夫婦の嘘で、許していい嘘VSダメな嘘!
夫婦の間に嘘はあり!?
そうです。嘘は悪い行いです。ただ「嘘も方便。使い方しだいで相手を救う」ということも、厳しい世界を生き抜く大人たちは理解しているはず。嘘には、これなら許されるOK嘘と、絶対ついてはいけないNG嘘があるのです。
それでは夫婦間でのOK嘘とNG嘘を分類してみましょう。
これなら許してあげよう! OK嘘
1. 他者が傷つくのを防ぐ、衝突を防ぐ嘘
<例>
妻「私、ほうれい線できて、老け顔になってきたかな?」
夫「いいや。隣の奥さんより5歳は若く見えるよ」(隣の奥さんが年下と思われる場合に有効)
2. 見栄を張る嘘
<例>
妻「祐斗の算数の宿題見てやってよ」
夫「よし。俺は高校時代数学は学年トップだったんだぞ」(文系にすすんだくせに……)
3. 妻へのサプライズ嘘
<例>
夫「今日は結婚記念日だね。いつもありがとう」とプレゼントを差し出す。
妻「え? 記念日は特に何もしないって言ってたじゃない! うれしい」(期待していなかったぶん妻は喜ぶ)
ついてはいけないNG嘘
1. 女性関係の嘘
<例>
妻「何? このハートスタンプのLINE。オンナからでしょ。二人でどこ行ったの?」
夫「職場の後輩が相談があるっていうから聞いただけだ」(たとえそうだとしても妻には100%不信感が残る)
2. お金関係の嘘
<例>
妻「私に内緒で中古バイク買ったの? 大きいもの買うときは相談しようって言ったじゃない」
夫「違う違う。友達がくれたんだ。もう乗らないからって」(あとでローンのハガキが来てばれることに)
3. 仕事関係の嘘
<例>
夫「昇級したぞ。課長だ。上司に認められたんだ」
妻「おめでとう! よかったー」(その後、子会社への出向と発覚。通勤時間は倍の距離に……)
OK嘘はご覧の通り、ほのぼの感が漂います。トホホと苦笑いして、それ以上責めようがない夫の嘘は「生活の潤滑油」として許しましょう。「男は永遠の少年論」です。寛大な母の気持ちで笑い飛ばしましょう。
対してNG嘘は、放置してはいけません。喧嘩するのではなく建設的な夫婦会議を。NG嘘に分類できると感じたら、その場でまず一呼吸。翌日に怒りがトーンダウンした状態で会議の場を持ってくださいね。
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