「生き金」とはお金を有効に・人の役に立つような場面で使うこと
お金に関する言葉で、「生き金」と「死に金」というものがあります。簡単に言うと、生き金とはお金を有効に使う、人の役に立つような場面で使う、使った分だけの価値を見出すことを言います。一方の死に金とは無駄遣いをすること、自分の欲望を満たすために使う、一生懸命に貯めたお金を使わずにとっておくこと等を言います。
「生き金」と「死に金」の違いとは?趣味のお金はどちら?
それぞれの目安とされている項目を比べてみても、そんなに問題はないのでは? と思う項目があるかと思います。そこで大切になるのはその度合いと言えるのではないでしょうか。それぞれについて人によって定義の違いはあるかもしれませんが、単純に買ったモノが後の生活に役立ったり効果が続いたりした場合は生き金になります。
よく家計の見直しの場面で趣味のお金は無駄だという人はいるのですが、その趣味によってリフレッシュできる、やる気が湧いて来る、趣味を活かして収入を得られるようになったという場合には、一見すると無駄遣いに思えても生き金になります。
反対にストレス解消という名を借りて、むやみに買い物をする、暇つぶしのためにカフェで過ごすというような場合は、死に金になります。
生き金にするために心がけたいこととは?
生き金も死に金も、大切なのは自分の気持ちです。参加しなくても良い飲み会にダラダラと参加するのは死に金になりますが、せっかく参加したのだからと周りの人たちと親睦を図ろうと行動すれば、それは生き金になるのです。使ったお金がどちらになるのかは、自分の心が決めると言えるのではないでしょうか。もちろん「無駄遣い」はどんなに理屈をつけても死に金になりますが、使った後に後悔の気持ちではなく幸せな気持ちが続くようなお金の使い方をすれば、生き金になります。幸せな気持ちになると毎日の生活が充実して来ますし、そのような気持ちがあるだけで生き甲斐を感じることもあるのです。
これは生き金? 死に金? と迷ったら、お金を使った後にどんな気持ちになるのかを想像して、笑顔でいられるのなら間違いなく生き金になります。そう考えるだけで、無駄遣いの予防にも繋がり一石二鳥にもなりますね。