31歳からの恋愛相談室/澤口珠子さんの回答

好きな人の前でつい「いい子」を演じてしまう自分がイヤです

【31歳からの恋愛相談室/アドバイザー:澤口珠子】気になる異性の前だと、つい「いい子」を演じてしまう相談者さん。まったく自分らしい会話や行動ができないのが悩みだそう。そうなってしまう原因と、猫かぶりをやめて自然体でコミュニケーションがとれるようになるために、まずトライすべき「具体的行動」をお教えします。

執筆者:All About 編集部

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31歳からの恋愛相談室:今回の回答者は澤口珠子さん

31歳からの恋愛相談室:今回の回答者は澤口珠子さん

31歳からの恋愛相談室:今回の回答者は澤口珠子さん

オトナ女子の恋活・婚活にまつわる悩みにお答えする、その名も「31歳からの恋愛相談室」。今回の回答者は「澤口珠子さん」が担当します。


■澤口珠子さんプロフィール
今回の回答者:澤口珠子さん

今回の回答者:澤口珠子さん

自身もネット婚活で結婚!女子力アップ/婚活コンサルタント

理想のパートナーを引き寄せる、外見・マインド作りのプロフェッショナル。自身が3カ月で104人の男性とデートした経験を元に「ネット婚活のノウハウ」を提供中。レッスンやコンサルには全国各地・国外から申込が集まる。『はじめてのネット婚活』他著書多数。

HP:オフィシャルホームページ
twitter:@tamakosawaguchi
 

お悩み:好きな人の前で素が出せなくて、苦しいです

お悩み:好きな人の前で素が出せなくて、苦しいです

お悩み:好きな人の前で素が出せなくて、苦しいです

■くみさん(29歳・営業)のお悩み
少しでも気になる人を前にすると、まったく自分らしい会話や行動ができないのが悩みです。自分でもびっくりするくらい、猫を被ってしまいます……。
 
たとえば、普段はおしゃべりなツッコミキャラなのに、デートだとつい、おとなしく聞き上手のふりをしてしまったり。「何食べたい?」と聞かれたら、本当はカツ丼や焼き肉などのガッツリ系が食べたいのに「パスタかな~」なんて答えてしまいます。
 
他にも「自炊はたまにします」なんて嘘をついてしまったことも。本当は、火を使うのは袋ラーメンを作るときくらいのくせに。
 
こんな風に、とにかく女の子らしく、優等生のようにふるまいがちです。友人からは「無理しなくていいのに」と言われますが、いちいちわざとやっているわけではなく、とっさにやってしまうんです。
 
もっと自分らしく、素を出して接するには、どうしたらいいのでしょうか。
 
ちなみに以前、お酒で緊張をほぐそうとして飲みすぎたことも。タガが外れて、中学生男子のような下ネタを連発してしまい、静かにドン引きされました。もうこんな失敗は繰り返したくありません。助けてください!
 

アドバイス1:「お母さんからの愛情不足」が原因の可能性も

アドバイス1:「お母さんからの愛情不足」が原因?

アドバイス1:「お母さんからの愛情不足」が原因の可能性も

好きな人の前で自分を出せない女性、本当に多いんですよね。反面、自分が意識していない男性の前だとガンガン素を出せるので、逆にすごく好かれる……なんて悪循環も。
 
どうしてこういうことが起きるかっていうと、原因はとてもシンプル。「本当の自分だと嫌われる」という思い込みが自分の中にあるからなんですよね。つまり、自己肯定感がすごく低いんです。
 
だからいい子を演じたり、ときには彼にとって都合のいい女になって損してしまう。それぞれに原因がある中で、自己肯定感が低い人がたいてい当てはまる大きな原因が1つあります。
 
幼少期、お母さんからの愛情を十分に感じることができなかった記憶はありませんか? 長女は特に、そういう記憶がある方が多いです。たとえば、お母さんが下の子の世話にかかりきりになり、甘えたいときに甘えられなかったとかね。
 
