簡単に身につく、食費節約になる買い物術
節約したい費用の中で、いつも上位にあるのが食費。しかし節約方法を誤ると、健康によくない食生活になったり、手間がかかって長続きしなかったりします。今回は簡単節約術として、無理をしないでも食費を節約できる買い物テクニックと習慣をご紹介します。食費節約になる買い物テク1:お得情報をしっかり仕入れる
その日、お買い得になっている商品を知る手段として、新聞折り込みチラシがあります。チラシの中でもその日の枠の中で一番大きく掲載されているものが、お得度が高い商品です。まずは大きな枠からチェックしていきましょう。最近では新聞を購読していないという家庭も増えてきましたが、インターネットでチラシを見ることができるサイト「Shufoo!」などがあります。従来の新聞折り込みチラシでは自宅近所のスーパーのチラシしか入らなかったところ、このようなチラシサイトでは住所を指定すれば希望のお店のチラシを見ることができるので、働いている人ならば会社近くのスーパーのチラシを見ることも可能です。
またスーパーについたら、入り口にあるホワイトボードをチェックしましょう。ここにはチラシの印刷に間に合わなかったその日の特売品が掲示されていることがあります。
食費節約になる買い物テク2:スーパーの歩き方
スーパーの中では、お買い得品が並んでいるエリアがある程度決まっています。まずはスーパーに入る前のエリアや入り口を入ってすぐのエリア。ここには人目を引くためにお買い得品が並んでいます。次に「シマチン」と呼ばれるエリア。背の高い棚ではなく、大きなワゴンや出島のように独立して陳列されているエリアです。ここも目立つ場所のため、その日のお買い得品が並んでいます。
続いて「エンド」。これは背の高い陳列棚の両端、陳列棚の方向とは直角になる側を指します。ここは人の通り道となっているため目につきやすく、エンドには「その日」よりも期間が長い、「今週」とか「今月」安くなっているものが並べられている可能性が高いエリアです。
あとはお店によって場所はまちまちですが、賞味期限が短くなった見切り品が集められているワゴンの場所も、食費節約のためにはチェックしたい場所です。ただし、期限内に食べきるものだけを買うことが大前提です。
食費節約になる買い物テク3:安定して安く売っているものを買う習慣をつける
チラシなどを見比べたりしなくても、安定して安く売っている商品や店というものがあります。プライベートブランド商品や業務用商品は、スーパーの特売品ほど安くなくても、安定して安い商品が並べられています。プライベートブランド商品や業務用商品は宣伝広告費を省いたり、簡易パッケージにしたり、流通をカットすることによって価格が抑えられています。
食費節約になる買い物テク4:ネットスーパーを利用する
スーパーに行くのではなく、ネットスーパーを徹底的に利用するというのも、食費節約につながります。ネットスーパーとはイオンやイトーヨーカドー、最近サービスが始まった楽天西友などのサービスです。一般的なネットショッピングと違い、近くのスーパーからの配達になるので、注文して最短3時間で届けてくれるお店もあります。基本はその日か翌日のオーダーまでしか受け付けていません。ネットスーパーでの買い物が食費節約になる理由はいくつかあります。まず、買い物というのは実店舗に行くとテンションが上がってしまい、そのとき必要ないものまで買ってしまうという危険がありますが、ネットスーパーであれば自分の好きなタイミングで冷静に商品を選ぶことができるということ。
また合計金額が常に表示されているため、「買いすぎたかな」と思ったらカートから削除するだけなのも、節約に役立つ理由の1つです。これが実店舗だと元の売り場まで返しに行かなければならないので「まぁいいか」と買ってしまうことになります。
またネットスーパーでの買い物手続きを家でやれば、在庫の確認をしながら発注できるため、ダブって無駄に買ってしまうということが防げ、節約になります。
食費節約になる買い物テク5:調味料などは定期購入
調味料や飲料などの必ず購入しているものは、Amazonで定期購入をすると、お得に買うことが可能です。「定期おトク便」の対象商品には10%オフや15%オフなど定期購入手続きをすることによって割引になる率が表示されています。個数と配達期間(1カ月から6カ月まで)を設定でき、一度設定すればあとは自動的に届く点も便利です。また「今回はまだ使い終わっていないのでいらないな」というときは、その月の配達をキャンセルすることも可能。
「定期おトク便」にすることで前述のように割引が受けられるうえ、ダブって買ってしまうということも防げるため、ダブルで節約効果があります。
食費節約になる買い物テクまとめ
今回ご紹介した5つの食費節約になる買い物テクニックは、どれも習慣づけてしまえば簡単なもので、手間もかかりません。食費節約を無理なく長続きさせるためにも、今回ご紹介した買い物テクをぜひ、お試しください。【関連記事】