女性が16歳年上の年の差カップル、結婚4年後の二人を追跡調査

年の差婚カップルの結婚生活の実態は?

年の差婚カップルの結婚生活の実態は?

「フランス流?10歳以上年下男性と結婚する5つの極意」という記事で、女性が25歳上年の差婚として話題だった、就任したばかりのフランスのマクロン大統領夫妻にスポットを当てました。フランスは恋愛や結婚に対して自由な風潮の国ですが、日本はどうでしょうか。

以前、日本人同士の「年の差婚」について取材をしたことがありました。日本では女性がかなり年上の場合、「騙されていない?」「浮気されるのでは?」と思われてしまう風潮があるので、二人の出会いから結婚までのなれそめについて取材したのです。

その二人とは、女性が年上の16歳差で結婚した、カウンセラーのMiwaさん(当時42歳)&生徒のDaisukeさん(当時26歳)です。くわしくは「16歳下の彼との結婚、本当に幸せになれるのか?」ご覧ください。

二人を最初に取材した当時はまだ結婚1年目でしたが、4年の結婚生活を経て、改めてお互いが感じたことについて改めて追跡調査をしてみました。年下男性との恋で一歩進めずにいる女性、自分が年上だと引け目を感じてしまうという女性はぜひ読んでみてください。


女性が年上の「16歳年の差婚」、きっかけは男性の海外留学

最初に少しだけ、二人のなれそめをおさらいしておきましょう。

二人が出会ったきっかけはDaisukeさんのカナダ留学でした。当時、Miwaさんは彼を担当するカウンセラーという立場。よく「結婚する人とは出会った瞬間にわかる」と言いますが、二人の場合、未来の伴侶になるなんて想像すらしなかったと言います。

Miwaさんから見たDaisukeさんの第一印象は、「礼儀正しくて爽やかな青年」だったものの恋愛対象ということではなく、異性としてはまったく意識しなかったそうです。一方で、Daisukeさんはというと、初めての海外生活で緊張していたこともあり、Miwaさんに「初めて会ったのに、何だかホッとするような安心感や信頼感があった」と振り返ります。

二人のケースでも、Daisukeさんの方が先に出会って早々にMiwaさんを女性として意識しはじめたようです。やはり年の差は関係なく、結果的には男性が好きになって追いかける方がカップルになってからも上手くいくと思われます。

今回の二人もはじめはすぐに恋愛に発展しにくい関係でしたが、出会って約半年後のクリスマスパーティーを機に急速に距離が縮まっていくのでした。
 


年下男性が年上女性の実年齢を知った時の素直な感想は?

Miwaさんは十数年の海外生活をしていることもあり、もともとは年齢差についてあまり気にしないタイプだったそうですが、いざ年下男性と付き合うとなると、「本当の年齢を知られたら嫌われるんじゃないか?」という不安が芽生えてきたと言います。

Daisukeさんは、というと、漠然と「5~6歳は年上だろうな」と思っていたものの、付き合って数週間後に実年齢を知り、16歳も年上だと知って正直とても驚いたと言います。「海外生活が長いMiwaさんには、お金持ちのカナダ人の彼氏がいるのでないか……」「年下の自分では役不足で、いつか嫌われるのでは……」などと不安にもなったそうです。

それでも、一緒に過ごした半年間を振り返り、楽しかった時間の方が二人にとって年齢よりも重要だと思ったのだそうです。それにより、結果的にお互いが余計な心配をしていたことに気づけたのだと言います。

そんな紆余曲折を経て、二人は結婚という選択へと踏み出したのでした。


結婚生活4年の今だからわかる「年の差婚」の現実とは?

さて、そんな結婚から4年。二人の変わらぬ仲睦まじい姿は変わりません。実際、二人の実感としてはどうなのでしょうか?

厚生労働省によると、年齢や年の差にかかわらず、いちばん多い離婚する確率が高いのは、「同居して5年未満」という統計があります。

1年未満undefined1万6 85undefined件 1~2年undefined1万9483件 2~3年undefined1万8250件 3~4年undefined1万6188件 4~5年undefined1万4185件 (総数undefined25万3408件中)

同居期間別離婚件数の年次推移。調査以来、5年未満の割合が多いことがわかる(出典:厚生労働省 http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai09/kekka5.html)


そこで、結婚生活4年が過ぎた今だからわかるパートナーとの関係性、距離感、二人の結婚観や幸せのカタチについて紹介します。


女性が年上だと、男性の浮気が心配って本当?

