婚活を止めたら結婚できた人が多いって本当?
婚活を止めたら結婚できたのはなぜ?
「婚活を止めたら、結婚ができた!」という人は、意外と多いものです。そこには、婚活を止めたことで婚活をしている人が見落としがちな欠点の改善が隠されています。
今回は「なぜ婚活を止めたら結婚できた人がいるのか」ということについて、ポイントを3つ紹介します。
<目次>
- ポイント1:結婚に対する肩の力が抜けて、魅力的になったから
- ポイント2:自分1人でも生きていける準備で、魅力が増したから
- ポイント3:学ぶべきことを学んだから
- 実際は、単に婚活を止めたから結婚できたわけではない
ポイント1:結婚に対する肩の力が抜けて、魅力的になったから
「何が何でも結婚をしなくては!」なんて心が追い詰められている時は、親しみやすさや柔らかな雰囲気がなくなってきます。それでは相手に「居心地の悪さ」を感じさせてしまうことも多いでしょう。婚活に限らず、人と会ったときは、「また会いたい」と思わせることが大切です。そのためにも一緒にいるときは、相手に「楽しい」と思ってもらえるようなサービス精神が必要です。
例えば、彼(彼女)にいろいろな質問をして、相手のことをもっと理解しようとし、素敵なところはきちんと褒めてあげると、相手も一緒にいて楽しくなってきます。
でも、大抵、婚活をしている人は、自分を気にいってもらおうと自慢話や自己アピールばかりをすることが多くなりがち。さらに、相手に質問をするにしても、「結婚を失敗したくない」という気持ちから、相手を理解したいという思いよりも、「自分にとってどれだけ役立つ人なのか」「結婚したらメリットのある人なのか」という、“自分のための質問”ばかりをしてしまうのです。こんなことをしていると、相手はなにか自分を奪われるような気分になり、関係を深めるのを避けるようになるでしょう。
人は、はじめから「結婚を前提に」と思って人と会うと、ジャッジが厳しくなります。それは、ある意味、家を購入するときと似ています。当たり前ですが、買う方が借りるときよりもチェックが細かくなるものでしょう。でも、家だって、実際に住んでみないと居心地がいいかどうかなんて分からないのと同じように、相手との関係だって、実際に付き合ってみないと合うかどうかなんて分からないでしょう。
それこそ、その家に住み始めたことで、自分自身が変わり、より居心地がよくなっていくことがあるように、相手と付き合うことによって自分が成長し、いい関係になることもあるのです。
相手へのジャッジについては、初めは「暴力、借金、浮気癖はないのか」「きちんと仕事をしているか」「気が合うのか」「好きになれそうな相手か」、あとは「自分がどうしても譲れない条件に合うか(1~2つ程)」くらいの最低限に留め、付き合ってみて様子を見た方がいいでしょう。
いろいろな理想を抱いたところで、実際に相手がそれに当てはまらなくても、付き合って好きになってしまったら、どうでもよくなることもありますしね。理想ばかり押し付けないで、お互いに折り合いを付けて行くことの方が大切です。
結局、婚活を止めたら結婚できた人は、「結婚しなくてはいけない」という気負いがなくなり、さらに「相手選びを失敗したくない」という恐怖心がない状態で、いろいろな人と接し、会話が楽しめるようになってきたことで、上手に恋をつかみ、結果、幸せを手に入れることが多いんですよね。
もしあなたが、「一生ものの結婚をしたい」と思っているのであればなおさら、そんな簡単に結婚相手を決められるものではないでしょう。出会ったときに相手を探ろうといろいろな質問をしたところで、結婚するのにふさわしい相手かどうかなんて、そんなのは分かるはずがないですしね。
だったら、まずはそんな気負いをなくし、相手と楽しいひと時を過ごすことを心がけてみてはどうでしょうか? その方が結果的にうまくいくかもしれませんよ?
