降の場合に使えます(アメリカへの旅行ではESTAの登録も忘れずに!)。
 
乗り継ぎで空港を利用する場合には、入国審査のあと手荷物を受け取り、税関審査をうけて、手荷物再受託カウンターに預けなおします。その後、ターミナル間シャトル(ATS)で、所定のターミナルに移動します。なお、ターミナル1~3は隣接していて渡り廊下で結ばれているので、時間はかかりますが徒歩での移動は可能。ターミナル5だけが離れています。
 

シカゴ・オヘア国際空港のWi-Fi・両替

シカゴ・オヘア国際空港

無料Wi-FIのほかに有料Wi-Fiも

ほとんどのエリアでWi-Fiが使えます。“Boingo Hotspot””または“_Free_ORD _Wi-Fi”を選び、インターネットブラウザで、“Watch Ad to Connect”(広告をみて接続)を選んで接続します。広告なしの有料プランもあります。両替所・ATMは各ターミナルにあります。
 

シカゴ・オヘア国際空港で買えるお土産

ナッツオンクラーク(Nuts on Clark)

日本未上陸のナッツオンクラーク(Nuts on Clark)

空港で買える手頃なお土産としておすすめなのが、シカゴ名物のポップコーン。「Garret Popcorn(ギャレットポップコーン)」は日本にも上陸済みですね。本場の味をあえてお土産にしてもいいし、同じくシカゴ発のポップコーン店で日本未上陸の「ナッツオンクラーク(Nuts on Clark)」を選んでも。ターミナル1・2・3・5に店舗があります。

定番のチョコレートなら、シカゴ発の個性派チョコレートショップ「Vosges haut-chocolat(ヴォージュ オー ショコラ)」をチェック。シカゴ発ではありませんが、「Rocky Mountain Chocolate Factory(ロッキーマウンテンチョコレートファクトリー)」もアメリカでは有名です(※いずれもターミナル1と3に店舗あり)。

スポーツ好きなら、ターミナル2の「Chicago Sports(シカゴスポーツ)」で、シカゴを拠点に活躍するプロスポーツチームのオフィシャルグッズを買うのも一案。NFLチームのシカゴ・ベアーズ、NBAのシカゴブルズ、野球のシカゴ・ホワイトソックスなどのグッズがそろっています。
フィールド博物館のグッズ

恐竜の標本のレプリカは広い空港にあってもこの迫力!

シカゴの人気の観光スポットのひとつ、自然史博物館「フィールド博物館」のミュージアムストアが空港内にもあります。ここのグッズはとくに子どもたちに人気。博物館は恐竜の標本模型が有名で、空港内にもレプリカがあり、迫力満点です。
 

シカゴ・オヘア国際空港の免税店

化粧品や香水、お酒、タバコなどが買えるオーソドックスな免税店があります。高級ブランドショップは少なく、有名なのはコーチ、ブルックスブラザーズなど。ショップの一覧はこちらで確認できます
 

シカゴ・オヘア国際空港のカフェやレストラン

フードコート

サンドイッチやピザがそろうフードコート

シカゴ・オヘア空港の食事スポットは、カジュアルなものが主流。定番のスターバックスはそこかしこに見つかります。ターミナル1でいつもにぎわっているのが、ピザやサンドイッチを気軽につまめるフードコート「CHICAGO JAZZ FOOD COURT(シカゴジャズフードコート)」です。
 
シカゴのダウンタウンにもあるメキシコ風サンドイッチ店「TORTAS Frontera(タルタスフロンテラ)」も人気(ターミナル1・3・5に店舗あり)。軽くお酒を飲みながら搭乗を待ちたいという人には、ターミナル1のワインバー「Beaudevin(ボードヴァン)」もおすすめです。
 

乗り継ぎの時間つぶしにも!ヨガルームやキッズスペース

ヨガルーム

無料のヨガルームを完備 ©O'Hare Intl Airport

ヨガがポピュラーなアメリカの空港らしく、ターミナル3にはヨガルームがあり、6:00~22:00まで誰でも自由に使えます。 
ファミリーラウンジ

かなり広々としたファミリーラウンジ

ターミナル2には、家族連れにうれしいファミリーラウンジを完備。カラフルなイスもあるので、大人もゆっくりくつろぎながら、子どもをのびのび遊ばせられます。
 

シカゴ市内へのアクセスとシカゴの治安

 
シカゴの治安

シカゴ川沿いのプロムナードは春~秋の週末の夜は家族連れなどでにぎやか

空港から市内まではタクシーで約30分、シャトルバンで45~90分、電車(CTAトレイン、ブルーライン)で約45分です。

現在のシカゴは比較的治安のよい街です。とくにダウンタウンを中心としたエリアは活気があり、街の中心を流れるシカゴ川沿いは、週末ともなれば夜でも小さな子連れのファミリーが大勢歩いていて平和な雰囲気です。もちろん深夜や早朝の一人歩きは避け、タクシーを使うなど最低限の注意が必要なのは他の都市と変わりません。

南部のサウスサイドは治安がよくないとされるので行かないほうがよいですが、ダウンタウンに関してはシカゴは女性一人でも安心して旅ができる治安のよさ。建築、アート、グルメなど、思い思いの旅を楽しんでください。
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※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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