香港のホテルを選ぶ基準とは?

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伝統ある香港のホテルの代表格といえばやはりザ・ペニンシュラ香港

香港に限らず、ホテルはだいたい高級・中級・格安という区分に分けられます。予算別に考えるのであれば、それだけでも指標になりますが、せっかくの旅行ですから、予算にあった中でも“香港らしさ”を十分に感じられるホテルに泊まりたいもの。

例えばラグジュアリーなホテルであれば、歴史や伝統を感じられるものだったり、他にはない絶景を楽しめたり、アイデアの限りを尽くしたデザインが堪能できたり、リーズナブルなホテルなら、香港の生活を感じられる特別な場所にあるなど。ホテルの印象は旅の印象に大きくつながるはず。

あなたの旅のスタイルに合うホテルを見つけて、香港での滞在を楽しんでくださいね。

1. ザ・ペニンシュラ香港/尖沙咀

一生に一度は泊まりたい憧れのホテル
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ザ・ペニンシュラ香港の「ザ・ロビー」。香港を象徴する体験とも言える伝統的なアフタヌーンティーは人気が高く、通常は予約不可ですが、宿泊客なら予約ができます

「伝統」「格式」「ラグジュアリー」をキーワードに香港のホテルを思い浮かべるとき、誰もが真っ先に名前を挙げるのが「ザ・ペニンシュラ香港」。1928年開業の香港で最も長い歴史を誇るラグジュアリーホテルで、今年開業90周年を迎えます。古き良きコロニアルスタイルで装飾されたロビーエリアは、一歩足を踏み入れた瞬間に心奪われることでしょう。英国色を感じる造りこそ、イギリス植民地時代から愛され続ける老舗ホテルならではの特徴。2013年にはハーバービューと九龍の街並みが楽しめるタワー棟と本館を全室リニューアルし、一層快適になりました。

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モダンでありながら随所に香港らしさを感じる洗練された客室。写真は「グランドデラックスハーバービュールーム」


ザ・ペニンシュラ香港が位置するのは、九龍半島随一の繁華街である尖沙咀(チムサーチョイ)。地下鉄やバスなどの交通機関はもちろん、スターフェリー乗り場までも徒歩圏内というアクセスの良さで、観光にはもってこい。一歩足を踏み入れると尖沙咀からの喧騒を忘れられるような優雅な時間が流れるザ・ペニンシュラ香港は、香港らしさ、雰囲気、快適さ、利便性など、どの角度から見ても文句なしのホテルです。


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The Peninsula Hong Kong
住所:Salisbury Road, Tsim Sha Tsui, Kowloon
TEL:(852)2920 2888
アクセス:MTR「尖沙咀」駅L3出口すぐ
料金:HK$8,400(約114,912円)~

2. マンダリン オリエンタル香港/中環

香港島で最も歴史が深いホテル
Mandarin Oriental HK

丁寧に重ねられてきた時を肌で感じられるマンダリン オリエンタル香港


香港発祥の老舗高級ホテルといえば、絶対に外せないのが「マンダリン オリエンタル香港」。香港島で最も古い歴史あるホテルです。香港島の中心地である中環(セントラル)に位置し、地下鉄やトラムなどの駅も近い最高の立地でありながら、喧騒を全く感じさせない静かで格調高い雰囲気が魅力です。

Mandarin Oriental HK

目前にネオンが迫る「シティビュールーム」。100万ドルの夜景の中に溶け込んだ気分に


434室ある客室は、シティビューとハーバービューが選べます。「香港ならハーバービューでしょ!」と思うかもしれませんが、華やかな中環にあるからこその煌びやかなネオンを間近に見られるシティビューもおすすめ。より贅沢な時間を過ごしたいなら、スイートルームを。全67室ものスイートルームはそれぞれデザインが異なるのも特徴です。

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Mandarin Oriental Hong Kong 
住所:5 Connaught Road, Central
TEL:(852)2522 0111
アクセス:MTR「中環」F出口、徒歩2分
料金:HK$4,800(約65,662円)~

3. インターコンチネンタル香港/尖沙咀 

完璧なハーバービューを堪能するならこのホテル
Intercontinental HK

ダイナミックなハーバービューを独占できるインターコンチネンタル香港

香港といえば、ヴィクトリア湾を香港島と九龍半島で挟む独特な地形が生む景色が特徴。数あるラグジュアリーホテルの中でも、とりわけ贅沢に景色を楽しめるのが「インターコンチネンタル香港」です。ハーバー越しに広がるスカイライン。ロビーラウンジからでも「これぞ香港!」という景色をベストポジションで堪能できますが、多くの客室および全スイートルームからはこのダイナミックな景色が独占できるのが魅力です。
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目の前に夜景が迫る「インターコンチネンタル ハーバービュー ルーム」は33平米と40平米の2種類


魅力的なのは景色だけではありません。九龍半島の先端に位置するため、香港島に渡るスターフェリー乗り場や地下鉄「尖沙咀(チムサーチョイ)」駅も徒歩圏内。さらにこのエリアにはショッピングモールも多く、買い物にもうってつけ。行動の起点にもってこいの場所なのです。
ヴィクトリアハーバーを昇る朝日と共に起床し、アクティブに街を散策したら、夜はネオン輝く香港島の夜景を眺めながら部屋で一杯……そんなぜいたくな滞在はいかがでしょうか?

