電源のON&OFFは頻繁にしない+除湿機能の活用
基本となるのが、エアコンにかかる電気代です。朝から晩まで、まさに一日中エアコンをつけている人も少なくありません。したがって、夏になると電気代が家計を逼迫することはよくあります。まず押さえておきたいのが、スイッチのこと。節約のためにと、こまめにONとOFFをする人がいますが、エアコンの自動運転はいったん温度が下がると、少ない電力で室温をキープすることができるのです。つまり、エアコンの機種などにもよりますが、ちょっとした外出であれば、そのままつけておく方が結果的に電気代の節約につながります。
これとあわせて活用したいのが除湿機能です。部屋の温度が下がったら弱冷房除湿にすると、少ない電力で室温をキープすることができますので、ぜひ活用してみてください。その他にエアコン&扇風機の組み合わせも王道ですね。
夏だからこそ電源をOFFにして節電!
まずチェックしておきたいのがトイレの便座。健康上の理由などから、ある程度の温度を保たなければならない人もいるかもしれませんが、それでも真冬と同じ温度では高すぎます。不要ならば思い切って電源を抜くのも手ですし、温度を下げるのはマストですよ。炊飯器にも注目。夏になると「ご飯」を食べる機会が少なくなる人もいます。それならば保温機能を止めてみましょう。炊いて残ったご飯は冷まして冷凍。これを心がけるだけで、電気代の節約に役立ちます。
冷蔵庫の中身もチェック。夏は食品の足が早いので、冷蔵庫をフル活用という人もいるかもしれません。一方で、冷蔵庫内のストックが少ないという人もいるのではないでしょうか? 冷蔵庫に余裕があるのなら、設定温度を上げておくだけで節約につながります。
使わなくてもよい電気はこの際、コンセントを抜いておきましょう!
アナログですが、打ち水をして温度を下げるという方法も
家具の配置を変えて風通しを良くする
本来であれば、公民館や図書館などの公共施設へ出かけて、涼しく過ごすのが夏の電気代節約術の鉄板でした。しかしながら、相変わらずコロナ禍が続いているため、公共施設へ出かけることはおすすめしません。そこでやってみてほしいのが、整理整頓と室内のレイアウト変更です。
その理由は、要らないものを片付けるとその分のスペースが空きますし、風を遮るような家具の位置を変えるだけで風通しが良くなり、涼しくなるからです。
ただし、いくら風通しが良くなっても、熱気ムンムンの風では暑いですよね。たとえば室外に葦簀(よしず)などで日陰を作り、冷ました風を室内に取り入れるようにすると、涼しい風が入ってきますよ。
実はこの対策、換気もできるためコロナ禍にもマッチした方法です。ぜひ、試してみてください。
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