多くの歯科医師が推奨しているのは「微細なヨコ磨き」

何度もブラッシング指導しても、実践できない人も多いのが現状。

何度もブラッシング指導しても、実践できない人も多いのが現状。

歯科医師としてブラッシング指導を行う際、まず目につくのが歯ブラシの動かし方です。ブラシを細かい幅でヨコに振動させるように磨いてほしいのですが、どうしても大きく動かしてしまう傾向があります。そして、動かし方が改善したかと思うと、今度は毛先を当てる場所がおろそかになるといった状態で、なかなか上達しないケースが多いのです。

パナソニック株式会社が431名の歯科医師に実施した調査でも、実に87.0%の歯科医師が、「バス法」「スクラビング法」といった、“微細なヨコ磨き”を指導していると回答しています。これらの磨き方を上手に実践できる人であれば、手磨きでもいいでしょう。しかし、指導する立場から見ると、ブラッシングが得意でない人や、磨き残しが多い患者さんには、何度もブラッシング指導を繰り返すことも……。
歯科医師431名を対象に行った「歯ブラシに関する実態調査」 (株式会社パナソニック調べ)

歯科医師431名を対象に行った「歯ブラシに関する実態調査」 (株式会社パナソニック調べ)

一方、この調査では、78.4%の歯科医師が電動歯ブラシを勧めるといった結果も出ています。私の医院でも、定期検診のたびに歯ぐきを腫らしてくる患者さんがいました。以前から、歯磨きは毎日3回、欠かさず行っているとのことでしたが、ブラッシングテクニックが十分でなかったのです。思案した結果、電動歯ブラシを勧めてみたところ、次の定期検診では、明らかに歯ぐきの炎症が減少して驚いたことがありました。普通の歯ブラシよりも電動歯ブラシの方が適している人がいるとわかったのです。
 

歯周ポケットケアのための歯磨きは、高度なテクニックが必要

正しい歯磨きって、実はとても難しい。

正しい歯磨きって、実はとても難しい。

歯と歯ぐきの境目の「歯周ポケット」と呼ばれる溝の汚れを効率的にかき出すためには、適度な幅でブラシを動かすヨコ磨きが必要になります。ブラシの振幅が大き過ぎると、歯ぐきに傷をつけて出血したり、歯の摩耗につながる恐れがあります。ブラシの振動数も、少ないよりは多い方が効率的です。

そして、最も大切なのが毛先を当てる場所です。歯面に対して斜め45度(「バス法」と呼ばれる磨き方)もしくは直角(「スクラビング法」と呼ばれる磨き方)に当てる必要があります。もちろん、口の中の全ての歯に同じように当てなければなりません。

これら全ての動きや場所を、口の中に入れた歯ブラシの感覚だけで行うことは、集中力を要するとても難しい作業。そのため、できる人とできない人の間に大きな差が出てしまうのです。
 

人間の動きを超えている! 電動歯ブラシ「ドルツ」の試用レポート

今回、電動歯ブラシ「ドルツ」の最新機種「EW-DP52」を試用する機会がありましたので、歯磨きのプロフェッショナルでもある歯科医師の私が、実際に使用した感想をお届けします。
パナソニック ドルツ「EW-DP52」

パナソニック ドルツ「EW-DP52」

●テクニックなしで「微細なヨコ磨き」が可能!
ブラッシング指導を行う際、何度、もっと細かく動かしてと言ったことでしょう。ドルツは、適度な幅での細かいヨコ磨きを誰もが実践できると感じました。

●『密集極細毛ブラシ』で歯周ポケットの汚れが取れる
通常の手磨きよりも汚れ落としの範囲が広く感じられました。『密集極細毛ブラシ』を使えば、歯周ポケットや、普段磨き残してしまいがちな歯並びが悪い隙間の汚れもよく落ちます。ドライマウス気味の人は少し水を含んで使うと、さらに毛先のソフトさが実感できますよ。

