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クルマの賢い買い方・売り方

高く売れれば家計も助かる!“愛車買取”を試してみた

クルマの売り買いは損得がハッキリと分かれるポイントなのに、ディーラーでなんとなく下取りに出してしまうことが多いもの。でも「買う店」と「買い取ってもらう店」を別にしてみると、意外なほど納得できることもあるのです。今回は、カー用品でお馴染みのオートバックスで“愛車買取”を試してきました。提供:オートバックスセブン

小池 りょう子

執筆者:小池 りょう子

車ガイド

クルマの賢い売り方って……査定を繰り返す私がたどり着いたのは?

オートバックス「愛車買取」

 

「クルマの賢い買い方・売り方ガイド」であるゆえに、私はクルマの乗り換えでは絶対に損をしたくありません。しかし、ディーラーでは、査定する人の「パッと見た印象」だけで淡々と項目に点数が付けられている気がするし、ネットの一括査定に申し込むと、次の日から電話とメールでじゃんじゃんと「いつ査定できますか?」という連絡の嵐。その返信や電話対応で、普段の仕事より忙しくなるはめに。「主婦をヒマだと思うなよ!」と怒りたくもなりますし、実際に何社も呼んで査定に付き合えるほどヒマな主婦もいないはず。

なんとなくスッキリしないクルマの査定にうんざりし「とにかく、一番誠実に買い取ってくれるところはどこなの~?」と思っていたところ、目にしたのが“愛車買取”のCM。

「オートバックスの査定? まぁ、買取専門店とあまり変わらなさそうな気がするけど、クルマの賢い売り方ガイドとして、試す価値はあるかも……」と思い、オートバックス加平インター店(東京・足立区)を訪ねてみました。
 

「お客様の愛情を、1つでも多く買い取り額に反映させます」と店長

お店に着き「査定を」とスタッフに伝えると、カウンターへ案内されました。対応してくれたのは店長の引田さん。

「店長さんが対応してくれるのですか?」と尋ねると「私も買取査定の研修を受講しておりますので、お車を正確に査定させていただきます」と説明されながら、簡単なアンケートを記入。ここまでは買取専門店と変わらないのですが、次のステップが違いました。
オートバックス「愛車買取」

 

「では、これからお客様と一緒にお車まで行きますので、愛車の自慢や、こだわりのポイントを私にお聞かせください」と引田店長。

え? 愛車の自慢ポイント? 子どもの担任の先生から「お子さんの長所をお話しください」と言われ、焦ってしまうときと同じ感覚です。「えーっと、シートはレザー調のカバーを付けていたので汚していません。大きな事故もしていませんし、フロアマットも純正は新品のまま残っています」と、やっと絞り出した私の答えに引田店長は……
オートバックス「愛車買取」

 

「ここではお客様からクルマにかけた『愛情』をおうかがいして、それをプラス査定にしていきます。例えば、社外品のパーツは他ではマイナス査定になることがありますが、オートバックスでは取り外しやメンテナンス、クリーニングも自社でできるので、エアロパーツやアルミホイール、スタッドレスタイヤ、ナビゲーションなど、純正品でも社外品でもきちんと査定いたします。どんどん点数を引く査定ではなく、お客様がこだわってきたポイントは1つでも多く買い取り額に反映させます

社外パーツもプラス査定になるとは! パパが勝手に付けた社外ナビや、車高を低くするキットだって、オートバックスなら高く買い取ってくれるかもしれないのです。「キレイに乗っていますね」と言われ、なんだか子どもを褒められた気分に。
 

人の勘や感覚だけに頼らない査定を実施

お話が終わると、私の愛車はピットへ。ここから本格的な査定が始まります。
オートバックス「愛車買取」

 

ここで店長が取り出したのは小さなタブレット。「えっ? 査定用紙じゃないのですか!」と驚く私の前で、店長は車検証のQRコードをタブレットで読み取ります。
オートバックス「愛車買取」

 

「お車の情報はコードで読み取り、型式や年式を正確に入力します。すべて、人による打ち込みミスを防ぐためです」

続いて登場したのは「膜厚測定器」。大きなタッチペンのようなテスターで、クルマのドアや屋根を触っていきます。
オートバックス「愛車買取」

 

