会社員がスキマ時間に稼げる副業の種類は多角化し、環境も整ってきています。最初から大々的に取り組むのは難しくても、「あと3万円」の収入アップを目指すレベルであれば、いろいろな方法があります。
自分に合った副業を探すための最新事情を解説します。
副業ネタを探すには情報収集から
副業をはじめるには、まずはネタ探しです。このネタ探しの段階でつまずいている人も多いのではないでしょうか。まずは情報を整理するために、他の人がどんなところで副業のネタを探しているか、情報源を整理してみました。副業プラットフォームでマッチング
フリーランスや副業で仕事をしたい人と、そうした人たちに何らかの仕事をしてほしい企業をつなげるマッチングサービスも増えています。人手不足の中、企業にとっても労働者にとってもWin-Winな関係を構築することができます。例えば、「Webライターとして1本いくら」「テストの採点で1人分いくら」などの仕事があります。参考情報
・ランサーズ
・サーキュレーション
・CODEAL(コデアル)
求人サイトで「副業可」の案件を探す
求人サイトでも「副業・ダブルワークの方もOK」という条件の求人も増えてきました。転職やバイト探しと同じ感覚で探してみるのもひとつです。最近は副業やダブルワーク可のお仕事について特集が組まれたり、検索条件として設定できることも多くなりました。一度、のぞいてみるのもいいかもしれません。参考情報
・バイトル
・an
・タウンワーク
自分の人脈から探す
今までの人脈の中で副業に結びつく仕事がないか、一度棚卸ししてみるといいかもしれません。よくあるケースは、前職の経営者からの依頼、現在の仕事で関わっている人からの依頼です。人手不足はさまざまな業界で課題となっています。自分の技能を活かしてそれを解決することができれば、先方にも喜ばれて一石二鳥です。日頃から副業をはじめたいと周囲に話す、ひさしぶりに連絡をとってみるなど、地道なことからスタートしてみましょう。スポットコンサル型で稼ぐ
何かの知識や技能をもっている場合は、時間を切り売りしてコンサルティングやセミナーで稼ぐという方法もとれます。空いた時間を有効に使えば、プラスアルファの収入として効率的に稼ぐことが可能です。ひとまず登録だけでもしてみる価値はあるかもしれません。参考情報
・ビザスク
・ストアカ
実働型の仕組みを使う
自分が実働することでお金を稼げる、そんな仕組みに乗っかるという手もあります。例えば、「Uber Eats」で出前の配達員をするなどは、特に技能がなくてもはじめることが可能です。語学が得意な人なら、「conyac」など、外国語の翻訳サイトで翻訳の仕事をするなども視野に入ってくるでしょう。参考情報
・Uber eats(ウーバーイーツ)
・conyac
販売系の仕組みを使う
ヤフオクやメリカリ、アフィリエイトサイトなど、既存の販売系の仕組みを使って稼ぐ方法も考えてみましょう。典型的なのは、オークションへの出品・転売やアフィリエイトです。副業といって構えることなく、手軽にお金を稼ぐことが可能です。継続的に結果を出せるようになれば、副業を脱して、本格的に起業するための道にもなりえます。
・ヤフオク!・メルカリ
・A8.net
自ら本格的な事業展開をする
最後に、誰かに頼るのではなく、副業といえども本格的に事業を展開していく方向です。開業届を提出して個人事業主になる、会社設立して社長になるなど、副業というよりも兼業に近い形態といえます。この段階になると、最初は月数万円の売上だとしても、立派に事業としてやっていくわけですから、対外的にも「経営」といえるでしょう。税務申告について税理士と顧問契約を結ぶなど、しっかりとした経営管理が求められます。また責任ある事業展開には時間の捻出がカギになります。ある程度、事業が軌道に乗ってきたら、退職して本格的に起業することも最初から選択肢に入ってくるでしょう。
【関連記事】