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ドコモが迷惑メール対策に本気になれない理由 迷惑メールは未だにやってくる!(2ページ目)

iモードユーザーに勝手に送りつけられるDMなどの迷惑メール。今や社会問題と化していますがドコモが用意した対策は果たして有効なのでしょうか?ドコモが迷惑メール対策に本気になれない隠された本音とは?

執筆者:大串 明弘

メール指定受信
内容
指定のメールアドレスからのメールのみ受信するようにできる(最大10件まで)。
評価
メールをくれる可能性のある友達等が10人以下の人にとっては、最も有効な手段だが、それ以外の人にとっては意味がない。
●メール一括拒否
内容
インターネット経由のみ拒否
iモード間のみ拒否
評価
インターネットメールを拒否してしまったら、ショートメールと一緒である!!
DMはほとんどがインターネットから来るので「iモード間のみ拒否」は意味ナシ。
●ショートメール一括拒否
内容
ショートメールをすべて受信しない。
評価
ショートメールは電話番号で送られるため、ショートメールを使わないのなら設定した方がよい。但し、この方法でDMが送られることは希であるし、iモードメールアドレスを知らない場合、ドコモユーザーならショートメールとしてメール送信できるので、設定しない方が良いかもしれない。
●シークレットコード登録
内容
電話番号1234@docomo.ne.jpのように電話番号のあとに4桁の任意の数字(シークレットコード)を登録できる。送信者は電話番号だけでなくシークレットコードも付けて送信しないと送れない。
評価
一見迷惑メール対策として万全に思えるが、シークレットコードを登録したメールアドレスからメールを送ると、相手がiモードなら大丈夫だが、それ以外の場合はシークレットコード部分が送信されないため、相手がそのまま返信できないという致命的な欠点がある。
●メールアドレスの変更
内容
iモードメールの初期設定メールアドレスは「電話番号@docomo.ne.jp」となっているが、3桁~30桁以内で、好みのメールアドレスに変更することができる。
評価
ドコモでは「なるべく桁数を増やし簡単に想定できないアドレスに変更することをおすすめ」等と言っているが、長くて覚えづらいメールアドレスにしたら、人にどうやって教えればよいのだろうか?その結果メールアドレスの入力間違えによる送信不可も頻繁に起こると思われる。
以前と比べ、相当な数の組み合わせができるが、それでもコンピューターに自動計算させメールを送信するシステムを作ってしまえば確実に使用されているメールアドレスを割り出せる。メールアドレスが業者に知られてしまうのは時間の問題
 ※設定方法等はこちらから。
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