生活雑貨

テーブルのマスコットになる、白山陶器の「とり型はし置き」

和食器にも洋食器にも合わせやすく、テーブルコーディネートのアクセントになる、オブジェのようなデザインの箸置きがあれば重宝しますよね。カラーコーディネートガイドの松本さんが、白山陶器の「とり型はし置き」を紹介してくれました。

松本 英恵

執筆者:松本 英恵

カラーコーディネートガイド

 
「とり」をモチーフとした白山陶器の「とり型はし置き」。白磁にやや青みのある釉薬がアクセントになっています

デザインから焼成までの全工程を自社で行っている
 

食器洗浄器を使うようになって、波佐見焼の白山陶器を愛用するようになりました。今回ご紹介する「とり型はし置き」は、カラーコーディネートガイドとしても自信を持っておすすめできるロングセラー商品。

愛くるしいルックスで、白磁の背の部分にはほんのり青い釉薬を留め掛けしてあります。はし置きとしての使い勝手は抜群、カード立てとしての機能も備えており、オブジェとしても楽しめますよ。

 

日本の家庭の食卓に合う「とり型のはし置き」

和食器はもちろん、洋食器にも合わせやすいシンプルなデザインが魅力です

1973年、モダンで親しみやすいはし置きをテーマとして作られた
 

食卓にはさまざまな料理が並びます。料理に合わせて洋食器や陶磁器を購入するのもよいですが、普段づかいにはカジュアルモダンが重宝します。私が器に合わせて最も使うのが、白山陶器の「とり型はし置き」です。

ジャンル問わず使えて存在感もあり、他の器や料理を引き立てるアクセントになります。背中の丸いくぼみは、おはしを揃えて置くのにちょうどよく、フォークやスプーンも細身のものならすっきり納まります。さまざまなテーブルコーディネートにしっくり馴染みますよ。

 

カード立てにもなる、優れたデザイン

名刺サイズのメッセージカードを斜めに折って、立てかけてみました

サイズは5.5×2.5×3cm、カード立てとしても使用できる


ピンと上向きに伸びた翼は滑らかで美しい造形で、カード立てとしての機能も兼ね備えています。ホームパーティの際は、名刺サイズくらいの紙をネームカードとして置いたり、メニューを書いて立てかけたりといった使い方ができます。

オブジェとしても楽しませてくれる、このはし置きが発売されたのは1973年。実用性もあり、品が良くかわいらしいデザインの「とり型はし置き」は、40年以上愛用され続けるロングセラーとなりました。

 

カジュアルモダンな白山陶器の魅力

長崎県の盆地にある波佐見町は、江戸時代から日用食器の生産に取り組んできました。1978年、通産省によって伝統工芸品に指定された波佐見焼の中でも、「白山陶器」はグッドデザイン賞を受賞するなど、洗練された器づくりが高く評価されています。

白磁特有の艶やかな白は、和洋中どんな料理にも馴染みます。主張しすぎないすっきりとした白は、毎日の食卓をおしゃれに演出してくれます。

 

DATA
白山陶器 | とり型はしおき

素材:磁器
サイズ:W5.5xD2.2xH3cm
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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