●ブラシの動きは、すでに人間を超えている
ドルツがおこなう、微細なヨコ振動+タタキ振動の『W音波振動※1』は、私も驚きました。微細なヨコ振動は、振動幅が1mm程度で毎分31000ストロークの動きがあり、さらには、歯間部分に毛先を振動させるタタキ振動が毎分12000ストロークも加わって、立体的に歯垢を取り除くことができるとのこと。確かに、この動きはもはや人間ではプロでも再現できないものです。

※1 音波領域内での、ヨコ31,000、タタキ12,000ブラシストローク/分の振動。
毎分約31,000ストロークの「ヨコ磨き」と毎分約12,000ストロークの「タタキ磨き」により、これまで届きにくかった部分までブラシが届く

毎分約31,000ストロークの「ヨコ磨き」と毎分約12,000ストロークの「タタキ磨き」により、これまで届きにくかった部分までブラシが届く


●テクニックはシンプルに「当てるだけ」
ブラシの動かし方はドルツにおまかせ。当てる場所にだけ意識を集中できるのが、最大のメリットです。これまで、指導どおりに細かく歯ブラシを動かすことができなかった人にとっては、ブラッシングテクニックのハードルが大きく下がるような朗報になります。

●短時間でしっかり磨ける
手磨きでは10分、電動歯ブラシでは2分が推奨されていますが、自己流ブラッシングではどうしても磨く時間が短くなりがちです。また、本来は歯の外側、内側、噛み合わせすべてを同じ時間だけ磨かなければいけませんが、実際できていない人も多いはず。しかし、このドルツの電動歯ブラシでは、30秒ごとに休止1回、2分後に休止2回の振動の変化で、経過時間が把握できます。このため、口の中の歯を4ブロックに分けて、各30秒ずつブラッシングすることで、約2分磨くことになり、途中でやめてしまうことを防止することができます。

●歯ぐきに優しいパワーコントロール機能に安心感
電動歯ブラシを強く当てすぎると、自動的にブラシ振幅が抑制されます。歯ぐきにダメージを与える心配がないのは、大切な安心ポイントです。

●付属ブラシが豊富でプラスアルファの仕上がりが期待できる
ポイント磨きブラシ

ポイント磨きブラシ


歯並びの悪い部分などに『ポイント磨きブラシ(タフトブラシ)』を使用してみましたが、気になる部分に当てるだけで、動かさなくても、音波振動で汚れを取り除くことができました。これは私たち歯科医が歯石取り治療で使う、超音波スケーラーと同じ理屈ですね。どちらも振動を利用し、派手なアクションなしで汚れを取り除いています。

 
ポイント磨きブラシ

ステインオフブラシ

着色汚れをケアするための『ステインオフブラシ』は、固いブラシかな?と思いましたが、細い毛を密集させてあり、柔らかくてコシがあるため、歯を摩耗させる心配がないと感じました。

このほかドルツでは、付属のアタッチメントの種類が豊富なので、幅広い用途に便利に対応できると思います。

 

ブラッシング後の汚れを口に残さないドルツの「ジェットウォッシャー」

 
ジェットウォッシャードルツ

ジェットウォッシャー ドルツ


歯磨きケアといえば、ブラッシングに注目が集まりますが、実は、歯から剥がした汚れをしっかりと口の中から吐き出すことは大変重要です。通常はしっかりと口をゆすぐことで取り除けますが、歯ぐきが下がった人や、食べ物が挟まりやすい人などは、歯と歯の間に汚れが残ってしまいがちなのです。

そこで、ブラッシング後の仕上げとしておすすめなのが、水流で汚れを洗い流す口腔洗浄器「ジェットウォッシャー ドルツ」です。ブラッシングで浮き上がった歯周ポケット内の汚れや、歯の間に残った汚れを洗い流すのに役立ちます。

ブラッシングテクニックに自信がない人は、電動歯ブラシやジェットウォッシャーなどが歯磨きケアの手助けに役立つと思います。普通の歯ブラシでしっかり磨ける人は、もちろん電動歯ブラシでもしっかり磨くことができますよ。

(関連ページ)
音波振動ハブラシ ドルツ
ジェットウォッシャー ドルツ

提供:パナソニック株式会社
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