この「膜厚測定器」の「測定値を使った査定」がオートバックスの特許技術。「膜厚測定器」はクルマの塗装の厚みが計測できるので、板金(塗装のやり直し)をした箇所を探せます。そこからクルマの状態を正しく把握できるそうです。

さらに、端末に表示されるチェック箇所を項目ごとに確認し入力。なんとなく人の勘でやっていると思っていた査定ですが、このタブレットにクルマの情報を入力していくのがオートバックスの「査定Dr.」なのだとか。
オートバックス「愛車買取」

 

さらに店長は次々とクルマのパーツごとに写真を撮り、その画像をどこかへ転送しています。
オートバックス「愛車買取」

 

「画像を本部へ送り、データベースへ入力して、今日現在の価格を計算します。見た目の印象や、人の勘や感覚だけで点数を付けるとバラつきが出てしまうので、誰がやっても正確な査定額を出すためです」

ここまでおよそ30分。「これで入力が完了しましたので、あとは本部の価格設定に少々お時間をいただきます。店内でお待ちください」と案内されました。

通常はお客さんが査定に立ち会わなくてもOK。加平インター店には待合スペースにキッズコーナーもあり、平日にふらっと子連れでも来店できますし、待っている間はカー用品を見ながら過ごせます。
オートバックス「愛車買取」

 

洗車用品コーナーで「クルマを買ったときから洗車や室内の掃除も頑張っていれば、もっと良い査定額になっただろうな……」という気持ちが湧きあがったところで……

「小池様、お待たせいたしました。査定額が出ましたのでカウンターへどうぞ」

いよいよ、私がクルマにかけた「愛情」が反映された査定額が出ます。子どもの通知表が返ってくるような瞬間で、久々に心拍数があがります。
 

「ネット相場よりも〇〇万も高い査定額」にまたも驚き!

実は、事前にある中古車情報サイトで愛車の買取相場を調べたところ、金額は「110.9万円」でした。「走行距離も27,000kmだし、ボディーの変なキズもたくさんあるし、この金額からもだいぶ引かれるだろうな……」と思っていたのですが……カウンターで見積書を出され、思わず3秒ほど言葉を失いました。
オートバックス「愛車買取」

 

金額欄には「¥1,362,510」。なんと、10円単位まできっちりと値段が付けられているではありませんか! ネットで調べた相場との差額は、なんと約26万円! 家族旅行に行けちゃうくらいの金額です。

しかも、見積書を紙でもらえない買い取り専門店が多いのに、オートバックスでは見積り用紙をいただけます。また、5日間は査定金額を保証してくれるので、自宅に持ち帰って家族会議を開いたり、他社と比較するのはもちろん、売却のための印鑑証明を役所に取りに行く時間を持てるのです。しかも、その後のオートバックスからの電話は1回だけ。買い取りの可否を確認するだけだそう。

ひやかしは大歓迎です(笑)。今、自分の愛車はいくらで売れるのだろう?という興味本位だけでもいいので、オートバックスの査定をお試しください。クルマを手放すときの選択肢として『そういえば、オートバックスでもクルマが売れたな』と思い出してもらいたい。クルマ好きなスタッフが多いからこそ、お客様がクルマにかけた愛情を理解し、必ず査定額に反映させられますから」と、最後に引田店長から納得の一言。なぜオートバックスはただのクルマ買取ではなく“愛車買取”なのかがわかりました。

まるで、成長した子どもを正当に評価された気分。「ウチの子の良さをわかってくれる人がここにいたわ~!」という満足感でいっぱいになりました。次の車検まで乗ろうか迷っていたけれど、この査定額には心が揺らぎます。

査定額の差は家計にも大きく響きますし、そこを甘く見たら大損! いざクルマの買い替えとなったら、目の前の新車に夢中になり、査定なんてどうでもよくなっているダンナ様たちを、今度は奥様が説得してみませんか?

愛車の本当の価値を正確に知りたいなら、一度オートバックスの“愛車買取”を試してみてはいかがでしょうか。お金のかかるクルマだからこそ、手放すときには冷静に、慎重に、納得できる誠実な査定をしてくれるお店へ嫁に出すことをオススメします。

提供:オートバックスセブン

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