年に2回。会社員や公務員の方にとって、嬉しいボーナスがあります。しかし、毎年のボーナスを使った後、「果たして、こんな使い方でよかったんだろうか?」と、不安になる方も多いでしょう。
 
そこで今回は科学的に効果実証済みの、「後悔しないボーナスの使い方」をご紹介します。本記事をきっかけに、満足のいくボーナスの使いみちを見つけていただけたら嬉しく思います。
 
後悔しないボーナスの使い方3つ

ボーナスは満足のいく使いみちを!

 

ボーナスの使い方その1:節税しつつ投資&貯金

「ボーナスが入ったから貯金しよう!!」と考える方もいるでしょうが、この方法はちょっと甘い。節約大好きな僕が推奨したいのが、「節税しつつ投資と貯金を同時にこなす!」という使い道です。
 
最近は、会社員や公務員も使える節税制度が充実してきました。特に「iDeCo(イデコ)」や「ふるさと納税」といった節税制度は、ほぼ確実に得することができる数少ない制度ですから、ぜひとも利用したいところ。
 
中でも、僕がオススメしたいのはiDeCoです。iDeCoで貯金したお金は、そのまま所得控除の対象となるので、お金を貯めれば貯めるほど節税できます。
 
具体的なボーナスの使い方としては、「ボーナスをiDeCoで引き落とし、投資に回す」「節税によって還付された税金を、貯金に回す」という二段活用です。すこし乱暴な言い方ではありますが、ボーナスを使ってもうひと稼ぎしてやろう(≒節税しよう)という考え方ですね。
 
僕としては、せっかく稼いだお金なのだから、これくらい「したたかに」活用するくらいでちょうどよいと思うのです。
 

ボーナスの使い方その2:時間を買う

やりくり上手な方は「時間」を大切にするものです。お金と幸せに関する著名な心理学者エリザベス・ダンらの研究(1)によると、「お金よりも時間を重視した方が幸せになれる!」のだとか。
 
そこで、僕がオススメしたいのが「時間を買う」ことです。特に「時短につながる家電を買う」ことです。
 
ある記事に掲載された調査(2)によると、時短につながる家電として、洗濯の時短につながる「ドラム式洗濯機」や、掃除の時短につながる「お掃除ロボット」などの商品を購入した既婚女性は、満足度が高かったことが分かっています。
 
必要最低限の家事を終わらせるだけでも、時間が必要です。時短家事を1つ取り入れるだけでも、自由時間が増えると期待できます。自由時間ができれば旅行などに行かずとも、日常生活が大分ラクになるはず。まだ時短家電を持っていない人は、検討してみる価値があるでしょう。
 

ボーナスの使い方その3:経験を買う 

エリザベス・ダンらの別の書籍(3)によれば、「モノを買う以上に、経験を買うことの方が幸福につながる」のだとか。
 
先述した「時短家電」も、自由時間という「経験」を買っているからこそ、満足度の向上につながるのだと考えられます。ですから、時短家電に限らず、「経験につながる」ことに出費をするのであれば、それは後悔しないボーナスの使い方になると期待できます。
 
経験を買う方法としては、「旅行へ行く」「コンサートへ行く」「特別な食事へ出かける」といった手段が考えられます。そして、いずれも「誰かと一緒に過ごす」ことができると、ベストです。
 
経験が残る買い物は記憶に残ることで、時間が経つほど「価値が高まる」買い物とも言えます。経験とは対照的に、高級車やマイホームといった買い物は、幸福につながりにくいことが分かっています。買い物で後悔をしたくない方は、「モノよりも経験!」と覚えておくとよいでしょう。
 

まとめ 

どんなにお金を稼いでも、上手な使い方が分からなければ、それは宝の持ち腐れです。後悔につながる支出をしないよう、本記事の内容が少しでも参考になれば嬉しく思います。
 
ちなみに、ボーナスの受け取り時は、「無駄遣いが増える」時期としても知られています。ボーナスの無駄遣いを防ぐ方法についても、過去に取り上げたことがありますので、本記事と併せてご活用いただければ幸いです。
 
【関連記事をチェック!】 
【参考文献】
  1. 記事:Ashley V. Whillans, Aaron C. Weridman, and Elizabeth W. Dunn, 2016, "Valuing Time Over Money Is Associated With Greater Happiness", Social Psychological and Peresonality Science, 7(3), pp. 213-222
  2. 記事:エンタメウィーク, 2016, "生活家電で"満足度"が高いのは?第1位は作業が楽になり節約にもなる"あの製品"", 2018年12月9日時点
  3. 書籍:エリザベス・ダン, マイケル・ノートン, 2014, 『「幸せをお金で買う」5つの授業』, KADOKAWA
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。