渡航直前の荷造りと航空機搭乗の際の注意点

渡航直前の荷造りで注意したいのは、航空機搭乗の際の無料手荷物許容量と入国検疫です。

シート
座席クラスによって無料手荷物許容量は異なる
特に航空機搭乗の際は、利用する座席のクラスによって無料手荷物の許容量が異なりますから注意が必要です。機内持込みの手荷物と、航空会社に預ける受託手荷物のそれぞれに規定があります。また、路線や航空会社によって定めが異なりますから、各航空会社のホームページをチェックしてから荷造りを始めるとよいでしょう。

スーツケースなど航空会社に預ける手荷物の無料許容範囲には、個数制と重量制とがあり、定められた許容量を超えた場合は超過料金を支払わなくてはなりません。一般に太平洋路線の場合、個数と重量のそれぞれに制限があり、太平洋路線以外の路線を利用する場合は、おもに重量制が採用されています。

例えばJALの場合、グアムを含む米国、カナダ、メキシコ発着便をエコノミークラスで利用するのであれば、個数は2個まで、重量は1個あたり23キロ(50ポンド)を超えないこととなっています。さらに、大きさにも制限があり、手荷物の3辺の和(縦+横+高さ)も制限されています。1個あたりの3辺の和が158cmを超えないこと、さらに2個の和の合計が273cmを超えないこととなっています。

夫婦やグループで搭乗する場合、総合計をとる航空会社もありますから、一緒に搭乗手続きをとるようにしましょう。また、大型手荷物や楽器、ゴルフバッグやスキー板などスポーツ用品についても細かい規定があります。利用航空会社に、直接問い合わせるとよいでしょう。

 

訪問国の入国検疫情報に留意して荷造りする

重くてかさばるもの、カジュアルな衣料品など滞在先で入手しやすいものは、できるだけ現地で調達するよう心がけます。特に食品は、たとえ申告をしても持ち込めないものが少なくありません。訪問国の検疫情報をホームページで予め取得し、動植物検疫にかかるものは、できる限り持参しないようにします。

調理道具や電化製品の一部には、現地で調達が困難なもの、ないしは高額なため日本から持参したいものが少なくありません。海外仕様の小型炊飯器に代表されるように、現地では入手しづらいもの、例え販売されていても高額であったり、希少なものは、日本から持参するのが一般的です。

これらを別送品にしないのであれば、受託手荷物にするのか、はたまた機内持込みの手荷物にするのか、よく考えて荷造りをしなくてはなりません。例えば和包丁は、必ず受託手荷物として梱包し航空会社に預けます。パソコンなどの精密機器は、機内持込みの手荷物として準備します。

また、日本語活字が恋しくなるとのことから、書籍や雑誌などを大量に持ち込むと、一気に重量がかかりますので注意します。また、「あると便利」な品として、みそ汁椀や塗り箸ほか、茶器を含む和食器。耳かき、体温計、市販薬、ホッカイロや保冷シートなど医薬部外品の一部も重宝します。携帯電話は現地での購入やレンタルでも構いませんが、パソコンは日本語対応のものを日本から持参するよう心がけます。
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※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。