食器収納・片付けのコツ3つ……食事の準備が楽になる!
家の中が散らかっていると、つい家族にキツくあたったり、イライラしてしまったりしがちなもの。そこでおすすめなのが、キッチンの片付け、なかでも食器収納の片付けです。
キッチンは1日に3回、食事を作る場所。キッチンでの作業が時短できれば、1日の中で自由時間が必ず生まれます。なかでも食器をきれいに収納・片付けできると、調理にかかる時間がぐっと短縮できますよ。キッチンすべてを片付けるのはたいへんですが、食器だけならやる気が出ませんか?
食事の用意にかかる時間を短縮し、15分だけでも、コーヒーを飲みながらホッと一息つくような自由な時間を感じられたら。イライラがスーっと消えていくことに気づくはずです。
食器の収納・片付けのコツ1:食器の数を見直す
まずはすべての食器を出して、1~3軍に分けます。- 毎食使う:1軍
- 毎日1回は使う:2軍
- あまり使わない:3軍
続いて、食器の数を見直しましょう。“ゆったり”と収納することで、出し入れがしやすくなるので、食器も厳選したいところ。私は、まず優先的に「2軍」を見直すことをおすすめします。
ちなみに、たまに「食器が少ないと、洗い物が間に合わなくなりませんか?」と聞かれることもあるのですが、心配ありません。食器が少ないからこそ、サッと洗う習慣がつき、結果的に洗う時間が短くなるくらいです。
「どの食器をいくつ用意すればいいか」については、これは枚数での正解はありません。「割れたらまた同じものを買いたい」と思える食器を残す、というのが基本かと思います。
食器が大好きで眺めているだけで心が満たされる人は、無理に食器を減らさなくて大丈夫です。そういう方は“衣類”など、他の箇所でモノを減らせばよいのです。自分がこだわりを持っているモノは決して無理に捨てないようにします。
ちなみに、5人家族の我が家における「1軍」「2軍」の食器の数・ラインナップは以下のとおりです。
■5人家族の我が家の食器たち:計43(枚・個) 【皿】
- 深皿大:2枚
- 深皿中:2枚
- 深皿小:4枚
- 平皿大:2枚
- 平皿中:6枚
- 平皿小:4枚
- お碗:6個
- マグカップ:6個
- グラス:6個
- ワイングラス:1個
- ティーセット:4個
食器の収納のコツ2:ゆったり余裕を持たせて並べる
先ほどもお伝えしたとおり、食器はゆったりと収納することがおすすめです。写真くらいに余裕を持って並べると、出し入れがとてもしやすいですよ。私のおすすめの並べ方は2つ、「立てる収納」と「横に並べる収納」です。食器の収納のコツ3:食器をむだなく購入する
最後に、食器を買うときのことも考えておきましょう。私が心がけているのは、以下の4つです。■白い食器を買う 白い食器は何を盛り付けても様になり、汎用性が高いためです。また、割れてしまったときにも、残った皿同士でセットのように見えて違和感がないのも嬉しいところ。
■2つずつセットで買う(家族が何人いたとしても) 重ねて積むなら2つずつセットがちょうどよく、また子供の手でも持ちやすい厚みでもあります。家族の数にかかわらず、2つずつセットの購入がおすすめです。
■ワンプレートを活用する 取り皿、豆皿などを何枚も用意するとなると、食器の数が増えます。そんなときに役立つのがワンプレートです。
■少し重めの食器を使う(プラスチック製の食器は使わない) 子供用にプラスチック製の食器を用意していたこともあったのですが、プラスチック製の食器は雑に扱いがちということに気づき、やめました。家族全員、同じお皿を使うことで、子供もお皿を大切に扱うようになりました。
来客用の食器はどうする?
来客などを考えるとついつい手放すのがもったいないと思ってしまう食器。でも、いつそんな日が来るのかわからない「来客へのおもてなし」のために日々のキッチンが使いづらいくなってしまうのは本末転倒です。日々使いやすいキッチンを目指し、来客があるときは普段使いの食器を来客用として出すか、割り切ってすべてを紙皿にしてみるのも手ですね。意外とその方が気楽で「また家で食事会もいいな♪」なんて思うかもしれませんよ。
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