パートナーに幻滅しそう？
パートナーに幻滅していない？
でも、そんなことばかり言っていたら、誰とも付き合えないかもしれませんよ？今回は、パートナーに幻滅する前に知っておいた方がいいことを3つ紹介します。
その1：自分を100％分かってくれる、なんてことはない
いくらパートナーとは言っても、今まで違う人生を歩み、それに伴う人生観を持っている者同士が、100％分かり合えるなんてことはありません。でも、意外にも「パートナーなら、分かってくれて当然だ」なんて期待しまう人も少なくありません。それは、甘えなんですよね。基本、「自分を分かってほしい」と言う人は、「自分を受け止めてほしい」と思っています。でも、人から受け止めてもらうことを過剰に期待しないためにも大切なことは、「まずは自分で、自分をきちんと受け止めること」なんですよね。
そうしたら、自分を保っていられるし、相手に必要以上に受け止めてもらうことを望まないでも済みます。パートナーが自分を分かっていないところがあっても、「彼（彼女）が悪い！」なんて被害者意識を持つことなく、「自分が相手にきちんと伝えられていないんだな」と思って、感情的にならずに、“自分の取扱説明書”を伝えることができるようになります。
逆にあなたはパートナーのことを、100％理解できているのでしょうか？おそらく、そんなことはないはず。自分とは違う人間を何でも理解するなんてことは、不可能です。だからこそ、もしパートナーが何の説明もしていないにも関わらず、「あなたは私のことを何もわかっていない！」なんてキレ始めたら、あなただって「はぁ？」と頭にくるでしょう。
人は、パートナーに理想と幻想を抱きがちです。多くの人が「自分を受け止め、疲れた心を癒してくれる」ような、そんな理想的なパートナーを求めがちですが、誰もがみんな、自分の人生にいっぱいいっぱいなところもあるので、そこまで人に気を遣っていられないところもあります。
相手に期待しないくらいの方が、人間関係はうまくいくことが多いもの。だからこそ、相手が自分を理解していないことがあっても自分を保てるくらいに、精神的に自立をしていることは重要なことなのです。
逆を言えば、大人になったら、自分が精神的に自立できていなくて精神が不安定なだけなのに、「パートナーが自分を理解してくれないから、悪いんだ」なんて、人のせいにばかりしてはダメですよ？
「パートナーが私のことを理解しきれていなくても、それは普通のことなのだ」と思って、相手が分かるように説明し、さらに自分も相手のことも理解するようにして、上手に付き合っていきたいものですね。
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