今年住宅購入、すでに手持ち資金もなく、家計も赤字です……
皆さんから寄せられた家計の悩みにお答えする、その名も「マネープランクリニック」。今回の相談者は、今年住宅購入、来年に第3子を希望されている39歳の会社員女性。ただし、現在の手持ち資金は100万円。毎月の家計からもボーナスからも貯蓄が難しく、教育資金は用意できるか不安とのこと。ファイナンシャル・プランナーの深野康彦さんがアドバイスします。※マネープランクリニックに相談したい方はコチラのリンクからご応募ください。(相談は無料になります)■相談者
チョコソースさん(仮名)
女性/会社員/39歳
関東/賃貸住宅
■家族構成
夫(会社員/40歳)、子ども2人(4歳・2歳)
■相談内容
3人目が欲しいがどれほど収入を伸ばす必要があるでしょうか。現金が少ない、お金が貯まらない、もっと節約できる部分も見えない状態です。今年住宅購入を控えているのですが(ローン総額3400万、35年、変動で組む予定)不安です。ペアローンを考えていて、その場合、夫の保険を少し減らして妻が夫のローン分程度の死亡保険に加入も考えているが、保険をかけすぎている気がする。
■家計収支データ
■家計収支データ補足
(1)ボーナスの使いみち(昨年例)
・旅行、帰省 15万円
・小遣い 7万円
・洋服・スーツ等 5万円
・保険 17万円
・季節イベント(クリスマス、年賀状、お節料理代、お中元お歳暮)8万円
・誕生日 5万円
・家電 4万円
・生活費補填 5万円
・クルマの維持(税金、備品)6万円
・他必要雑貨類(眼鏡やコンタクト、スマホ等)4万円
・貯蓄 10万円
(2)加入保険について
【夫】
(1)定期保険=保険料1万4000円
(2)年金型保険=保険料1万円
(3)共済=保険料1000円
【妻】
(4)死亡・医療保険=保険料6000円
(5)ドル建て養老保険=保険料100米ドル
(6)ドル建て養老保険=保険料751米ドル(半年払い)
(7)ドル建て養老保険=保険料359米ドル
(3)購入予定の住宅について
新築一戸建て購入予定、住宅ローンは固定資産税、将来の修繕費用の積立等のランニングコスト込みで月11万円を想定。
(4)第3子について
希望出産時期は1-2年以内。
(5)夫婦の定年と退職金について
ともに65歳まで再雇用制度あり。退職金は夫婦合わせて800万円ほど。
(6)教育費について
高校までは公立を希望しているが、高校は私立に入学する可能性もあり。
■FP深野康彦の4つのアドバイス
アドバイス1 貯蓄ペースを上げるしか対処法はない
アドバイス2 外貨建て保険はリスクと考え、払済保険に
アドバイス3 ボーナスの半分は貯蓄に回したい
アドバイス4 60歳以降も元気に働くことが有効な老後対策
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