名付けで悩ましい画数問題!じつは画数は流派により異なる
漢字の画数は占いの流派により異なる
Q: 晟という字は「せい」と読みますか?パソコンの姓名判断では11画と出るのですが、名付けの本(三冊)では10画と出ています。良い画数の方で10画として使用して問題ないのでしょうか?
A: 晟の字は「セイ・ジョウ・あきら・さかん・てる・まさ」の読み方があり、正規の辞典では画数はもちろん10画です。
占いの世界では流派によって漢字の画数の決め方はまちまちで、姓名判断(字画占い)に従う場合は、流派を決めなければ画数は決まりません。どの流派に従うかは個人のご自由であり、自分に都合のいい、気に入った流派に従うということでも良いでしょう。
感じの画数は絶対的なものではない
漢字の画数というのは、専門家が作った正規の辞典では、わずかな例外はあるものの、ほぼ同じ画数が書かれています。名付けという観点から見ますと、重要なのは漢字のもつ意味であり、またその漢字が本当に気にいっているかどうかということであって、その字が何画かということは名付けには直接関係の無いことではあります。ただ名付けの本やサイトは、そのほとんどが内容は姓名判断(字画占い)ですし、世の中には占いに従って名付けをしたい人も少なくありません。占いは字の画数をもとに占います。そして言い古されたことではありますが、占いの流派によって字の画数の決め方が違いますから、流派を決めなければ字の画数は決まらないし、字画の良し悪しも決まらないということです。
つまり同じ氏名でも流派によって大吉から大凶までまちまちの答になり、占いの世界に共通する見方、一般論というのは無いのです。どの流派に従うかはご自由ですが、普通は占いの本を手にした瞬間、また占いのサイトを見た瞬間に流派も自然に決まっているわけです。
占いに従うのはたくさんの名付けの一つに過ぎない
どんな名前をつけようが、その名前を使って占いをすれば、どこかの流派で良くなり、どこかの流派で悪くなります。ですから名付けの時、字画を気にしようが気にしまいが、結果は同じことなのです。ただ名付けというのは楽しく、幸福感にひたってやることが大切です。占いが大好きで、それで楽しく名付けができるなら、流派を決めてそれに従い、他の流派でどう言われようが気にしない、と割り切ればよいのです。
もし占いの本やサイトをあれこれ見ながら不安になって悩むのでしたら、占いによる名付けは合っていないのです。その場合は、好きな響きとか、好きな文字とか、好きなイメージから名前を作り、占いの話は一切混ぜないことが重要です。