スマホ利用には初めのルール作りがポイント
スマホは魅力的で多機能な端末です。勉強や娯楽のために便利に活用できますが、同時に依存性が高く、インターネットに接続することで個人情報が流出する危険もあります。
子どもに自由に使わせた後に制限しても、聞いてはもらえませんよね。なので、「利用し始める前の段階」でしっかり約束やルールを作り、子どもの利用を見守っていきましょう。今回は、ルール作りのコツについてご紹介します。
具体的な「スマホルール」の例は?
利用の際には、- 使っていい時間の長さ
- 時間帯
- 場所
- コンテンツの種類
- 禁止事項
具体的には何を決めておくといい?
たとえば
- 「1日1時間以内」
- 「夜は9時まで」
- 「自分の部屋には持ち込まない」
- 「ファミリーアカウントで保護者の許可を得たアプリのみ利用する」「フィルタリングサービスを使う」
- 「ネット上に個人情報を公開しない」
- 「ネットで知り合った人と会わない」
- 「困ったことがあったら親に相談する」
- 「ゲーム課金はしない」
「夜は9時まで」という約束は、「寝不足になるので夜遅い時間はスマホをいじらずに寝よう」ということが前提になります。つまり、このルールで大切なのは時間そのものではなく、「寝不足にならないように適切に使えること」なのです。ルールを作っておくことで、行動指針としてもらえる、というわけです。
子どもは意味のない決まりを嫌がりますし、隠れてこっそり破ったりするものですよね。「なぜそのルールが大切なのか」についても話し合っておけば、「親に隠れてルールを破る」ことが起きづらくなるはずです。
「ルールが守れない時」の対処も話し合おう
スマホデビュー時のルールづくり
それによって「ルール自体を見直す」ことになるかもしれませんし、「夜はLINEができないと友だちに言う」ことになるかもしれません。
「約束を破ったら端末は3日間利用禁止」「スマホを開くと使いたくなるから夜はママが預かって」など、子どもが納得した上で、親子で有効な対策が見つかるといいですね。
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