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(C)2003 Warner Bros. All Rights Reserved
(C)2003 Village Roadshow Films (BVI) Ltd.
2003年夏、全国松竹・東急系にて公開
さてさて、「何であなたは携帯電話ガイドなのに、映画を語っているのかな??」と疑問に思われた方、申し遅れてすみません。今回は、この「マトリックス リローデッド」に登場する『マトリックスモデル携帯電話』をご紹介しようかと思いまして。その携帯電話の正式モデル名は、「SPH-N270」。韓国の電子メーカーであるサムスン電子が映画スタッフによるデザインのもと、開発を行ったものです。
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日本での販売予定はなく、また、米国で購入しても日本で利用することはできないのが残念なところ。おまけに、販売価格は500米ドル前後と決して安いものではありませんが、米国では発売と同時に即売り切れの状態。日本サムスンにも未だ実物が届かないほど、超レアなモデルとなっているそうです。これは映画で拝ませてもらうしかない、と思いきや、映画の中でも数カットほど、重要な場面でちょっぴり姿を現す程度。みなさん、どうぞお見逃しのないように!
開発メーカーのサムスン電子ですが、現在携帯電話の世界マーケットシェアは第3位。その他、電子レンジやカラーモニター、液晶パネルなどは、世界第1位の実績です。まさに、アジア発のグローバル企業と言えるでしょう。今回のマトリックスとのコラボレーションについて、サムスン電子側からは、「20~30代層でもっとも世界的にホットな映画。私たちのプロモーションとして申し分ない」というコメントがありました。
ところで、「マトリックス リローデッド」を見終えて、ちょっと印象に残っているのは、映画のポイントとなるシーンでアジアンテイストが多く盛り込まれていたことです。例えば、刀。戦っている最中、急に武器が日本刀になっていたりとか。また、キーマンとなる人物がみなアジアの方だったり。マトリックスモデル携帯電話の開発メーカーとして、韓国のサムスン電子が選ばれたのは、その辺りの映画の趣向とも関係があるのでは、と私自身は推測してみました。
それでは、みなさまも「マトリックス リローデッド」をご覧になるなら、ぜひケータイもチェックしてみてくださいね!