青森の観光・旅行

青森駅周辺の素敵なショップ&カフェ(3ページ目)

新幹線や飛行機で帰路につくまで、まだ少し時間がある。そんな時は青森駅に立ち寄って、駅周辺を散策してみてはいかがですか。青森生まれのアイテムを探したり、地域の人に愛されているカフェに立ち寄ったり。もうちょっとだけ青森で、心地よい潮風を受けながら……。

執筆者:井藤 雪香

kotabi(コタビ)
kotabi

昭和の佇まいが残る「ニコニコ通り」にあります

ちっちゃいたび、コタビ。名前のとおり店内には、青森を旅していることが実感できるような商品がぎっしりと詰まっています。

たくさんある青森の特産品の中から、オーナーさんが、“日常の中に自然にプラスできる、温かみのある商品”をセレクト。2012年にオープンしたばかりの新しいショップです。

 
取り扱い商品はBUNAKO、木村木品製作所、わにもっこ、イシオカ工芸、津軽金山焼き、北洋硝子など。どれも青森、特に津軽地域の職人さんによる手仕事で、シンプルだけどデザイン性の高いものばかりです。
kotabi店内

職人さんの技が光る品々。木や土など素材の温かみが感じられます

青森のスタイリッシュな手仕事といえば「BUNACO」。日本一の蓄積量を誇る青森県のブナの木を、独自の製法で仕上げた木工品です。モダンなデザインで数々の賞を受賞。kotabiには、テーブルウエアやランプなどのインテリアアクセサリーが並びます。
kotabi店内

青森県のブナの木を使ったモダンな木工品「BUNACO」

木村木品製作所のりんごの木の製品も注目。さまざまな理由から不要になったりんごの木を再利用したいという想いから、難しいとされていた加工のノウハウを身につけ生まれたそう。りんご王国青森ならではの手仕事です。kotabiでは、iPhoneケース(取材時はiPhone5用のみ)や箸、デザート皿を取扱っています。
kotabi店内

りんごの木のiPhoneケースは人気商品。写真右が新品。使いこむと、写真左のように味が出てきます(5,100円)

南津軽の里山で無垢の木の家具やモノを製作している工房「わにもっこ」の製品もありました。「森のあしあと 青森の自然」シリーズの木製食器には、さまざまな動物のあしあとが。「何のあしあと?」とお皿を裏返してみると……ツキノワグマやホンドギツネなど、あしあとの主の姿が刻まれています。
kotabi店内

青森の自然を食卓で感じることができる木製食器です(小1,575円)

青森伝統工芸品「津軽びいどろ」を作る北洋硝子からは、カラフルなクリスタルカラーのタンブラーをセレクト。パレットを彩る絵の具をイメージして作られているため、色数が多く華やか。透明感もあります。ですが、唯一「ブラック」だけは透明度ゼロ。いろいろと組み合わせて楽しめる「ダブルF」シリーズです。
kotabi店内

カラフルなダブルFシリーズのタンブラー

木村木品製作所やわにもっこなどによる子ども向けの木工品も多く並びます。インテリアに映えるもの、遊び方がおもしろいもの、さまざまな木の感触を楽しめるもの……職人さんならではのこだわりの玩具がこれだけ集まっているのも、kotabiの魅力です。
kotabi店内

職人さんがじっくりと作った、こだわりの木製玩具が並びます

気さくなオーナーさんとのおしゃべりも楽しめるkotabi。青森の手仕事について、いろいろと教えてくれます。旅終盤に立ち寄っても、新たな発見があるかも!?

住所:青森市新町1-5-6
TEL:017-723-0723
アクセス:JR青森駅より徒歩約5分
営業時間:10:00~18:00
定休日:不定休
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