ひかりの恋愛コラム

子供おばさんの特徴は? 子供っぽい恋愛をしない3つの秘訣

30歳を過ぎたら、恋愛観も少しずつ成熟させていかないと、子供っぽい恋愛ばかりを繰り返してしまいます。今回は“子供おばさん”の特徴と、子供っぽい恋愛をしないための3つの秘訣を紹介します。30歳を過ぎたら、“大人の恋愛”を目指しましょうね。

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執筆者:ひかり

恋愛・人間関係ガイド

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子供おばさんの特徴と、子供っぽい恋愛をしない3つの秘訣

“子供おばさんの恋愛”をしていない?(4コマ漫画「子供おばさんと大人女子」より)

“子供おばさんの恋愛”をしていない?(4コマ漫画「子供おばさんと大人女子」より)

30歳を過ぎたら、恋愛観も少しずつ成熟させていかないと、子供っぽい恋愛ばかりを繰り返してしまいます。今回は“子供おばさんの恋愛”をしないための3つの秘訣を紹介します。
   

その1:“付き合うことで、自分が得する人”ばかりを求めない

「恋愛を通して、ステータスを含め、自己を向上させたい」と思っている女性は少なくないもの。だからこそ、恋人の条件にこだわり、自分よりも優れた人ばかりを求め、結果、「思う人には思われず、思わぬ人に思われる」なんてパターンに陥りがちです。多くの人が、“付き合うことで、自分が得する人”を求めがちなのです。

でも、そろそろ恋愛によって自己を向上させることを求めないで、自力でステップアップすることを目指しませんか?平たく言えば、「社長の恋人を求めるのではなく、自分が社長になることを目指す」のです。
もちろん自分よりも色々な面で優れている人と付き合うと、勉強になるし、成長できます。でも、自分を高められる相手というのは、必ずしも、“自分よりも優れている人”とは限りません。逆を言えば、一緒にいて苦労もある相手だからこそ、自分が磨かれ、成長できることもあるのです。

たとえ欠点のある相手であっても、その部分を“フォローできる自分”になったら、よりあなたの魅力は増します。2人の間に問題が起こったとしても、それを“解決できる自分”になれば、より2人の愛情と絆も深まります。自分ばかりが「得する」ことを望んでいる人は、いつまで経っても「理想的な条件の相手と両想いになること」ばかりを求め、片思いをしてしまうのです。

自分を日々、向上させられる人は、相手にはそこまで理想を求めません。ただただ一緒にいて楽しくて安らぎのひと時を過ごせたら、それで充分だと思えるのです。
大人になったら、自分のコンプレックスや足りないものをパートナーによって埋めようとするのではなく、「自分自身でそれを補えるように成長しよう」と思えるようになりましょう。それくらい相手に求めすぎない人の方が、いい恋愛ができるものですよ。
 

その2:“恋に落ちること”ばかり求めない

“恋に落ちる”ことばかり待っていると、恋愛できないことも(4コマ漫画「子供おばさんと大人女子」より)

“恋に落ちる”ことばかり待っていると、恋愛できないことも(4コマ漫画「子供おばさんと大人女子」より)

ある程度、大人の年齢になると、恋に落ちにくくなるもの。それは、いくつかの恋愛を経験することで、恋に幻想を抱きにくくなっていることも原因でしょう。逆を言えば、若い頃の恋愛は、「恋に恋している」ことも多いものです。

そんな状態にも関わらず、若い頃の経験を頼りに「恋に落ちる」ことばかり求めてしまうと、いつまで経っても恋愛ができなくなってしまいます。

実は、恋には錯覚、愛には強い意志が必要なもの。恋する感覚なんてものは、吊り橋の上を歩いたときのドキドキを恋のドキドキだと錯覚するくらいのことで芽生えるものです。そこに本当の愛情はなく、まだ自分を気分よくするための自己愛があるに過ぎません。さらに、そんな“受け身な状態”だと、恋の熱が和らいだときには、関係が終わってしまうことも多いでしょう。

本当の愛情は、そんな“受け身な状態”では芽生えません。「どんなことがあっても、彼の一番の味方になって、愛を貫くぞ!」といった強い意志をもつことで、2人の信頼と絆は深まり、愛に変わるものなのです。逆に、相手に気に入らないところがあったら、さっさと別れて次に行こうとするようであれば、“自分にとって役立つ相手”を求めているだけで、そこに愛はありません。

軽い恋愛を求めているのであればまだしも、パートナーと長く続く関係を求めているのであれば、目指すべきは恋ではなく、愛の方です。そのためにも、相手に気に入らないところがあっても、それも含めて受け止め、自分が上手に対応できるようになることを心がけて、「2人の関係を育てていく」必要があるのです。それこそが、“大人の愛し方”なのです。
 

その3:「許す」ことを覚える

「許す」ことで、愛が深まることもある(P・H「20代コドモ女子・アイコの痛い恋愛」より)!

「許す」ことで、愛が深まることもある(P・H「20代コドモ女子・アイコの痛い恋愛」より)!

何でもかんでも自分の思い通りにいく相手なんて存在しません。時に不愉快なことをされたり、足を引っ張られたりすることもあるでしょう。もちろん一緒にいて、楽しさ、幸せよりも、不快感の方が優るようであればお互いに不幸になるだけなので、離れた方がいいです。

でも、なんだかんだ言っても、相手にもいいところがあって、彼(彼女)の存在が自分に幸せももたらしてくれるのであれば、時にグッと堪えて、許してあげることも大切なのです。そこには感情だけに振り回されない理性が必要です。

結局、「その3:許すこと」は、「その1」「その2」につながります。相手に求めすぎないからこそ、許せることもあるし、また許すという行為そのものが、愛することにもつながります。
更に言えば、彼(彼女)を許すことで、逆に相手から深く愛されるようになることもあれば、自分の欠点も相手に許してもらいやすくなります。それによって、自分も相手に深い信頼を感じ、より心を許せるようにもなるものです。つまり、関係を深めていく過程には、“お互いを許し合う行為”は切っても切れないことなのです。

人を許すことは、言うほど簡単なことではありません。信頼を裏切るようなことをされた場合は、尚更です。でも、相手との関係を続けたいと思うのであれば、もうそこにばかりひっかからないで、過去の過ちは水に流し、自分の心を切り替えることも大切です。それは、「感情だけに振り回されない大人だからこそできること」と言えるでしょう。

また、相手を許すためには、忍耐も必要なため、我慢ばかりしていると、心が壊れてしまうこともあります。だからこそ、「自分で自分の機嫌をとれる」ようになることも大切です。逆を言えば、相手に機嫌をとってもらおうとするのは、お子ちゃまのやり方。そうではなく、自分で自分の気分をよくさせるのです。そのためにも、普段から自分は何をしたら機嫌がよくなるのかを知っておきましょう。
 

30歳を過ぎたら、“大人の恋愛”を目指そう!

ここまで“子供おばさんの恋愛”から卒業するための秘訣を紹介してきました。大人の恋愛をするためには、精神的に自立し、いい意味で、相手に期待しすぎない人になる必要があります。
でも、相手に「期待しすぎない」「求めすぎない」というのは、「諦める」ことではありません。それは、「100%思い通りになる人なんていない」という真実を理解した上で、大切な人と上手に関係を築くための、大人の知恵であり、手段なのです。30歳を過ぎたら、“大人の恋愛”を目指しましょうね。

【お知らせ】
・4コマ漫画「子供おばさんと大人女子」 隔週金曜日23時に更新!

・P・H「20代コドモ女子・アイコの痛い恋愛」毎週土曜日連載中!

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