無条件の愛をもらえなかった(という自分が勝手に作った思い込み)から、お母さんが求めるいい子になって、お母さんに愛してもらおうとする。それが、生まれて一番最初にできあがった対人関係なので、大人になってもその方法しか分からない。だから、男性に愛されるためにも同じことをしてしまうんです。
 
こういう話は、記憶をものすごく掘り下げていかないと、なかなか思い出せない場合がほとんどです。辛い記憶って、忘れていることが多いから。でも深堀りしていくと、「たしかに私そうだったかも」って思い出してくるものなんです。なので、ゆっくり思い出してみてくださいね。
 
こういうマインドの部分が整っていないと、どんなに恋愛テクニックを磨いても、どんなにマッチングアプリで出会ってもうまくいかないもの。逆にこのマインドの部分さえ整えれば、恋愛テクニックがなくても、コミュニケーション下手でも、出会いの数が少なくても、意外とうまくいきます。
 
だから、まずは些細な思い出でも、自分の中に原因を見つけてみましょう。それをいったん自分の中で認めて、受け入れたところで、初めて前進できようになりますよ。
 

アドバイス2:メニュー選びは「1秒」で!

では次に、「自己肯定感」を上げる方法について考えていきましょう。まずは「直感力」を身につけるよう、普段から心がけて生活してみてください。
 
だいたい、自己肯定感が低い人って、「思考優先」になっているんです。だから、いつも迷ってばかり。普段の生活の中でも、洋服選びやメニュー選びに、長々と迷ったりしていませんか?
 
「思考優先」の人は、何事に対しても迷ってしまうんですよね。その結果、ぐるぐる考えて何も行動を起こせないで終わる。婚活や恋愛でも同じです。
 
難しいと思うかもしれませんが、そんな方には全部「1秒」で決めることを習慣づけるのがおすすめです。コツは「思考」ではなく「感情」で決めること。それが直感力に繋がります。
 
この習慣を続けていくと、男性と会った瞬間に「ご縁がある・ない」というのも自然と分かるようになりますよ。自然と、いいご縁を引き寄せることができるようになります。
 
ご縁っていうのは結婚相手かもしれないし、ただのお友達かもしれない。でも「この人とはずっと関係が続くな」っていうことまでは自然に分かるんですよね。
 
私自身も「直感」を大事に過ごしてきた結果、それが分かるようになりました。だから、結婚前に出会った男性で「ご縁がある」と思った人とは、お互い結婚しても友人として続いていたりします。
 
……と言っても、今までなかなか何も決められなかった人が、急に「直感」で動くのは難しいかもしれませんね。そんな人は、まずは「五感」を鍛えてみることから始めてみるのがおすすめです。
 

アドバイス3:「五感」が鈍っているかも? まずは自然に触れてみて

アドバイス3:「五感」が鈍っているかも? まずは自然に触れてみて

アドバイス3:「五感」が鈍っているかも? まずは自然に触れてみて

第六感である「直感」を働かすことが難しいのであれば、それより先に「五感」を鍛えるところからスタートしてみて。こういうお悩みを持つ方は、「直感」以前に「五感」がかなり鈍っているのです。「五感」とは視覚、嗅覚、味覚、聴覚、触覚です。
 
おすすめなのは、自然に触れること。自然は、全部「本物」。偽物がありません。なので触れるだけで、いろいろな感覚を磨いてくれるんです。成功者で自然の中に別荘を持つ方が多いのは、五感を磨いて直観力を研ぎ澄ますためなのです。近頃だと、自然の中にセルフリトリートしに行く女性も増えていますよね。
 
遠出するのは難しくとも、明日からも「自然に触れること」はできますよ。たとえば、仕事のランチタイムは公園でお弁当を食べるとかね。
  
まとめると、彼の前で素を出せないのは、前提として「自己肯定感」が低いことが原因と自覚すること。まずはマインドを整えて、下がってしまった「自己肯定感」を高めるところから始めましょう。

いつもオフィスで食べているランチを公園で食べてみるだけでも、何か変わるはずですよ!
 

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Q.婚活中、付き合いたいと思えるような人に出会えません
Q.下ネタが苦手で、周りからノリが悪いと言われます
 
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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