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InterContinental Hong Kong
住所:18 Salisbury Road, Tsim Sha Tsui, Kowloon
TEL:(852)2721 1211
アクセス:MTR「尖沙咀」C1出口、徒歩5分
料金:HK$3,146(約43,037円)~

4.リッツカールトン香港/九龍 

まるで天空に浮かんでいるような体験を
The Ritz-Carlton, Hong Kong

リッツカールトン香港が上層階に入るICCビルは地上490mという高さ!ここからの景色が悪いはずがありません


香港一高いビル「ICC(International Commerce Centre)」の102階から118階にある「リッツカールトン香港」は、まるで天空のホテル。眼下には香港の街がジオラマのように広がり、あまりの高さに宙に浮いているような錯覚を覚えます。そんな現実離れした高さにあるからこそ、どの部屋に宿泊しても部屋からの眺めを遮る物は一つもないという無敵さ。

The Ritz-Carlton, Hong Kong

視界を遮る物は何もない「デラックスビクトリアハーバースイート」


また、ICCビル自体がエアポートエクスプレスの駅でもある九龍駅に直結しているため、空港からのアクセスも抜群。九龍駅にはエレメンツをはじめとするショッピングモールが入っているので、ショッピングもグルメも楽しめる上、駅からは地下鉄もバスターミナルも入っているので、どこに行くにも便利です。

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The Ritz-Carlton, Hong Kong
住所:International Commerce Centre, 1 Austin Road West
Kowloon, Hong Kong
TEL:(852) 2263 2263
アクセス:MTR「九龍」駅に隣接
料金:HK$3,724(約50,944円)~

5. ホテル・アイコン/紅[石勘]

大学が運営するユニークなデザインホテル
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ロビーの壁にはグリーンが美しい垂直庭園が!


年々アートへの関心が高まる香港において、デザイナーズホテルは選択肢のひとつとして外せない存在。テレンス・コンラン卿を筆頭に世界的なビッグネームが建築やインテリア、ロゴ、ユニホーム、ウェブサイトなどのデザインを手がけていることで話題の「ホテル・アイコン」は注目すべきホテルのひとつ。ユニークなのは、このホテルを運営しているのは香港理工大学という名門大学ということ。学内にはホテル・観光管理学部があり、茶色のユニホームを着たスタッフは、実習中の学生たち。いつでも明るく丁寧に対応してくれます。
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客室からの眺めはハーバービューとシティビューが選べます。海外のホテルには珍しく、浴室が深めなのもうれしい


デザイン科も設ける同大学は、ファッションデザイナーのヴィヴィアン・タムなど世界的なアーティストが輩出する名門校としても有名で、館内には彼女がデザインした「デザイン・スイート」のほか、著名な卒業生たちによるアート作品も飾られています。
学生の職業訓練を兼ねているため、ラグジュアリーでありながら、同等クラスのホテルより価格が抑えめなのもうれしいポイントです。 

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Hotel ICON
住所:17 Science Museum Road, Tsim Sha Tsui East, Kowloon
TEL:(852) 3400 1000
アクセス:MTR「紅[石勘]」A1出口から徒歩約7分
料金:HK$2,240(約30,643円) ~

6. ミラ・ムーン/銅鑼湾

月の物語の世界に泊まる
Mira Moon

館内にはいたるところに月やウサギ、そして中秋節を彩る牡丹の花があしらわれ、物語のなかに紛れ込んだ気分に


ワールド・ブティックホテル・アワーズをはじめ、数々の賞を総なめにする注目のホテル。デザインコンセプトは、「月」。不老不死の薬で月の女神になった妻と地上に残された夫。お互いを思う愛が月をまぶしく輝かせる……という中秋節に語られるストーリーを体現しています。
Mira Moon

「Half Moon」以上のクラスに泊まれば、ウォークインシャワー付きのバスルームがあるのが魅力。湯船から夜景が楽しめるほか、iPad mini の持ち込みもOKです

おすすめする理由はデザインだけではありません。銅鑼湾駅から徒歩わずか5分という立地やホスピタリティの高さもポイント。客室にはiPadmini や4G ポータブルWi-Fi が用意され、ブルートゥースでスマホの音楽を部屋中に流せるなど、至れり尽くせりです。

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Mira Moon
住所:388 Jaffe Road, Causeway Bay, Hong Kong
TEL: (852) 2643 8888
アクセス:MTR「銅鑼湾」駅から徒歩約5分
料金: HK$1,700(約23,256円)~

7. ホテル・ジェン/香港大學

サービス&立地良し!コスパ抜群!
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ハーバービューにテンションが上がる屋上のスイミングプール

コスパの優れたホテルをお探しなら、イチオシは地下鉄が延び賑わいを見せる香港島西部にある「ホテル・ジェン」。ホテルが位置する香港大学駅周辺は、古い町並みが今尚残る情緒漂うエリアです。

