アメリカ

アメリカのコンセント・電圧・プラグ・変圧器事情

旅行前に確認しておきたい滞在先のプラグの形やボルト数。実はアメリカは、日本とかなり似ています。旅行前にこの記事で、どこがどのくらい違うのかご確認ください!

東 リカ

執筆者:東 リカ

ブラジル・アメリカ・ポルトガルガイド

プラグの形は日本と同じAタイプ

アメリカのコンセント

アメリカのコンセント

アメリカのプラグは、日本と同じAタイプと呼ばれる長方形が左右に2つある形状です。

実際には、左右対称の長方形が並ぶ日本とは違い、アメリカのものはよく見ると向かって左側が少し長めなので、アメリカの電化製品を日本に持って行くと日本のコンセントには差し込めません。けれども日本のプラグは2本ともアメリカの差込口の短い方の長さなので、変換プラグなどを使わなくてもそのまま差し込むことができます。
アメリカのコンセント 3極式

3本のピンがついたアメリカのプラグ

また、アメリカのコンセントによく見られる長方形の下にある3つ目の差込口は、アース用。基本、大型家電などに利用されるものなので、旅行中に小型の電子機器を使う程度であれば、特に気にする必要はありません。
 

アメリカの電圧は日本より20ボルト高い!ものによっては変圧器なしでもOK

アメリカの電圧は、日本の100ボルトに対して20ボルト高い120ボルト。その差がそれほど大きくないため、短時間なら日本の電化製品を変圧器なしでそのまま使っても大丈夫だと言われています。
 

ドライヤーやアイロンは要注意

ただし、ヘアドライヤーやアイロンなど急激にたくさんの熱を使う製品は、短時間でも変圧器を使うことが推奨されています。とはいえ、重たい変圧器を持参するのは大変なので、100から240ボルト対応の海外どこでも使えるトラベル用商品を揃えたいところです。家電量販店などで簡単に見つかるはずですよ。
マックのACアダプター

マックのACアダプター。対応ボルト数が100-240Vと表示されている

アメリカのコンセント

デジカメのアダプター。対応ボルト数が100-240Vと表示されている

 

スマホやパソコンの充電は、基本的にそのまま使える

また、パソコンやスマートフォン、デジタルカメラ、WiFiモバイルルーターなどの電子機器は、充電に使用するACアダプター自体が全世界仕様の100から240ボルト設定になっているものが大半です。そうであれば、そのまま使っても全く問題ありません。

対応している電圧は、アダプターに記載されていますので、旅行前にあらかじめチェックしておきましょう。楽しいご旅行を!

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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