AIスピーカーは子育て世代の家庭にあると便利なのか?
AIスピーカーは子育てに役立つのか?
でも、生活が便利になるという理由ではなく、きっと一家に一台、あった方がよいのではないか、と思うのでその理由を3つ挙げていきます。
そもそもAIスピーカーとは何か?
写真はAIスピーカーのアマゾンエコー
Wi-Fiと電源環境のある場所で作動し、音声で操作するAI内臓のスピーカー。ラジオや音楽、ニュースを聞く、スマホと連動してスケジュールを教えてくれる、今話題のIoT家電と連動してスイッチをオンオフする、など幅広く、細かーいことができる。また、AI(人工知能)で家族の会話データから最適な対応ができるようになる(成長する)。
・Amazon Echo(アマゾンエコー)
Amazonが発売しているAIスピーカーで「スキル」と呼ばれるアプリをダウンロードしてカスタマイズしていく。エンタメ系スキルが多めで、音声でショッピングができる。起動ワードは「アレクサ」。
・Google Home(グーグルホーム)
Googleから発売。ダウンロード不要でさまざまなアプリが利用できる。カレンダーや検索機能などGoogleの既存サービスと連携している(Amazon Echoも連携)。「OK、Google」で起動。
AIスピーカーが子育て家庭で役立つ理由
1.知育アイテムとして活用できる
居間の壁に大きく貼ってあるもらってきた地図(無料)
ガイドがAmazon Echoのスキルで実際に役立ったものを紹介します。
- 洋楽を聞く
子供が英語で何か意味のあることを歌っていると気づく。
(例「What do you mean?」=「どういう意味なの?」という言い回しを覚える) - 駅しりとり
全国の駅名でしりとりをする遊び。リビングに日本地図を貼っているので、息子(5)は、駅名が分からなくなる→地名を調べて駅名を言ってみる→なんとなく地理感を養う、という使い方。 - 風や波、水滴の音
本来ヒーリングやリラックスの音源なのだと思いますが、想像以上に荒々しいです。「波の音だけど、どんな波だと思う?(大きい波、夜の波等)」などと想像力を働かせる練習に。 - 暗記の達人
アレクサ(Amazon Echoの中に入っているシステム)が出す数字をオウム返しに答えていくもの。桁数がどんどん増えていく。が、アレクサが聞き取りをしばしば間違える。 - 世界首都名クイズ
国名のあとに首都名を答えるもの。大人でも難しい。 - 豆しば
一日ひとつ、時として残念な雑学を教えてくれるアプリ。先日の話題は、フランス語で「たんぽぽ」は「おねしょ」という意味になる、と教えてくれました。
【役立つ理由2】ママをこまごまサポート&慣らしAI
朝はやることがたくさん。聞きたいときに耳から情報が得られて便利
「アレクサ、子守をして」とまでは進んでいませんが、AIスピーカーはママにとって手助けになるスキルもあります。
- 今日の天気やニュースが聞ける
朝の支度をしながら情報を引き出せるのでスムーズです。 - 音楽、ラジオ、カラオケ
我が家では起き抜けに音楽をかけてダンスをしています。疎遠だった洋楽に接近中。 - タイマー設定
子供のゲームや遊びの時間を区切るのに大活躍。母親から告げられるよりも、素直に受け止めてくれるので、助かっています。
そして、意外とありがたいのが「親が最新機器に慣れること」。今後どしどし増えていくであろうAIプロダクトや最先端機器に親がついていくために、導入してよかったなと思っています。
【役立つ理由3】家族の時間に一体感が生まれる
家族のそばにいて話題を提供してくれる存在
同じ部屋、下手をしたら同じテーブルについていても、各自スマホを見たりゲームをしている状態。これを味気ないなと感じる人には向いていそうです。
AIスピーカーに話しかけ、流れてくるニュースやアプリ(スキル)の内容をみんなで共有することで、家族の意識も共有するきっかけになるかもしれません。
幼児期を抜けても会話のある家族になっていけるかも
夫は先端技術を良くも悪くも体験し、私は記事のネタにしています。アレクサ、無くても困らないなんて書いてごめん、これから家族と一緒に成長していこうね、と思った次第です。