子どもの要請を一時停止するためのコーヒードリップタイム
我が家はドリップコーヒーを淹れています。……と書くと、いわゆる「ていねいな暮らし」的スタンスに思われますが、どちらかというと逆!朝から「ママ~これ見て~」「こっちに来て~」と矢継ぎ早に繰り出される子どもたちの要求に対し「今コーヒー淹れているから、あとでね」と自分の時間を確保するための言い訳、3分間の心の癒しのために導入されました。
「コーヒーをドリップしている間、ママは動かない」。子どもたちにはこう理解してもらい、私はコーヒーの粉がむくむくと盛り上がる泡に集中し、香りを吸い込むことで、朝からザワつく気持ちを落ち着かせているのです。
色々コーヒーを試したけれど…個性が強すぎる物ばかり
とはいえ、せっかく淹れるならおいしいものが飲みたいし、500mlくらいは平気で飲み干してしまう夫と義母(冬のみ滞在)がいるとなれば、コストパフォーマンスが良いものが必要です。近所のスーパーで売られているコーヒー粉の価格帯は200gで約 350円~600円。おしゃれなショップだと、ワンランク上の200gで600~900円といったところ。
私は「200gで600円以内のもの」を色々と8種類くらい試しましたが、酸味が強いもの、苦みの強いもの、舌に重く残るもの、と強い個性を感じるものが多かったです。
何種も試してた、やっとたどり着いたのが「無印良品のドリップコーヒー」なのです。
無印良品のコーヒーは400g799円の高コスパ
さて、無印良品のコーヒー粉は2種類ありますが、いわゆるデイリーに楽しめるオリジナルブレンドは、200gで490円(税込)。そのお徳用が2倍の量で799円(税込)なんという高コスパ!
味はマイルドで、気になる風味の引っかかりがなく多くの人が好む味。豆の個性より、バランスのとれた味を好む方にオススメです。コーヒーの違いが分かる義母からも、「おいしい認定」を受けたので、一定のレベル以上なのでしょう、ホッとしています。
ちなみに淹れたコーヒーは、バタバタと立ったり座ったりを繰り返しながらすするのが精いっぱい。子どもたちは、飲み終わるまでは待ってくれず、いつか座ったままゆっくり飲める日が待ち遠しいような、それもちょっと寂しいような気持ちです。
■DATA
無印良品
レギュラーコーヒー オリジナルブレンド(お徳用)400g
799円(税込)