室内にいても花粉症がツライ家のNGポイント
室内なのにツライのはなぜ?
花粉症がツライ季節。花粉が飛び交う外から帰宅し、ようやく室内に入った!と思っても全然くしゃみや鼻水が治まらない……という経験をしたことはありませんか? もしかしたら室内にも花粉を持ち込んでいるかも。花粉が部屋に入りやすい家にはいくつかポイントがあります。
ポイント1. 玄関とリビングの間に仕切りがない
玄関に収納を確保、部屋の中に持ち込まない工夫も。画像は記事「家の花粉対策は設備やプランから/換気、室内干しetc.」より
玄関とリビングとの間にはドアがなかったり、あっても開けっ放しだと花粉はそのままリビングに流れてしまいます。空間をしっかりと仕切れることも大切です。開放感との兼ね合いもありますが、花粉を玄関よりも中まで侵入させないようなプランを考えておきたいものです。また、玄関で脱いだコートや上着をその場で収納できる玄関クローゼットがあればより理想的ですね。
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ポイント2.床の掃除に掃除機を使う
花粉は、日中は空気中をフワフワ浮遊していますが、人の活動のおさまった深夜や早朝には床の上に落ちていきます。ここで掃除機を使うと花粉を再び舞い上げてしまう危険性が。フローリング用モップや雑巾で床の拭き掃除をするのがおすすめです。ポイント3.室内干しができない
洗濯物に花粉が付くのを恐れて室内干しにしても、日当たりが悪かったり換気ができなかったりするとうまく乾燥できないことも。例えば、サンルームがあると花粉から洗濯物を守ることができます。既存のバルコニーに設置できる囲いスペースなど、取り入れやすい商品もでています。雨の日や夜間でも安心して干せるのもうれしい。画像は記事「サンルームのおすすめプラン 雨でも快適に洗濯物干し」より
サンルームなどを新しく設置するのが難しい……という場合は天井を有効活用しましょう。洗濯物を干したい時だけ天井から物干し竿を降ろし、使わない時は天井にスッキリ収めておけるのでジャマになることがありません。しかも簡単なリフォーム工事で室内干しの場所を確保することができるというスグレモノです。
おすすめ記事:洗濯物の部屋干しが楽に!物干しユニットのリフォーム
ポイント4.リビングに階段がある間取り
リビング階段
リビング階段は、階段下や蹴上げ部分の板をなくし開放感を出すデザインが多く見受けられます。そのため、衣服などに花粉がつたまま階段を上がると、花粉を2階に持ち込むことに。上がった先にのれんをかけたり、上着は必ず脱ぐなどを習慣づけましょう。
ポイント5.外気が入る給気口
給気口などから入ってくる花粉にも注意が必要でしょう。花粉などの粉塵を除去して、きれい外気を取入れるために、給気清浄フィルターを設置することのもひとつの方法です。また、熱交換換気システムには、除塵フィルターや空気清浄機能などを搭載したタイプもありますよ。おすすめ記事:家の花粉対策は設備やプランから/換気、室内干しetc.
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