2月にオススメの株主優待銘柄
注目度の高い人気の優待銘柄は、権利確定日が近づくにつれ、株価が上昇していく傾向があります。権利確定日直前にあわてて購入し、高値掴みで不用意な損失を被ることのないように気を付けましょう。2月は、1年の中でも優待権利が確定する銘柄が4番目に多い月です。今回ご紹介する銘柄のような人気優待銘柄ほど、投資家の注目が集まる可能性は高く、株価も上昇しやすい傾向があります。早いうちから注目しておきましょう。
2月オススメ優待銘柄その1「天満屋ストア<9846>」
【業務内容】岡山県などで展開する老舗百貨店天満屋グループのスーパーです。【単元株数】100株
【最低購入金額】11万9500円（2017年12月18日時点）
【権利確定月】2月末日・8月末日
【配当利回り】0.42％（2017年12月18日時点）
【優待内容】(1) 優待補助券（100円）または (2) VJAギフトカード（1000円券）
・100株以上…(1) 20枚 または (2) 1枚
・500株以上…(1) 60枚 または (2) 1枚
・1000株以上…(1) 100枚 または (2) 3枚
・2000株以上…(1) 200枚 または (2) 3枚
・3000株以上…(1) 300枚 または (2) 3枚
・4000株以上…(1) 400枚 または (2) 3枚
・5000株以上…(1) 500枚 または (2) 3枚
天満屋ストアの優待は、岡山県などで展開される「天満屋」グループのスーパーで使える優待補助券・またはVJAギフトカードです。店舗が自宅の近所にある場合は割引券として日常の買い物に使えますし、店舗が近くにない場合でもVJAギフトカードなら全国で利用できるので、投資家にとって魅力的な優待内容と言えます。優待権利確定日に近づくほど投資家の注目を浴び、買いが入りやすい傾向があると言えるでしょう。
では、同社株を今のうちに購入した場合、どのようなパフォーマンスになるか検証してみましょう。今回は同社株を12月末に購入し、2月末の権利確定日前に売却した場合の検証を行います。この検証のとおりに売買をすると、株主優待は取れませんが、売買益のパフォーマンスの大きさを確認することができます。
■検証結果■
システムトレードの達人
勝率： 88.24 ％
勝ち数： 15 回
負け数： 2 回
引き分け数： 1 回
平均損益（円）： 5,451 円、平均損益（率）： 2.73 ％
平均利益（円）： 9,578 円、平均利益（率）： 4.79 ％
平均損失（円）： -22,782 円、平均損失（率）： -11.39 ％
合計損益（円）： 98,111 円、合計損益（率）： 49.06 ％
合計利益（円）： 143,674 円、合計利益（率）： 71.84 ％
合計損失（円）： -45,563 円、合計損失（率）： -22.78 ％
プロフィット・ファクター（合計利益÷合計損失）： 3.153
平均保持日数： 48.00 日
検証結果を見てみると、勝率は88.24％、1トレードあたりの平均損益は2.73％です。勝率が高く、平均損益もプラスとなっていることから、株価の値上がりが期待できる銘柄と言えるでしょう。権利確定日前の早いうちから注目することで、高値掴みして損失を被るリスクが低くなります。
2月オススメ優待銘柄その2「ライフフーズ<3065>」
【業務内容】「ザめしや」など、関西地盤の和食外食チェーン店を運営しています。【単元株数】100株
【最低購入金額】18万2300円（2017年12月18日時点）
【権利確定月】2月末日、8月末日
【配当利回り】0.55％（2017年12月18日時点）
【優待内容】自社で利用可能な優待券またはジェフグルメカード
・200株以上…3000円分(自社優待券)1500円(ジェフグルメカード)
ライフフーズ<3065>の株主優待は、同社店舗で利用できる優待券またはジェフグルメカードです。食事優待券は「ザめしや」や「讃岐製麺」などの店舗で利用でき、またはジェフグルメカードがもらえます。その魅力的な優待内容から同社優待の人気は高く、優待権利確定日に近づくほど投資家の注目を浴び、買いが入りやすい傾向にあります。
では、同社株を今のうちに購入した場合、どのようなパフォーマンスになるか検証してみましょう。今回は同社株を12月末に購入し、2月末の権利確定日前に売却した場合の検証を行います。この検証のとおりに売買をすると、株主優待は取れませんが売買益のパフォーマンスの大きさを確認することができます。
■検証結果■
システムトレードの達人
勝率： 87.50 ％
勝ち数： 7 回
負け数： 1 回
引き分け数： 0 回
平均損益（円）： 9,543 円、平均損益（率）： 4.77 ％
平均利益（円）： 12,164 円、平均利益（率）： 6.08 ％
平均損失（円）： -8,805 円、平均損失（率）： -4.40 ％
合計損益（円）： 76,346 円、合計損益（率）： 38.17 ％
合計利益（円）： 85,151 円、合計利益（率）： 42.58 ％
合計損失（円）： -8,805 円、合計損失（率）： -4.40 ％
プロフィット・ファクター（合計利益÷合計損失）： 9.671
平均保持日数： 48.50 日
検証結果を見てみると、勝率は87.50％、1トレードあたりの平均損益は4.77％です。勝率が高く、平均損益もプラスとなっていることから、良好な成績と言えるでしょう。優待権利確定日から約2カ月前の早いうちに注目しておくことで、高値掴みして損失を被るリスクが低くなるでしょう。
注目度の高い人気の優待銘柄は、権利確定日が近づくにつれて株価上昇していく傾向があります。権利確定日直前にあわてて購入し、高値掴みで不用意な損失を被ることのないように気を付けましょう。
株の売買を行なう際、今回のように簡単な検証を行うことで、これから行おうとしている投資が、どの程度リターンを期待できどの程度リスクがあるのか事前に把握することができます。検証を行ってから投資すればきっと安心感が違うことでしょう。みなさんも投資する際には一度検証してくださいね。
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（このテーマでの検証については、【システムトレードの達人】を使って検証しています。記事の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性、利用者にとっての有用性を保証するものではありません。当社及び関係者は一切の責任を負わないものとします。投資判断はご自身の責任でお願いします）
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