机に向かってテキストで勉強なんてもう古い
私立中学の中には、「iPadが全校生徒に支給される」ところもあります。めちゃくちゃうらやましい!公立の小学校でもアクティブラーニングが大流行で、教室の外に出て学ぶ機会が以前に比べてグッと増えています。お父さんお母さん世代の時には考えられなかったような学びのスタイルが、今や一般的なのです。そんな今、「マンガなんて読んでも勉強になりません!」なんて、もはや時代遅れの化石的な考え方なんです! そこで私がおススメしたいのが、朝日新聞出版の「週刊 マンガ日本史 改訂版」です。全101巻あるため全部そろえるのは大変ですが、興味のある人物から買っていってもいいでしょう。厳選された歴史上の人物が101人リストアップされているので、誰かしら興味ある人物と巡り合えるでしょう。あなたの「押しメン」もきっと刊行されているはず!是非探してみてください。
誰もが知る超人気マンガの作者が競作!
この本のすごいところは他にもあります。
それは、何といっても執筆陣が豪華!
「さすがの猿飛」「ギャラリーフェイク」の細野不二彦先生、「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」の安彦良和先生、「夏子の酒」の尾瀬あきら先生、そしてドラマ化されて大ヒットした「JIN-仁-」の村上もとか先生などなど、そうそうたる名前が並びます。
メジャーな漫画家さんの良い点は、「売れるマンガの書き方を熟知している」という点です。すなわち「盛り上げ方」を知っているわけです。盛り上がるから面白い、面白いから歴史に興味がわく、興味がわくから知識量が増える……。まさに好循環です。
キャラクターデザインも、女の子大好きな「萌え系」やママもはまる「イケメン系」など、様々なタイプがあって、選び放題です!
小学5年生のお子さんをお持ちの方は、これから塾で歴史を学びます。この夏休み期間中に「週刊 マンガ日本史 改訂版」で歴史への興味づけをおこなっておけば、2学期からの社会の授業がグッと楽しくなるでしょう。
また、ご自身が小中学生のころ「覚えるのめんどくさーい」と歴史を遠ざけていた保護者世代の皆さんも、お子さんと一緒に学び直しをしてみましょうよ。新しい発見があるかもしれませんよ!