ニューボーンフォトはいつどこで撮る?
新生児を撮影する「ニューボーンフォト」とは、どんな写真が撮れるの? いつ頃どのように撮ってもらうの? 撮影料金・時間・おすすめ出張撮影やセルフ撮影の方法など、ニューボーンフォトついて解説します。<目次>
- ニューボーンフォトとは?
- ニューボーンフォトの値段の相場・撮影時間
- ニューボーンフォトの撮影料金・撮影時間
- おすすめ!ニューボーンフォト出張撮影7選
- ニューボーンフォト撮影時に知っておきたい5つのこと
- ニューボーンフォト、セルフで撮る場合はどうする?
ニューボーンフォトとは?
ニューボーンフォトとは、新生児期(生後28日くらいまで)の赤ちゃんを撮った写真のこと。ママのおなかから出てきたばかりの赤ちゃんは、ふにゃふにゃで小さくて、独特の姿勢でねんねしたりなど、ため息がでるほどかわいい表情や姿を見せてくれます。
この時期特有の赤ちゃんの姿を撮るニューボーンフォトは、欧米で発祥。日本でもじょじょに広まってきており、ママたちの注目を集めています。
日本では、生まれて間もない赤ちゃん連れの外出は、母子ともに負担が大きいと考えられており、あまり奨励されていません。ニューボーンフォトを美しく残したい場合は、プロのカメラマンに自宅や実家に足を運んでもらい、撮影してもらう「出張撮影」のケースが多いようです。
ニューボーンフォトの値段の相場・撮影時間
ニューボーンフォトをプロのカメラマンに頼むと、赤ちゃんの表情だけでなく、- かわいいおくるみを着た姿
- 赤ちゃん用のかごで寝ている姿
- リボンや王冠などをつけた姿
- ママやパパとふれあっている姿
- きょうだいとふれあっている姿
出来上がった写真は、部屋に飾ることはもちろん、親類や親しい友人への出産報告、写真入り年賀状、子どもが大きくなった時にプレゼントとして贈るなど、用途もたくさんあるのが魅力です。
ニューボーンフォトの撮影料金・撮影時間
ニューボーンフォトを出張撮影でお願いする場合、撮影料金はスタジオにより様々でずが、3万円~7万円くらいが相場。- 撮影した全てのデータ
- ミニアルバム
- 大きなサイズのプリント写真
撮影時間は、大体1~2時間くらい。寝ている、目をうっすらあけている、泣いている…など、主役である赤ちゃんの様子を見ながら、背景を変えたり、小道具を使って撮影したり、家族があやしているスナップを撮ったりしていきます。
おすすめ!ニューボーンフォト出張撮影7選
ニューボーンフォトでとっておきの一瞬を切り取る。撮影/栗原美穂
赤ちゃんのありのままの姿や、小物を使った撮影が人気。撮影をお願いしたいカメラマンを指名することもできる。(エリア/全国)
■FOTOPIA
ニューボーンフォト専門写真家・飯田聡子さんが設立。海外のニューボーンフォトを体系的に
学び、アーティスティックな写真が人気。(エリア/東京)
■BABY BOOTH
写真家と助産師がペアを組み、新生児のママのお宅を訪問。撮影時も助産師さんが見守ってくれるので、安心して撮影に臨むことができる。(エリア/関東、関西)
■リトルシスター
フリーカメラマンの市川真名さんが2010年に立ち上げ。本場アメリカで撮影技術を学ぶ。センスあふれる写真にリピーターも多い。(エリア/東京、横浜中心)
■kinder Foto
「ママのおなかにいたころ」をコンセプトに撮影。撮影小物はヨーロッパやアメリカから買い付け、おしゃれで趣のある写真が人気。(エリア/東京、神奈川)
■LIFE SNAP
カラー、モノクロ織り交ぜながら撮影。自宅だけでなく、産院への出張も可能。フォトブックも制作。(エリア/関東)
■MiCROWN
出産・育児経験のある女性カメラマンによる撮影。春は桜、夏はひまわりをイメージなど、季節感のある写真が好評。(エリア/首都圏中心)
■スマイルノート
カメラマン歴15年のママカメラマン・広瀬順子さんによる出張撮影。かわいい表情やポーズになるような撮影を心がけている。(エリア/千葉県中心)
ニューボーンフォト撮影時に知っておきたい5つのこと
ニューボーンフォトを撮ってもらうときに知っておきたいことは、以下の5つ。1 気持ちに余裕のある時間帯に
リラックスした雰囲気の中でニューボーンフォトを撮ってもらうためにも、食事の前後など忙しい時間帯は避け、気持ちに余裕のある時間帯を選ぶことが大切です。
2 どこで撮影してもらうか決めておく
ニューボーンフォトの撮影は、たたみ4畳くらいのスペースがあれば撮ることができます。どこで撮影してもらうのか決めておき、そのスペースは、なるべくすっきりさせておきましょう。
3 記念アイテムはあらかじめ準備しておく
赤ちゃんのために準備したオモチャ、妊娠時の思い出の品など、写真に入れてほしいアイテムがあれば、あらかじめ準備し、カメラマンに相談しましょう。
4 不安なことや、疑問点は、事前に聞いておく
ニューボーンフォトで思い出に残る写真を撮ってもらうためにも、分からないこと、不安に思っていることは事前に聞いておくとよいでしょう。キャンセルポリシーもしっかり確認を。
5 ママの体調も考慮して
産後しばらくは、ママの心身の状態が安定しないこともあるもの。赤ちゃんの体調はもちろんのこと、自分の体調がすぐれない時は無理せず、場合によっては赤ちゃんのみの撮影にしてもらいましょう。
ニューボーンフォト、セルフで撮る場合はどうする?
ニューボーンフォトではどこから見ても愛しい赤ちゃんのとっておきの姿を撮影しよう。撮影/栗原美穂
フリーカメラマンで、2児のママでもある「FuF good day with Photo」の栗原美穂さんに、ニューボーンフォトをセルフで撮る場合の注意点について聞いてみました。
生まれたばかりの赤ちゃんを可愛らしく撮るために大切なのは、「適度に明るいところで撮ること」(以下、すべて栗原さん)。
「照明ではなく、窓越しに太陽光が入る部屋で、白のカーテンなどをしくた状態で撮影すると、自然光が入り、ふんわりとやわらかい写真が撮れます」。
セルフでニューボーンフォトを撮るタイミングは、「日中、できたら授乳直後ではなく授乳してから少し経ち、赤ちゃんが落ち着いてぐっすりと眠れている時間がベスト。授乳直後はミルクの吐き戻しもあるので注意しましょう。おむつが汚れていたり、空調の温度が合わず寒かったり暑かったりするとご機嫌が悪くなってしまうので、撮影する前に必ずチェックを」。
セルフでニューボーンフォトを撮る時のポイントは、以下の5つです。
- 赤ちゃんは仰向けに寝かせ、カメラは上から全身が写るように撮ると、この頃の様子を残せる(カメラを赤ちゃんに落としてしまわないよう気をつける)
- 横からアングルを変えるを撮ると、立体感が出せる
- 顔のアップ、手や足だけなど様々なパーツを撮ることもおすすめ
- はだかんぼうの様子、おむつパンツをはいた様子など、バリエーションをつけて撮るのもよい
- ニット帽やヘアアクセサリーなど、ニューボーンフォト用の撮影小物をネットで購入し、身につけて撮るのもおすすめ
ニューボーンフォトは、撮ってもらうのもよし、自分で撮ってもよし!
この時期しか味わえない赤ちゃんのかわいさを、楽しく永久保存したいものです。
【関連記事】