東京の縁結びスポット4社を東京メトロで巡る散歩!御朱印集めも
<目次>M美さんが「彼氏がほしいけど、ご縁がない」というので、今回は東京の縁結びスポットを巡る散歩をすることにした。ご縁をつかみたいとのことで、強力な助っ人・占いガイドの章月綾乃さんとともにおすすめの東京都内の縁結び神社を巡る。スタートは浅草駅。今回は、東京メトロの一日乗車券を使うよ。
昔は一日乗車券だったけれど、今は24時間券というようだ。大人600円で東京メトロ乗り放題! 最初に入場してから24時間有効だ。注意しなくてはいけないのは購入した日に一回は利用しないと無効になる。
ICカードを利用した場合、短い距離では168円だから、4回乗れば元が取れる。つまり2往復ということだが、24時間以内に2往復することってけっこうあるので、意外とこちらの券、使い勝手がいいかも。
東京の縁結びスポット1 今戸神社
最初に向かったのは浅草駅から歩いて15分の今戸神社。境内に右手を上げた、良縁を招く招き猫が大量に祀られているのも見どころ。横の門から入ると、章月さんが「正面から入りなおりましょう」と正面にある鳥居から入りなおす。そのほうがいいそうだ。また、鳥居の真ん中は神様の通り道なので、そこははずしたほうがいいとのこと。 手水(ちょうず)の使い方を章月さんに教えていただいた。
お参りをする前には手水を使おう。
手水舎に手を合わせ一礼。
まず、柄杓(ひしゃく)で水をすくい、左手を洗う。柄杓を左手に持ち替えて、右手を洗う。また、右手に持ち替えて、左手に水を溜め、その水で口をすすぐ。左手で口元を隠し、見えないように水を出す。再び、左手を洗う。
最後は柄杓を立てて、柄の部分に水を流して洗う。
柄杓を戻して、手水舎に一礼。
ちなみに一回汲んだ水ですべて動作を行う。慣れないうちは、最初は少しの水で洗おう。
お参りをしたら、御朱印をいただこう。
今戸神社には、浅草七福神の福禄寿も祀られている。御朱印もあるので、こちらもいただいた。 拝殿への階段に今戸神社のマスコットともいえるナミちゃんという猫が寝ていた。神社の方によれば、この猫に会うといいことがあるそうだ。
さて、日比谷線の三ノ輪駅まで歩こう。途中、吉原大門という交差点がある。ここはかつて、お上(かみ)に認められた遊郭があった場所だ。働く女性たちが逃げ出さないため、周囲には堀があり、出入りは大門だけであった。いまその場所には見返り柳がある。 見返り柳がある通りを土手通りという。今となってはよくわからないが、かつては山谷堀という水路があって、その土手があったところだ。もう少し先行くと、あしたのジョーがいる。 思わず、「立つんだジョー」と言いそうになるが、ちゃんと立っている。その先には三ノ輪児童遊園にパンダが3頭いた。 バテていたM美さんも大好きなパンダにまたがりご機嫌。パンダをモチーフにした滑り台などのある。
東京の縁結びスポット2 東京大神宮
三ノ輪橋駅から飯田橋へ。切符を買えば200円、ICカードなら199円だ。飯田橋から東京大神宮へ向かった。 東京大神宮は東京三大縁結び神社のひとつだ。それだけに人気で手水には行列ができていた。その拝殿はとても美しく、境内は若い女性でいっぱいだ。 ご朱印を待つ人も多い。ご朱印はこちら。 境内には椅子がありその一帯はミストシャワーが出ている。とても暑い日だったので、こういうのはうれしい。ご朱印を書いていただく間に休憩。さて、きょうのランチは冷やし中華にしようと話し合っていた。飯田橋か駅からここへ来るまでの間にあった楼蘭にしようと向かった。 この店にしようと思ったのは、4種類の冷やし中華があるからだ。どれもおいしそう。選べない。そこで3人で分けあっていただくことにした。
左上から時計回りで炸醤麺(ジャージャーメン)、ごまサラダ冷麺、冷やし担々麺、冷やし中華
飯田橋駅まで戻り、南北線で六本木一丁目駅へ。切符を買えば170円、ICカードでは168円。
六本木一丁目駅から歩いて赤坂氷川神社へ行く途中、縁結びスポットではないが、久国神社というのがあったので、寄ることにした。 そうだ、港七福神めぐりで最後に来たのがここだった。記事はこちら。
なぜか8箇所ある「港七福神めぐり」 (全文) [散歩] All About
せっかくなので、お参りをし、こちらでも御朱印をいただいた。 というわけで、ここからほど近い、赤坂氷川神社へ。こちらも縁結びの神社としては有名だ。途中、いくつもの坂がある。忠臣蔵でおなじみの南部坂や氷川神社のある氷川坂など。氷川坂の説明板は新しかった。
東京の縁結びスポット3 赤坂氷川神社
ほどなく、赤坂氷川神社の鳥居が見えてきた。こちらも東京三大縁結び神社のひとつ。それだけに若い女性の参拝者が多い。境内をはじめとして一帯は自然がいっぱいで独特な雰囲気だ。 1730年(享保15年)にはすでに樹齢100年を超える銀杏だったと言われている、古木。パワーを感じる。 こちらは古呂故稲荷、地頭稲荷、本氷川稲荷、玉川稲荷の4社が合祀されている。それで四合稲荷(しあわせいなり)と命名された。命名したのは、NHK大河ドラマ「西郷どん」の西郷隆盛と会談をし、江戸城の無血開城を実現した幕臣の勝海舟だ。≫≫大河ドラマ『西郷どん』の聖地を歩く!~東京編~ 1925年(大正14年)に鈴降稲荷神社(すずふりいなりじんじゃ)と縁起稲荷神社の2社、昭和9年(1934)に明徳稲荷神社の1社も合祀されている。 四合稲荷神社のご朱印もいただける。それがこちら。
東京の縁結びスポット4 出雲大社東京分祠
そして、最後は三大縁結び神社の3つ目、出雲大社東京分祠(ぶんし)にやってきた。六本木の街なかに溶け込んでおり、これまでの神社らしい神社とは違った趣だ。 出雲大社でのお参りの方法は「ニ拝 四拍手 一拝」となっている。他の神社とは違うので注意が必要。ご朱印もいただいた。 これだけめぐると、なんだかご利益があるような気がする。東京メトロを使った割にはけっこう疲れた。
あ、あれ、そういえば、東京メトロに2回しか乗ってないぞ。ICカード料金にすれば、168円+199円で367円じゃないか。これじゃ24時間乗車券の意味ないよ。あ、家まで帰るのに使えばいいか。というわけで、六本木駅から入谷駅。これで199円プラスで566円。しかも、翌日昼まで使えたので、168円×2をプラスすれば902円でなんとかクリア。いろいろ楽しいお散歩だった!
※ 画像はすべて2018年撮影
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