麗しの古宮、ソウルの「景福宮」ってどんな所?
歴史に翻弄されてきた景福宮。韓国の歴史を知る上で外せない重要な宮殿です(C)景福宮
また、建築物と自然が調和した様子が美しいのも見どころで、季節ごとに違った趣を見ることができます。一度訪れたことがあっても、また違う季節にソウルを訪れることがあれば、何度でも訪れてほしい古宮です。
<目次>
- 景福宮の外せない8つの観覧ポイント
- イベントを観覧しよう!
- 日本語ガイドを利用しよう
- 韓服で入場料が無料!おすすめレンタル店
- 景福宮の3大博物館
- 景福宮で撮影した韓流ドラマ・映画
- 入場料・開館時間・アクセス情報
景福宮の外せない8つの観覧ポイント
景福宮はとても広く、見どころが多い古宮です。解説士やPDA(デジタルガイド)を利用すると、ポイントを逃すことがないのでオススメです。ここでは、簡単に絶対見逃せない景福宮のポイントをご紹介します。1.光化門(グァンファムン)
世宗路からも一望できる光化門。夜になるとライトアップされ、より荘厳な姿を見せてくれる(c)文化財庁
2.興礼門(フンレムン)
景福宮内側から見た興礼門。現代と伝統の調和が不思議にも美しい(C)文化財庁
3.勤政殿(クンジョンジョン)
景福宮で必ず見るべき場所の一つです。正殿へと続く石畳中央は、王が歩く道でした(C)景福宮
王座の後ろにある屏風絵「日月五峯図」は、韓国紙幣1万ウォン札にも印刷されている有名な絵です。
4.慈慶殿(チャギョンジョン)
慈慶殿は1865年に建てられましたが、火事で消失しており、1888年に再建されています(C)景福宮
5.慶会楼(キョンフェル)
絵のように美しい風景が広がります。慶会楼をバックに写真撮影はマストです!(c)文化財庁
<特別観覧>
※4月~10月 火曜日を除く月~日曜 10時、11時、14時、16時 解説は韓国語のみ
※予約は公式サイト(英語)から。
6.香遠亭(ヒャンウォンジョン)
香遠亭へ続く端もまた美しく、まわりをとりまく池もまた風流(c)文化財庁
7.思政殿(サジョンジョン)
王が普段から滞在していた場所でもある、建物前には思政門がある(C)文化財庁
8.修政殿(スジョンジョン)
世宗大王の時代には、ここに王室の蔵書が集められ、学者たちが書物を読む空間でもありました(c)景福宮
イベントを観覧しよう!
景福宮では、年間を通していろいろなイベントを行っています。予約が必要なく、誰でも観覧できる主なイベントを紹介します。■守門将交代儀式
誰もが観覧できるイベントとして、景福宮で一番人気のある守門将交代儀式。毎日行われています
(守門将交代儀式)1日2回10:00~、14:00~、各20分
(光化門把守儀式)1日2回11:00~、13:00~、各10分
(守門軍公開訓練)1日2回9:35~、13:35~、各15分、場所: 協生門外
■ 王家の散策
まるでドラマのワンシーンを見るかのような、雰囲気あるイベントを観ることができます、是非、時間を合わせてお出かけください!(c)文化財庁
3・4・5月の最終水曜日 1日2回11:30~ 、14:30~
9・10月の最終水曜日 1日2回10:30~、14:30~
雨天中止
■古宮音楽会
昼・夜に行われる音楽会で、伝統芸能の公演や、韓国の楽器を使ったフュージョン国楽の演奏などが行われます。
昼の演奏会4月6日~7月29日(金・土・日)15:30~16:10
夜の演奏会6月17日~6月30日、9月16日~9月29日、10月21日~11月3日、20:00~20:50、
場所:修政殿(スジョンジョン)
雨天中止
その他にも、毎年夏には夜間特別観覧が開催されています。時期が近づくと、詳しい日程が景福宮ホームページで公開されるのでチェックしてみてください。
>>>韓国の観光2017年夏のおすすめスポット10選(6番目参照)
日本語ガイドを利用して200%満喫しよう
ガイドの解説を聞くことで、景福宮の歴史や見どころがよく分かります
- 日本語無料ガイド
所要時間:1時間~1時間半ほど。
時間:1日3回 10:00~ 12:30~ 14:30~
※10人以上の団体でなければ予約不要
※無料
※興礼門(フンレムン)内、景福宮案内室集合 - デジタルガイド(PDA)
小型の案内機器による日本語解説を聞きながら観覧できます。 各ポイントへ来ると、自動で案内が始まります。テーマや希望の観覧時間ごとに解説の設定をできるのが便利です。
※レンタル料1台3,000ウォン
※パスポートなどの身分証明書を一時預ける必要あり
※興礼門(フンレムン)側のチケット売り場にてレンタル可能
韓服を着て行けば入場料が無料!?
景福宮でインスタ映えする写真を撮るなら、韓服を着ればバッチリ! しかも入場料無料という特典まであり!(c)hanbok that day
景福宮周辺には韓服レンタル店がたくさんあります。いつもとは違った思い出作りに、韓服姿での古宮散策、オススメします!
