キッチンでも食卓でも、丸みのあるデザインがかわいい「Nabe Kuro」
寒くなると食べたくなる鍋料理。鍋料理用の新しい鍋を探していたときに出会ったのが、友人でテーブルウェアのデザイナー・山内サチコさんの鍋「Nabe Kuro」。
「Nabe Kuro」は、見た目が丸くてかわいい! でも、単なる鍋料理のための鍋ではなかったのです。毎日使える高機能鍋で、すっかり我が家の料理に欠かせないアイテムになっています。
遠赤外線効果で素材のうまみを引き出してくれる
頻繁に作っている料理、野菜たっぷりのポトフ
「Nabe Kuro」の最大の特徴は、熱が全体に行き渡るドーム型の蓋。さらに、厚みを一般の土鍋の1.5倍ほどにしたことで遠赤外線効果が倍増。食材の栄養を損なうことなく芯まで温め、野菜でも肉でも素材のうまみを引き出してくれます。
この鍋ひとつで、鍋料理だけでなく、煮る、炊く、蒸す、焼く、炒めるなど、マルチに使えます。
職人さんがひとつひとつ丁寧に作る「Nabe Kuro」
「Nabe Kuro」は、美濃で150年続く、土鍋専門の老舗の窯元「丸志げ陶器」で製作されています。良質な粘土とこだわりの釉薬を使った独自の技術で、職人さんが一品一品丁寧に仕上げています。それゆえ、在庫が切れて、注文してから待つ場合もあります。
購入した日から様々な料理にチャレンジ!
「Nabe Kuro」を購入した日から、その遠赤外線効果を最大限活用して、様々な料理に挑戦しました! まずは基本の使い方を紹介します。ポイントは火加減を知ることです。最初に作った料理、ふっくらした金時豆が美味しい!
1.火にかけて、鍋をあらかじめ温めておきます。(強火よりやや弱め)
2.温まってきたら中火にして、材料を入れます。温度が下がってきたら少し強火にします。
3.煮込む場合は弱火にしてじっくり火を入れます。保温効果が高いので、火を止めてもしばらくは予熱が続きます。
なべ底はかなりの高温になるので、火からおろしたら鍋敷きの上に置きましょう。
では、私が作った「Nabe Kuro」料理のレシピを紹介します。
里芋ほくほくのけんちん汁
里芋ほくほくのけんちん汁
最初に野菜やキノコ、肉を炒め、だしを加えます。さらに里芋を入れて、蓋をとった状態で弱火で5分煮ます。火を止めて、蓋をして15分ほど蒸らします。このときに遠赤外線効果で、食材にじっくり火が通ります。
里芋が柔らかくなったところで再度火をつけて、味つけをし、最後に小松菜などを入れて出来上がりです。里芋のほくほく感、野菜の甘み、これまでにはなく美味しく出来上がりました!
鶏肉とキノコのクリーム煮
ふっくらした鶏肉とキノコが美味しい!
お気に入りの料理「鶏肉とキノコのクリーム煮」も「Nabe Kuro」で作ってみました!
最初に、塩コショウして大きめにカットした鶏肉を「Nabe Kuro」を使って油で軽く炒め、焼き色がついたところで火を止めます。
次にフライパンにバターを入れて、玉ねぎ、キノコ、ニンジンなどの野菜を炒め、小麦粉を加えて、さらに炒めます。鶏がらスープを少しずつ入れ、続いて牛乳を入れてクリーム状になったら「Nabe Kuro」へ。
弱火で煮て、火を止めて蓋をして15分蒸らします。最後に塩コショウで味を調えて、生クリームを入れて出来上がりです!
ふっくらジューシーな鶏肉と、マッシュルームやエリンギ、シメジ、マイタケなどをたくさん入れるとより美味しくなります。同様にシチューやカレーもできます。
さらにこんな料理も!
・おこげも美味しい! 炊き込みご飯グリンピースの炊き込みご飯
炊き込みご飯や白米も美味しく炊けます。鍋底のおこげも美味しい!
・かつ丼もふっくら美味しく!
かつ丼もふっくら仕上がります!
とんかつがあれば、簡単にふっくらかつ丼が出来上がります。
・焼き芋も驚くほどほっくほく!
サツマイモが驚くほどほくほくに!
付属のセラミック石を使って、焼き芋や焼き野菜も簡単に美味しく作れます。
様々な「Nabe Kuro」料理をご紹介しましたが、もちろん土鍋ですから鍋料理もできます。とにかく幅広い料理に対応可能、毎日使える便利でかわいい鍋なのです。
DATA
山内デザインプラス┃Nabe Kuro
サイズ:直径22cm(2~4人用、お米3合焚き)