日本初! 4GBのHDDを搭載した音楽特化携帯電話「W42T」
ついに登場となったHDD搭載携帯電話。4GBという大容量が魅力だ |
今回発表となった7機種のうち、まず注目に値するのが、日本初となる4GBの大容量HDDを搭載した「W41T(東芝)」だ。
0.85インチという超小型のHDDを内蔵し、約2000曲もの音楽を保存しておける。総合音楽サービス「LISMO」を思う存分、楽しめるスペックとなっている。
また背面に音楽操作専用のキーを配置しており、端末を閉じたままでも再生や次曲の移動が行える。さらに、7機種では唯一、ブルートゥースを搭載している。再生した音楽を別売りのブルートゥースヘッドフォンを使って、ワイヤレスで聞くことができる。さらにブルートゥース対応のスピーカーが同時期に発売されるので、それを使うことで、部屋のなかでもワイヤレスで音楽を楽しむことができるようになっている。
HDDや専用キーなど音楽に重視したモデルとなっているが、HDDへの耐衝撃性を重視したため、本体サイズがやや大きい。それが数少ない欠点といえるだろう。
心地よいデザインが印象的な「neon」
深澤直人氏によるデザイン。細部に渡ってこだわりが反映されている |
「neon」は「au design project」の第5弾製品となる。「INFOBAR」を手がけた深澤直人氏がデザインを担当している。
同じ厚みの四角い板が単純に2つ重なったようなシンプルな仕上がりとなっている。触ってみると心地よく、ボタンが大きく作られており、見た目以上に使いやすいと感じる。
フラットな背面は赤色LEDが埋め込まれており、時計や音楽再生時間、電池残量などが浮かび上がるように表示されるのがポイント。充電台に置くと、卓上クロックとして使える。
これまで「au design project」の製品は、デザインは秀でるが、スペック的には他機種に劣るという傾向があった。しかし、この「neon」は定額制のWINに対応し、さらに「LISMO」などの新サービスに対応している。スペックとデザイン、そして使いやすさを求めるユーザーに最適な一台だ。
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