金銭面で工夫できる余地はありますか?
皆さんから寄せられた家計の悩みにお答えする、その名も「マネープランクリニック」。今回の相談者は、国家資格を目指す30代男性。ファイナンシャル・プランナーの深野康彦さんがアドバイスします。※マネープランクリニックに相談したい方はコチラのリンクからご応募ください。(相談は無料になります)■相談者
ウオッチャーさん(仮名)
男性/パート・アルバイト/31歳
東京都/賃貸住宅
■家族構成
一人暮らし
■相談内容
現在、法律系の国家資格取得を目指して勉強しております。勤めている会社は、その資格を冠した事務所です。労働条件が期間の定めなしで社会保険(健康保険と厚生年金保険)に加入しております。パート労働者ですが、入社したときから上記の労働条件で働いております。
現在、アパートを借りて、そこから自転車で15分程度で会社に着き、仕事が終わると図書館等で勉強してアパートに戻り、アパートから徒歩15分程度にある両親が住んでいる家(持家でローン等なし)で食事と入浴(生活費としてお金を渡している)を済ませたのち、アパートに戻り就寝をする生活をしております。
昨年の3月から上記のアパートを借りて生活をすることになりましたが、両親が共に60代半ばになりかかり、いつまでも甘えていられないと思っております。資格取得の勉強が最優先ですが、金銭面で工夫できる余地などあればご教示していただけると幸いです。貯金額は5年後に150万から200万円を目指したいです。
■家計収支データ
■家計収支データ補足
(1)両親さんについて
父親は契約社員、母親はアルバイト。ともに健康に問題なし。実家は築50年だが、2階部分を最近改装。月8万~9万円で間貸ししようと考えている。
(2)一人暮らしの理由
相談者が経済的に自立するよう、親が実家にいつまでも住まないよう促したため。2019年までに国家試験に合格できなければ、実家での食事も入浴もしないという約束も交わしている。勉強の効率のために部屋を借りているわけではない。
(3)収入について
現在の職場では、資格を取得すると資格手当として5万円が出る(パート勤務は不明)。取得後、相談者が転職した場合、月収は24万~25万円が一般的。
■FP深野康彦からの3つのアドバイス
アドバイス1:「お金」のことは考えなくていい
アドバイス2:自ら退路を断つことも必要
アドバイス3:保険と貯蓄は切り離そう
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