「THETA」はスティック型で持ちやすくスポーツ時も撮りやすい

360度カメラ

リコーの「THETA SC」。片手で撮影可能。サイズもコンパクトで持ち運びやすい。360度カメラの入門機としても適している。


ここで紹介するカメラは360度カメラ。360度カメラとは、二枚のレンズが本体についていて、周囲360度の景色の写真が一度で撮れるというもの。専用のアプリを起動して画像を回すように鑑賞する。画像をぐるりと好きなところに回せるので後ろも前も見たいところを見ることができる。

プロ野球で判定を映像で再検証する方式が導入されて「リプレイ検証」という言葉をよく耳にするようになったが、スポーツをするときに自分のプレイスタイルや周囲の動きを後に見ることができたらなにかと役立つだろう。そんな映像や写真もあるカメラを使うと実は案外簡単に撮れるのだ。

このカメラを使ってスポーツ中に撮影すると周囲全部が撮れているのでリプレイ検証のような見方もできるというわけだ。

360度カメラの中でもイチオシはリコーの「THETA」シリーズだ。スティックタイプのボディなのでホールドがしやすく片手でシャッター操作もできる。スポーツをしながら撮影するには打ってつけの機種。使わないときにはポケットへの収納もかさばりにくいという点もアクティブなときに使うカメラとしては評価できる。

 

見えていなかったシーンが後から再現、まさに「リプレイ検証」

360度カメラ

360度カメラで撮影した画像は周囲を自由に見ることができる。


実際にこの「THETA SC」を持ってマラソン大会で走りながら撮影してみた。「THETA」は動画と写真の両方が撮れるので、その都度設定を変えて撮影した。
 
撮影するときは腕を上げて頭上にカメラが来る状態で撮影。これで走りながらレンズの周囲360度が写せる。
 
撮影した画像を専用アプリで再生し、画面を見てみると走っているときは見えていなかった風景を見つけた。それは自分の背後のシーン。自分の視界に入る前方は見ているが、背後に関しては振り返らない限り見ることができない。しかし、360度カメラで撮影した画像では、周囲全てが写っているので改めて見ることができる。
 
360度カメラ

自分の背後の映像もチェックが可能。視界になかった後ろの風景から気が付くことも多い。


左右に走る人たちの動きやレンズの真下に写る自分の姿もバッチリと写っている。それを好きな部分を拡大したり回して見ることができるのだ。まさに自分だけの「リプレイ検証」と言ってもいいだろう。

今回はマラソンだったので自分で撮影しながら走ることができたが、スポーツの種類によってはプレイしながらの撮影はできないものもある。そのようなときは、他のひとに撮影してもらうかカメラを三脚で立てるなど撮り方を応用すればよい。

試合中のフィールドにカメラを設置することはできないが、練習中であれば360度カメラを三脚に立てて撮影ができる。テニスなどのネット際や野球のフィールド内に三脚を置いて撮影。その後に映像でプレイシーンの確認をすれば上達にもつながるはずだ。この要領でスポーツ中に撮影すれば自分だけの「リプレイ検証」が簡単にできてしまう。

スポーツと360度カメラの組み合わせは、無限大な使い方ができそうだ。興味あればぜひ試してみてほしい。

■DATA
商品名:RICHO THETA SC
重さ:約102g
価格:2万6600円(税込・RICHO THETA専門オンラインストア)(筆者調べ)
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