節約の前に家計の見直しから
学生ならばアルバイトを増やして夏を楽しむ軍資金を得るという方法もあるかもしれませんが、社会人ともなると毎月の給料やボーナスから捻出しなくてはなりません。節約しなくちゃと思うかもしれませんが、まずは家計の見直しからスタートさせてみましょう。何かと物入りになる夏。家族のため、自分のためのお金は、家計のスリム化を計って捻出していきましょう。もちろん貯金に励んでもOKですよ!
水道光熱費を見直そう
コンスタントに消費していく水道光熱費。毎日使うものだからこそ、見直し甲斐があるというものです。草の根運動ではありませんが電気をつけっぱなしにしている、水道を出しっぱなしにしてしまう等の癖がある人は、ただちに直していきましょう。それでどうなるの?と思うかもしれませんが、毎日コツコツと続けていくことで自然と節約に結びついていくからです。
特に光熱費の場合、各社からさまざまなお得なプランが用意されています。HPにアクセスしたり、店舗に出向いて相談することをお勧めします。
一人暮らしの場合、見直し効果は少ないかもしれませんが、ファミリーとなれば、それ相当の効果が期待できます。
保険を見直そう
夏休みと保険の見直し……あまり関連はなさそうですが、良いきっかけにはなります。保険を見直すときには大きすぎる保障を減らす、同じ保障を複数得ている場合には、一部を解約する等の対応をしましょう。とはいえ減らし過ぎるのは問題です。今加入している保障が適切か、どこまで減額できるのか、反対に加入しなければならないのかを見極めていくことが大切です。
保険の見直しをする場合には、ひとりで判断せずに家族に相談する、FP等に相談して適切な保障を確保していくことが重要になります。
通信費を見直そう
スマホの普及によりアプリを使って無料で通話を楽しんだり、メッセージのやり取りをしていると思うのですが、以前よりも基本料金は上がってしまったという人は多いのではないでしょうか。スマホにパソコン、電話にテレビ等、私たちは毎月たくさんの通信費を支払っています。携帯のキャリア会社では、家族向けの割引サービスやパソコンのプロバイダー料金や電話料金等をあわせて契約すると、割引になるというサービスが多数存在しています。通信費の支払いを抑えたいのなら、是非この機会に見直してみて下さい。
見直しのポイントは目標額の設定が重要になる
3つの見直しの他にも、食費、レジャー費、交通費等、その気になれば見直しできるものことはたくさんあります。とはいえ夏だからという理由だけでは、見直しの本気度は低くなってしまいます。
家計をスリム化するためには、今年の夏は沖縄で泳ぐ、北海道で温泉を楽しむ、ディズニーランドでパレードを見学するといった目標を決めて、貯めておきたい金額を明確にすると見直し熱は上昇していきます。
夏休みはどこにも行かないし…という人も大丈夫!自宅でのんびり過ごす人だって、家計の見直しをすることで家計がスリム化、今以上に貯金ができるようになり生活にゆとりが生まれます。
きっかけは何でもアリなのです。さあ、夏に向かって家計もダイエットを始めましょう!