節約/通信費の節約

ドコモが迷惑メール対策に本気になれない理由 迷惑メールは未だにやってくる!(4ページ目)

iモードユーザーに勝手に送りつけられるDMなどの迷惑メール。今や社会問題と化していますがドコモが用意した対策は果たして有効なのでしょうか?ドコモが迷惑メール対策に本気になれない隠された本音とは?

執筆者:大串 明弘

●フィルタリング機能等を強化する
DMのほとんどはホームページの宣伝。よって必ずhttp://で始まるURLがメールに含まれる。URLが含まれるメールを条件付きで排除する(例えば、登録した友人のアドレス以外は排除)などできればかなりの確率でDMを排除できるのではないでしょうか?私はドコモが本気で迷惑メールを排除したいのであれば、せめてフィルタリング機能は付けるべきだと思います。

大量送信を規制する
あるメールサーバーから大量のメールが送られて来る場合、それを無制限に通過させず、何らかの規制をかけることも技術的には可能であると思われます。一定量以上のメールをiモードユーザーに送信する場合は許可制にするなど、iモードならではの規制も可能かと思われます。

迷惑メールの送信者に罰則を与える
法整備を進め、迷惑メールの送信者には罰則を与えるというのも手かと思います。現在でも迷惑メール受信者が原告団を作り送信者に対して損害賠償請求を起こすことも可能かと思うのですが、そのような動きはまだないようですね。

パケット料金を定額制にする
何はともあれ、パケット料金が定額になり迷惑メールを受信しても金銭的被害がなくなれば、インターネットメール同様、ユーザーにも無視するゆとりが生まれると思います。抜本的な解決ではないにしろ、これが一番てっとり早くユーザーも納得する方法ではと思います。今後はFOMAも登場し、携帯でも高速通信が可能になります。是非とも安価にインターネット使い放題プランを出して欲しいところですね。


■結論

400パケット無料はドコモにしてはなかなか思い切った策だとは思いますが、当面の間の「つなぎ的」対策でしか無いと思います。

ユーザーがメールアドレスを変更しても、業者は日々有効なメールアドレスを見つけ、リストに加えて行きます。そのリストが市場に出回れば、また前の悪夢の様な日々が戻ってくることでしょう。既にある程度のリストが出回っていると私は思っています。

結論としては、現在の対策では迷惑メールを防止できないということです。

一刻も早く、ユーザーが納得できる対策を立ててくれることを期待しています。

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