公示地価ランキングトップ10に連なる「千代田区一番町」。千鳥ヶ淵の自然とビジネスエリアに近接のロケーション
平成30年地価公示全国住宅地ランキングによれば、地価上位トップ10には、千代田区の5地点、港区の5地点がランクイン。中でも番町エリアは、「一番町」「三番町」「六番町」の3地点が入っています。かつて徳川家康が江戸城を整備した際に、城の西側の守りを固めるために大番組という旗本を置いたことが名前の由来とされる番町界隈。多くの武家屋敷があった地は、明治以降に大使館が置かれる一方、官舎も設置され多くの文化人が移り住み落ち着いた住宅街として発展してきました。竹橋方面から北の丸を抜けて番町エリアを訪ねると、今の番町エリアがなぜ人気なのか理解できます。皇居の東側には、丸の内・大手町の壮大なビジネスエリアが広がります。現在、古くからの商業エリアはオフィスビルの建替えが進んでおり、江戸時代の面影を残す濠とは対極的なモダンな建物が連なっています。
番町エリアは、丸の内・大手町のビジネスエリアだけでなく、赤坂見附や四ツ谷にもアクセスが良好。ビジネスの中心が六本木や丸の内に移る一方で、番町界隈は住宅地としての魅力が高まっており、オフィスビルの建替えでマンションが建設されるケースも目立っています。
近年分譲された千鳥ヶ淵を望む「ザ・パークハウス グラン 千鳥ヶ淵」や大規模レジデンス「ザ・パークハウス グラン 三番町」などもオフィスビルの建替えによって計画されました。
東京都では、良好な街並みを形成するために番町エリアの広範囲に地区計画を設けています。例えば、一番町地区の地区計画では、商業・業務施設等が共存・調和した中高層の住居系複合市街地の形成を図るため3つのエリアに区分し良好な土地利用を進めています。
地区計画制定後に誕生したマンションは、デザイン性に優れ良好な街並み形成に寄与しており、邸宅街としての番町エリアの魅力をさらに高めています。
東京都総合設計制度で誕生する免震構造18階建て全106邸。番町文人通りに面した3方向角地に「ブリリア一番町」が誕生
「ブリリア一番町」(東京建物 三菱地所レジデンス)は、半蔵門線「半蔵門」駅徒歩3分。視認性の高い3方向角地に建つ全106邸の大規模レジデンスです。敷地面積は、1,920.89平米と都心エリアでは希少な広さ。総戸数100戸を超える大規模マンションの供給は、住居系エリアが多いこの界隈では限られています。ローマ法王庁のある北西側の番町文人通りは、島崎藤村をはじめ多くの文人や芸術家が居を構えた場所。緑が目立つ落ち着いた邸宅街には、瀟洒な佇まいのマンションも目立ちます。敷地の周囲3方向が道路で、番町エリアの中でも際立つ開放的なロケーション。高さ50mの地区計画制限の中、東京都総合設計制度によって50mを超える18階建て(建築基準法上は17階建て)のプランニングを実現。ランドマークとしての価値は、大きな魅力で意匠を凝らした壁面素材を使用するなどデザイン性の高い外観フォルムです。
建物のデザイン監修は、日建設計が担当。敷地内に二つの緑豊かなガーデンを設け、伸びやかな緑景を創出しています。床の石材や壁面の設え(しつらえ)にこだわり、四季折々の植栽を配置し新たな街の風景をつくります。
洗練されたつくりの共用部も注目ポイントです。エントランスホールは、高さ約6m二層吹抜けの上質なつくり。共用スペースの随所に現代作家による多彩なアート作品を展示。壁面を飾るデザインウォールやオブジェ、蒔絵などのアートがもてなしの空間を形成します。
心地よい暮らしへの提案は、サービス面にも表れています。エントランスホールのサービスデスクには、多彩なサービスを取り次ぐコンシェルジュを配置。大きな荷物を自宅まで届けるポーターサービスや、車の出入庫を手伝うバレーサービスも利用できます。
皇居の杜を見晴らしす上層階 18階住戸は天井高約3.2m
架構形式「SuKKiT」によって開放感の高い住空間を実現
「ブリリア一番町」の住戸は、専有面積74.08平米~201.89平米(2LDK~4LDK)。3方向角地と東京都総合設計制度による18階建ての開放感を活かしたプランニングです。3階~14階の天井高(リビングダイニング 主寝室)は、約2.6m。15階~17階の天井高(リビングダイニング)が、約2.8m、18階の最上階住戸は、天井高(リビングダイニング)約3.2mとゆとりのある空間に。架構形式「SuKKiT」と地震力を逃す免震構造を組み合わせ、柱や梁の太さや厚さを軽減。バルコニー側の大梁を扁平梁としハイサッシの開放的な住空間を実現しています。上質な空間は、モデルルームで再現されています。窓先から広がる千鳥ヶ淵の美しい景色。折上天井を施したスッキリした住空間は、とても心地よい印象です。
システムキッチンは、ドイツのリーディングメーカーであるポーゲンポール社製のものを採用(モデルルームタイプ)。設備や部材にもこだわりを感じます。
全住戸ワイドスパンとなっており、居室の独立性が高く暮らしやすい印象を受けます。資料請求件数は、2018年5月10日現在で約2000件弱。今年の3月にスタートした第1期の販売では、最高価格5億3000万円の住戸に倍率がつき、募集対象外住戸を含め50戸超の住戸に申込みが入るなど好調な売れ行きです。
【第1期物件概要】
専有面積 74.08平米~148.52平米
間取り 2LDK~3LDK
価格 1億4300万円~5億3000万円
一番町の三方向角地の希少立地、東京都総合設計制度採用の18階建てのスケールと景観に配慮したランドスケープ、アートを意識した上質な共用空間、天井高などを確保し仕様にこだわった暮らしやすい専有部といった要素で唯一無二の住まいを提供している点が高い評価につながっているようです。
「ブリリア一番町」のモデルルームは、空間デザインプロデュースで定評のある乃村工藝社が担当。趣を感じる細やかな演出にも「ブリリア一番町」に対する作り手の意気込みを感じます。
東京の中枢にあり伝統を受け継ぐ土地だからこそ、その地に相応しい邸宅をつくる。その連続性が番町の街の価値を高めているのかも知れません。「ブリリア一番町」は、その一つとして番町の魅力をさらに高めるのではないでしょうか。