タイ最初の王朝、古代都市スコータイと周辺の古代都市群

スコータイ遺跡内には巨大な仏像が数多く安置されている
スコータイ遺跡はタイ人の観光客も多い
「幸福の夜明け」という意味を持つスコータイ王朝はタイ民族最初の王朝で、タイ文字を作り出し、スリランカから伝来した上座部仏教(テーラワーダ仏教)をタイ国内に普及させた歴史を持っています。

スコータイ遺跡は、東西約1.8km、南北約1.6kmに渡る城壁に囲まれた広大な「スコータイ史跡公園」の中にあります。遺跡のある史跡公園は総面積45平方キロとかなり広いので、炎天下の中歩いて見てまわることはほぼ不可能。そこでガイドがオススメしたいのは、自転車での遺跡散策です。史跡公園の前には何軒かレンタサイクル店が並んでいて、どの店も1日1台20バーツ(約66円)程度と安く借りることができますよ。

バンコクからスコータイへはバンコクエアウェイズのフライト(所要時間1時間)の利用が便利です。スコータイには鉄道の駅はありませんので、バンコクから鉄道で行く場合はスコータイから車で約1時間のピッサヌロークで下車することになります。ピッサヌロークの方がスコータイより街として大きいため宿泊施設が充実しています。駅もホテルもあり便利なピッサヌロークを拠点にして、遺跡めぐりをするというプランもおすすめです。【文化遺産・登録年:1991年】

絶滅の危機に瀕している動物と会える!
ドン・パヤーイェン‐カオ・ヤイ森林群

バンコク北東部の6県をまたいでカンボジア国境まで広がる広大な森林地帯がドン・パヤーイェン‐カオ・ヤイ森林群です。森林郡の中心的存在で、観光客も最も多いのがカオヤイ国立公園。ここは、バンコクから車で2時間強という近さ、1年を通して涼しい気候、またホテル施設やゴルフ場などリゾート施設が充実していることもあり、バンコク在住のタイ人や外国人の避暑地として人気の高いスポットでもあります。

この森林郡の特徴は、アジア最大のモンスーン林(季節風に支配され、乾季と雨季がある地域に発達する森林のこと)のひとつが手付かずのまま残されていることと、シロテテナガザル、マレーヤマアラシ、もっとも原始的な猿といわれるスローロリスなど珍しい野生動物が生息していることです。ドライブウェイでは運転中に野生動物が見られるのも楽しみのひとつでもあります。

バンコクからのアクセスは車かバスしかないため、初めて訪れるならパックツアーが便利でしょう。またバンコクの北バスターミナルから長距離バス(パーク・チョン行き)も出ています。【自然遺産・登録年:2005年】