シャギーとはどんな髪型?1990年代に大ヒットしたシャギーカットとは?
シャギーとは、毛先にいくに従って細く、鋭いラインに切っていくカット方法です。主に顔周りに使われて、毛束が頬にかかることで小顔効果があると人気に。そのシャギーカットとして代表的なのが、1996年放送のドラマ「ロングバケーション」に主演した山口智子さんのヘアスタイルです。ドラマの大ヒットとともに、「顔周りにシャギーを入れて軽くしてください」というオーダーが殺到。シャギー=軽いというイメージから、同じく軽くするカット技法レイヤーとよく間違われがち。美容院で間違えてオーダーして大失敗!なんてことのないように違いをチェックしてみてください。
シャギーとレイヤーの違いをチェック!
<シャギー>ベースカットが終わった後に毛先に入れる、質感調整のためのテクニック。毛先にいくほど細くなるようにシザーをスライドさせてカットします。毛先の質感をつくるためと覚えておきましょう。シャギーは主に顔周りに使わることが多く、毛束のコントロールができることから小顔効果があると人気のテクニックです。
<レイヤー>
段カット=レイヤーカット。上の髪が短くなって下の髪にいくほど長くなるベースカットのこと。量を減らし、髪に軽さを出してくれますが、毛先は細くなりません。
<セニング>
刃がクシのように凸凹になっているすきバサミ、セニングシザーを使います。量感を減らしたり、髪に動きをだしたりすることがメインの目的です。梳くという表現も使われます。
違いは分かりましたか? まずベースカットでレイヤーを入れて、さらに最後にシャギーを入れると全体的に軽くてシャープな印象のデザインになるというワケです。
毛先にニュアンス!シャギースタイル5選
マッシュ+シャギーの甘辛ショート
トップのボリューム感と顔周りのシャギーのシャープさでメリハリを出したマッシュショート。丸さのあるシルエットと毛先のタッチが絶妙なバランスです。
顔周りを包み込む王道シャギー
ストレートヘアに最高にマッチするシャギー。頬にかかる繊細な毛束感はシャギーならではの質感です。ベースが重めなので、軽過ぎずバランスもgood。
トレンドのネオウルフにもシャギー! えり足を長めに残すウルフスタイルが今年のトレンドに。長く残した毛先にシャギーを入れることで、より動きやすくシャープにスタイリングも決まります。
流れるような毛先が美しいミディアム
ナチュラルなストレートパーマをかけると、毛先がベタっと重くなりがち。シャギーの入った毛先で軽やかなニュアンスをプラスして、流れるような毛流れに。
シャギーでパーマの動きをサポート
シャギー=軽いというイメージがありますが、量感ロングにもシャギーはおすすめ。カールが溜まってしまう場所に入れて、バランスを調整しています。
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