調理家電は「時産家電」がおすすめ!「時短家電」はそろそろ限界に
2018年最新版・調理家電のトレンドは「時産」家電。今回は、とくに時間のかかる家事である「料理」を思いきり任せられる、頼れる最新・調理家電を3つご紹介します。【INDEX】
「時短家電」と「時産家電」の違いとは
シロカ「かまどさん電気【SR-E111】」
愛知ドビー「バーミキュラ・ライスポットミニ【RP19Aシリーズ】」
パナソニック「ロティサリーグリル&スモーク【NB-RDX100】」
「時短家電」と「時産家電」の違いとは
■時短家電は「アシスト」で、時産家電は「おまかせ」家事の時間を短縮する「時短家電」は、共働きが増えつつある今、高い関心を集めています。しかし家電は、家事をアシストしてくれるレベルから、家事をまかせておける存在へと進化中。家事をおまかせできれば、使い手の時間がもっと産まれ、生活に余裕が産まれます。そんな時間を産んでくれる家電を「時産」家電と、ガイドが命名しました!
■時産家電を取り入れるメリット
時産家電として代表的なものは、たとえば以下の通りです。
- ロボット掃除機:掃除をおまかせできる。
- 洗濯乾燥機:洗濯干し(乾燥)をおまかせできる。
- 食器洗浄機:食器洗いをおまかせできる。
しかし、ロボット掃除機は、1部屋を2~30分かけて丁寧に掃除をします。洗濯乾燥機は、乾燥が済むまでの全工程は2時間以上かかります。食洗機も1~2時間以上かかるのが一般的。このように、けっして「時短」ではない家電もたくさんあります。そのため「自分でやったほうが早い」という声が聞こえるのも事実。
でも、本当にそうでしょうか? これらの家電を使えば、作業をすべて「おまかせ」でき、結果として時間が産まれます。これら「時産」家電を上手に取り入れ、家事から解放され、産まれた時間で日々の生活をもっと楽しんでみませんか?
■「時産」ができる調理家電で、調理を「ほったらかし」できる!
1日の家事で、とくに時間を取られる家事が、料理です。そこで今回は、調理家電で「時産」ができる注目の製品を3つ、ご紹介します!
おすすめ調理家電1:シロカ「かまどさん電気【SR-E111】」
おすすめ調理家電1つ目は、シロカ「かまどさん電気【SR-E111】」。長谷園が2000年に発売し大ヒットした、炊飯用土鍋「かまどさん」とシロカがコラボした製品です。「かまどさん」とは、火加減が難しい土鍋炊飯を手軽にしたことで、シリーズ累計約80万台を突破した大ヒット製品でした。土鍋は、ふっくらとしたおいしいご飯が炊けることで、根強い人気があります。そんな土鍋愛用者から、オール電化の普及に伴い、電気で使える土鍋がほしいとの声が。しかし、IH対応にするために土鍋の底に鉄板を入れると、土鍋の本来の炊き上がりが実現できませんでした。そこで、長谷園は、IH熱源を使うことが前提だった大手メーカーからのオファーを断り、IH熱源を使わず開発するというシロカとコラボをすることに。
熱源の選択・筐体の設計・温度制御・炊飯プログラミングなど、さまざまな課題をひとつずつクリアし、4年の歳月をかけようやく完成。土鍋の個性を壊すことなく電化と融合させた、見事な炊飯器です。
火加減が分かりやすくなったとはいえ、火熱中はコンロ前から離れることができなかった土鍋炊飯。その、本格的な土鍋炊飯が「ほったらかし」でもできるようになった、まさに時産家電です。
※参考URL:メーカー製品サイト