ポイント2:自分1人でも生きていける準備で、魅力が増したから
1人でも生きていける準備をすることで、自立心が出てくる
今まで婚活していた人が、「もう結婚はあきらめて、1人でも生きていける準備をしよう」と思うと、自立心が出てきます。
特に女性は、「結婚をしたい」と思っている時は、仮に働いていても、心のどこかで「相手に養ってもらおう」という依存心を抱いている人は少なくありません。それが男性にとって負担になることもあるのです。
現代は昔とは違い、「会社に入れば年功序列で、給与も自然と上がっていくから安泰」なんて時代ではないので、男性もこれから先、「家族を養っていけるのだろうか」と心配している人も少なくありません。
だからこそ、女性も仕事をして経済力があったり、将来のことを考えてきちんと貯金をしていたりしていた方が、男性に「結婚したい」と思われる可能性が高まります。
逆に男性も「1人でも生きていけるようになろう」と思うと、家事も一通り自分でやるようになってきます。それが、結婚後も仕事を続けたい女性にとっては、「一緒に暮らしたい」と思わせるポイントになってきます。
やはり誰もが自分1人を支えるのも大変な時代だからこそ、「結婚をしたら、相手に支えてもらおう」と甘えるのではなく、「パートナーと一緒に頑張っていきたい」「自分も相手を支えられるようになりたい」と思えるくらいになった方が、恋愛も結婚もうまくいくものです。
「自分を支えてくれる相手」を探すよりも、「支えたくなる相手を探す」くらいの気持ちになれるように、まずはきちんと自立をしましょう。
また婚活をしていると、どこか「結婚することで、得したい」という気持ちが高まり、高嶺の花のような相手ばかり望む人も少なくありません。でも、婚活を止めると、「1人で生きていく」ことが基準となってくるので、結婚相手の条件が緩くなってくることも多いものです。
女性の方は、「私も稼ぐから、結婚相手は、最低限、自分自身を養えるくらいの経済力があれば、どうにかやっていける」くらいに思えてくるし、男性の方も「僕も家事はできるから、相手はそこそこできればいい」くらいになってきます。
そうすると、「1人でいるよりは、2人でいた方が楽しい」くらいの感覚で、相手選びができるようになり、相手も見つかりやすくなるでしょう。実は、結婚のハードルを上げているのは、自分自身なんですよね。
ポイント3:学ぶべきことを学んだから
独身のうちにやるべきことをクリアしましょ!
人とのご縁は、自分の力だけで思い通りになるものではなく、人智を超えた力が作用するものです。
私たちがもし「魂を磨くため」に生まれてきたのであれば、今、自分の身に起こっているトラブルや悩みも全て、「自分が成長をするために神様が与えてくれている試練」だと言えるのかもしれません。
例えば、今、婚活をしている人の中には、「独身者は孤独で可哀想だから、私はなりたくない」と差別的な目で独身の人を見ていることもあるかもしれません。そんな人は、結婚したら、優越感を抱くようになってしまうでしょう。
もし神様がいたら、そんな人に良縁を与えるでしょうか? それよりは、「独身でも幸せな人はいて、幸せは人それぞれなんだ」「独身でもカッコ悪いことではないんだ」という、広い視野での物の見方を学ばせるのではないでしょうか。それこそがその人にとって、本当の意味で幸せになるために必要なことですしね。
人は試練を乗り越えたときに(大事なことを学んだときに)、道が開かれていくことはよくあることです。例えば、子供が欲しいのにできない夫婦が、「子供ができなかったら、夫婦2人で仲良く暮らして行こう」と決心した途端に子供を授かった、なんて話もよく聞きます。その場合、その夫婦にとっては、「子供ができなくても、夫婦でやっていけるから大丈夫」と思えるほどの愛情と絆を学ぶことが、試練だったのかもしれません。子供が生まれたら、それこそそれくらいの覚悟がないと、幸せな家庭は作れないですしね。
つまり、今、うまくいかないことには、必ず理由があります。理由とは自己を振り返り、きちんと学ばなくてはいけないことです。その学ぶべきテーマは、その人によって内容もレベルも変わってきます。人によっては、「今は仕事に集中する時期だから、婚期がこない」なんてこともあるかもしれないのです。結婚したければ、独身のうちに学べることや、やるべきことをやり切ってしまいましょうね。
実際は、単に婚活を止めたから結婚できたわけではない
「婚活を止めたことで、結婚できた人」がいる理由を紹介してきました。結局のところ、単に「婚活を止めたから結婚できた」わけではなく、婚活を止めたことで、結婚を焦っていたときの悪い部分が改善されたり、大切なことを学んだからこそ、結婚がうまくいった、ということなのでしょう。逆に言えば、「わざわざ婚活をやめなくても、これらを身に付ければ、結婚がうまくいくようになる」とも言えます。今回紹介した3つのポイントをクリアして、幸せになりたいものですね。
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