2019年6月16日は父の日らしい。『楽天インサイト』がアンケートで調査したところ、母の日にプレゼントを贈る人は39%なのに比べ、父の日はわずか28%と少なめである(2018年調べ)。
こういった儀式めいたことに興味のない僕の偏見に満ちた印象かもしれないが、プレゼントを贈っているという人も「母の日はプレゼントしたし、お父さんに何もしないわけにもなぁ……」とか「義理の父に付き合いで仕方なく……」という消極的な理由の方が多いのではないだろうか。
消極的ならばプレゼントのチョイスはお手軽な予算で最大限喜んでもらえるものがいい。そこでイチオシしたいのが「MEG-CD」だ。昭和初期から80年代までの歌謡曲全盛期のレコードを、デザインまで忠実に再現し、CDとして復刻した商品。音楽好きなお父さんならきっと懐かしさを感じて喜んでもらえるだろう。
レコードをそのままのデザインでCDに!
いま40代半ば以上の方なら、実際にレコードを買った経験のある方が多いのではないだろうか。しかし、80年代後半にはCDへの買い替えが進んだため、処分してしまっていたり、レコードはあってもプレーヤーがないという方がほとんどだと思う。「青春時代、レコード盤が擦り切れるほど聴いたあの曲をもう一度……」そんな需要に応じて開発されたのがこのMEG-CDなのだ。
曲を聴くだけなら配信サイトやベスト盤CDで聴く手段もあるが、やはり昔買ったままのデザインで手に取れるという部分は代えがたい感動がある。演歌、グループサウンズ、フォーク、アイドルなどレパートリーはたいへん豊富。
気軽なお値段で、 お父さんと会話も生まれるかも?
たとえば、今年50歳のお父さんなら小泉今日子やおニャン子クラブ、60歳のお父さんなら岩崎宏美やアリスという具合に幅広い層に対応できる。しかもシングル1000円程度、アルバムでも2000円程度で購入できるのでお手軽だし、これをプレゼントしたことがきっかけで会話が生まれる相乗効果もあるかもしれない。
僕も実際に、音楽界の恩人である加賀テツヤさんが所属したリンド&リンダース『銀の鎖』のMEG-CDを購入したことがあるが、実際に手持ちのレコードと較べてもまったく雰囲気を崩さない再現具合に感心したものだ。
「MEG-CD」は現在、AmazonやTOWER RECORDSなど複数のショップで購入可能。TOWER RECORDSの渋谷店、新宿店、梅田大阪マルビル店では各店内で製造しているので即日受け取りも出来るそうだ(2019年5月現在)。まだ父の日のプレゼントで迷っている方は、ぜひ紹介サイトをご覧いただきたい。
DATA
株式会社ミュージックグリッド|MEG-CD