●諸悪の根元はどこに?
このように読みにくい用語ばかり氾濫してしまう背景には、PCにまつわる技術が世界中でそれぞれ開発され、それぞれの国や地域での表記が採用されてしまうことにあると考えられます。また、これらの商品名に加え、商品発表前のコードネームなども色々あるために、余計わかりにくいものになっているようです。あるメーカは土地の名前、またあるメーカは車の名前とかをこのコードネームにしています。車ならまだ判るかも知れませんが、ジモティしか判らないようなローカルな街の名前だと、文字だけでは間違えてしまいます。
また、日本人はそれに輪をかけてアルファベット表記を読むのが大変です。どうしてかと言えば小学校で習うローマ字のせい(?)であると筆者は考えています。ローマ字式の発音しかできないので、読み間違えてしまうことが多くなるということです。筆者もご多分に漏れず英語が苦手ですから、PC業界というかIT関連業界での様々な用語を、アルファベットだけでは読むことが出来ません。あとは様々なメディアをくまなく調べたり、業界の発表会や展示会などで発音を聞き取ることが必要になります。
●用語辞典で勉強できます!
筆者のお薦めリンクにもありますので、このような読みにくいアルファベットは用語辞典で覚えましょう。業界最新情報を追いかけても知ることは出来ますが、一度情報を取りこぼすと二度と手に入れられない、そこまで行かなくても手に入れにくくなることも多いと思います。筆者が特にお薦めの用語辞典や新語解説など、文末に直接ジャンプできるリンクを付けておきましたので、ご利用ください。
IBM情報処理用語英和対訳集
最新略語辞典2000
鈴木直美の「PC Watch先週のキーワード」
PC関連用語辞典
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