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ヴィクトリアハーバーの眺めとゆったりとした空間が魅力の「クラブハーバービュールーム」


リーズナブルな価格帯に関わらず、ゆったりくつろげる空間とホスピタリティ溢れるサービスが好評。設備も万全で、レストランや24時間営業のジムのほか、なんとハーバービューのプール付きというのも大きなポイントです。母体はラグジュアリーホテルとして知られるシャングリ・ラなので、居心地のよさはいわずもがな。心身共にリラックスできる空間作りはさすがです。

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Hotel Jen Hong Kong
住所:508 Queen’s Road West, Western District, Hong Kong
TEL:(852)2974 1234
アクセス:MTR「香港大學」駅B2出口から徒歩約1分
料金:HK$1,300(約17,784円)~
 

8. ホテル・ステージ/佐敦 

繁華街のど真ん中という立地が魅力
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アートが印象的なロビー。喧騒の街の中にあると思えないシンプルで温かい雰囲気です


昔ながらの麺屋さんやお粥屋さんなど大衆食堂が軒を連ねる下町エリア・佐敦(ジョーダン)は、南に行けばヴィクトリアハーバーのある尖沙咀(チムサーチョイ)、北に進めば夜市で賑わう旺角(モンコック)という、観光にとっても便利な立地です。
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洗練された客室。壁にはさりげなく昔の香港の街並みの写真が飾られています


そんなローカル色漂うエリアに突如現れるモダンな外観の「ホテル・ステージ」は、シンプルでありながら、茶餐店や街を歩く人々など所々にさりげなく描かれたアートが香港ファンの心を鷲掴み! 館内にはアートスペースやライブラリーなどを設けているので、アカデミックなステイが期待できます。

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Hotel Stage
住所:1 Chi Wo Street, Jordan, Kowloon, Hong Kong
TEL:(852)3953 2222
アクセス:MTR「佐敦」駅B2出口から徒歩約2分
料金:HK$1,805(約24,692円)~

9. ドーセット・モンコック/奥運 

なんと1泊1万円前後!
DorsettundefinedMK

開放感あるロビー


地価が高い香港において、予算1万円で清潔かつ快適なホテルを探すのは至難の業。そんな状況下で救世主的存在なのが「ドーセット・モンコック」。都心にありながら1万円前後で泊まれる節約派の味方です。部屋はかなりコンパクトですが、九龍半島ならではの味のある下町ビューが魅力。ホテル近辺には24時間オープンのローカル店が密集しているので、よりディープな雰囲気を求める人におすすめです。
DorsettundefinedMK

コンパクトで清潔感ある「RoomExecutive」


さらにこの価格帯にも関わらず、スマホの無料レンタルがあるほか、公式サイトから予約すれば、24時間チェックインが可能に。 つまり、チェックアウトがチェックインの24時間後になるので、 ゆっくりと滞在できます。

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Dorsett Mongkok, Hong Kong
住所:88 Tai Kok Tsui Road, Tai Kok Tsui, Kowloon
TEL:(852) 3987 2288
アクセス:MTR「奥運(オリンピック)」駅C4出口から徒歩約6分。
料金:HK$700(約9,576円) ~

10. チョンキンマンション/尖沙咀 

価格の安さを徹底的に追求するならココ
重慶大廈

大型スクリーンが取り付けられ、ぐんと都会っぽい雰囲気をかもし出すようになった重慶大廈


宿泊費は限りなく節約したい! という超節約派の人には、やはりバックパッカーの聖地「重慶大廈(チョンキンマンション)」でしょう。リピーターの方ならご存知だと思いますが、この建物はグランドフロアに両替商があり、2階以上にインド料理屋や安宿が入っているいわゆる雑居ビル。館内にはターバンを巻いたインド人やアフリカ、中東系の人たちの姿を多く見かけるエキゾチックな場所です。昔は治安が懸念されましたが、警備が強化され、大手ドラッグストアやレストランなどのショップも充実しつつあるので、以前に比べ宿泊のハードルは下がっています。
重慶大廈

エレベーターホールには数々の宿の看板が。エレベーターは左右で停まる階が異なるので注意して


年々家賃が高くなる香港では、宿泊費はどこも軒並み上がっていて、重慶大廈といえど例外ではありませんが、ここに入っている宿ならそれでも1泊3,000円以下のところもあり、他のホテルに比べて格段に安くあがります。そして何より立地が最高! 観光の中心地、尖沙咀(チムサーチョイ)のど真ん中にあり、地下鉄の駅もバス乗り場もすぐ近くにあるので、どこへ行くにも便利です。

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■重慶大廈
住所:36-40 Nathan Rd, Tsim Sha Tsui, Kowloon, Hong Kong
アクセス:MTR「尖沙咀」駅D出口から徒歩すぐ
料金:宿によって異なる

※料金は1 室1 泊2 名までのもの。別途サービス料10%が加算されます。
※料金は2018年3月下旬の目安ですが、予告なく変更される可能性があります。
※HK$1=13.52円(2018年3月6日現在)
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※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。