■おすすめ韓服レンタルショップ
韓国伝統の家屋・韓屋だから、お店での記念撮影も美しい一枚が撮れますよ(c)hanbok that day
種類豊富な韓服の中からお気に入りの一枚を選びましょう!(c)hanbok that day
韓屋で韓服に着替えるひととき。韓国旅行のステキな思い出になりそうです(c)hanbok that day
<DATA>
■그날 그 한복/クナル ク ハンボク
住所:ソウル特別市鍾路区栗谷路1ギル36서울특별시 종로구 율곡로1길 36
TEL:02-2088-0995
営業時間:9:30~19:00 ※景福宮夜間開場期間は22:00まで営業
定休日:年中無休
レンタル時間と料金はコチラ
[Google MAP]
景福宮とあわせて観覧しよう! 景福宮3大博物館
景福宮の敷地内には3つの博物館があり,いずれも韓国伝統を知ることのできる展示が多くあり人気があります。せっかくなので、景福宮を訪れたときに、一緒に観ておくのはいかがでしょうか?■国立古宮博物館
朝鮮王朝が彷彿される多くの展示があります(C)国立古宮博物館
博物館内にはミュージアムショップやカフェもあります(C)国立古宮博物館
<DATA>
■国立古宮博物館/국립고궁박물관
住所:ソウル特別市 鍾路区 孝子路 12/서울특별시 종로구 효자로 1j2
TEL:02-3701-7500
開館時間:月曜日~金曜日9:00~18:00、土・日・祝日9:00~19:00
閉館1時間前まで入場可。
休館日:2018年の休館日:1月1日、秋夕(9月24日)・旧正月(2月16日)の当日
観覧料:無料
■国立民俗博物館
韓国の人々の生活史や、日常、それに伴う道具や衣類、食などに関する展示があります。常設展示の他に、さまざまな企画展示も行われており、訪れるたびに、また違った楽しみ方ができる面白い博物館です。
韓国にたくさんある博物館の中でも、特に人気がある博物館のひとつです(c)国立民俗額物韓
<DATA>
■国立民俗博物館/국립민속박물관
住所:ソウル特別市 鍾路区 三清路 37
/서울특별시 종로구 삼청로 124%
TEL:02-3704-3114
開館時間:3月~5月・9月~10月 9:00~18:00、6~8月 9:00~18:30、11月~2月 9:00~17:00※閉館1時間前まで入場可能
休館日:2018年の休館日:1月1日、秋夕(9月24日)・旧正月(2月16日)の当日
観覧料:無料
■国立子ども博物館
子どもが安全に観覧できるよう、さまざまな配慮がされています(C)国立民俗博物館
子どもと一緒に行って楽しい博物館と言えばココ! 家族連れにおすすめです(C)国立民俗博物館
■国立子ども博物館/국립어린이박물관
位置:国立民俗博物館すぐ横
TEL:02-3704-4540
開館時間:3月~5月・9月~10月 9:00~18:00、6~8月 9:00~18:30、11月~2月 9:00~17:00※閉館30分前まで入場可能
休館日:2018年の休館日:1月1日、秋夕(9月24日)・旧正月(2月16日)の当日
入館料:無料
もう見た? 景福宮で撮影したあの韓流ドラマ・映画
景福宮で実際に撮影した映画やドラマ、ぜひ見てください!画像は『テバク ~運命の瞬間(とき)~』(出典:Amazonより:www.amazon.co.jp/dp/B01N24A02Y)
さて、そんな中、実際に景福宮の敷地内で撮影した作品をいくつかご紹介します。
<ドラマ>
『王と私』(2007~2008)、『大王世宗』(2008)、『王女の男』(2011)、『インス大妃』(2011~2012)、『根の深い木 -世宗大王の誓い-』(2011)、『太陽を抱く月』(2012)、『イニョン王妃の男』(2012)、『テバク ~運命の瞬間(とき)~』(2016)、『猟奇的な彼女』(2017)
<映画>
『モダンボーイ』(2008)、『神機箭(シンギジョン)』(2008)
『王になった男』(2012)、『私は王である!』(2013)、『花、香る歌』(2015)
※2007年以降の作品を紹介しています。
※一部シーンの撮影のみ景福宮で行われています。
観たことのある作品はありましたか? 景福宮を思い出しながら観ると、また違った楽しみ方ができますよ!
<DATA>
■景福宮/경복궁
住所:ソウル特別市鍾路区社稷路161/서울특별시 종로구 사직로 161
TEL:02-3700 - 3900~1
開館時間:1~2月・11月~12月9:00~17:00、3月~5月・9月~10月 09:00~18:00、6月~8月 9:00~18:30
※閉館1時間前まで入場可能
休宮日:毎週火曜日※火曜が祝日の場合は、翌日休宮となる
入場料:大人3,000ウォン(満19~満64歳)
子ども1,500ウォン(満7~満18歳)
※満6歳以下、満65歳以上、毎月最終水曜日、韓服着用者は無料
※4大宮の統合観覧券でも入場可能
※景福宮および、博物館におけるイベント開催時間は、変更となる場合があります。