女性が年上だと浮気が心配って本当?

女性が年上だと浮気が心配って本当?

結婚ともなれば親にもきちんと承諾してもらわねばなりませんが、その壁も、二人の絆の強さを信頼に替えることで、難なく乗り越えたそうです。結婚の挨拶をした際は双方のお母さまが二人の結婚を心配し、強く反対していたこともあったと言いますが、今ではとても喜んでくれていると言います。周囲の友人たちも同じで、「そんなに年が離れていて大丈夫?」なんて心配していた人たちも家族ぐるみで仲のいい関係を築いているそうです。

このような二人の話を聞くと、幸せな結婚と年齢差はまったく関係ないというのがよくわかります。

例えば、男性が年下だと若い女性と浮気して、いずれ女性側が捨てられてしまうのでは?と余計な心配をしがちです。でも考えてみれば、そもそも浮気するかどうかに年齢は関係ないのです。同年代や年上の男性でも浮気が発覚して数年で離婚なんていう話はたくさん聞くのに、年下男性だから浮気をする、と決めつけるのはおかしな話です。


女性が年上の「年の差婚」、うまくいくコツとメリットは?

Miwaさんに、年下男性と結婚するかも知れない女性たちに、アドバイスを求めると、自分が結婚を報告した当時、勤務先の女社長に言われた言葉をそのまま送りたいそうです。

「年齢は数字でしかないから、お互い内面のどこに惹かれるかが大事だと言われました。二人の年齢差は一生変わらないけれど、年齢差以外は、すべて二人でコントロールできること。自分の人生を楽しみ、自分の選んだ人生に覚悟を決めること! もしうまくいかなかったり、彼が去っていくことがあったりしても、それはその時に考えればいいのだから、考えすぎなくてもいいのだと思えるようになりました」。

彼女は、女社長の言葉によって、幸せになるためには自分が責任を持ってアクションを起こすことの意味に気付かされたそうです。これは、そのまま、年の差婚をうまく続けるための秘訣にも言い換えられそうです。

「自分たちだけでなく、常に世界も変わるもの。だから、心配する周囲の意見に流されるのではなく、自分たちの人生を1日1日楽しむことが大事だと思います。お互いの人生や生活をそれぞれが楽しめば良いし、結婚生活はいつでもお互いが安心して戻って来られる場所であればいいとも思います」――そう笑顔で二人は答えてくれました。

4年経った今だからわかる、年の差婚のデメリットや実態……というものは二人にはとくになく、年齢差をネガティブに感じることはなかったようです。むしろ年齢差よりも、お互いの育った環境や今までの生活スタイルの違いを実感することのほうが多かった、と言います。そして、それも結婚生活をする上では新鮮に感じられ、むしろギャップを楽しめた、と口をそろえます。そんな相性のいい二人だからこそ、16歳の年の差を難なく乗り越えることができたのでしょう。

また、違うところがあるからこそ、「今日の食事は何を作る?」ということから、ベッドのシーツを選ぶような些細なことでも二人で決めるようにしたことで充実した結婚生活を送っていると言います。

年の差があってよかったことやメリットをあえて聞いてみると、Miwaさんは、同世代や年上の男性と結婚した既婚女性の友達から聞いていたような、結婚生活への不満はあまり感じないかもしれない、と言います。

とくに「旦那さんが家事をしてくれない!」「結婚後、旦那さんの体型や容姿が変わり果てた!」というような悩みは、年下の旦那さんにはあまり当てはまらないというのは、嬉しい誤算だったのだとか。他にも、世代というかそもそも考え方が違うので仕事の出世や年収などで張りあってライバルになる関係も成立しにくいのです。

私自身も客観的に二人の結婚生活を近くで見てきて、何よりも日本のステレオタイプな結婚観、つまり「男は仕事、女は家事」的な古いしきたりは二人の中で存在しません。料理が苦手なMiwaさんは、料理を作るのが大好きなDaisukeさんに任せることも多々あると言います。

むしろ、結婚よりも恋愛関係をそのまま延長しているような感覚で、それは年上女性にとっては内面、外見の両方が若々しく保てることにもつながり、年の差婚のメリットだと言えそうです。お互いに夫婦であっても、それぞれの人生を自由に楽しもうという気持ちが二人からはすごく伝わってくるのです。


幸せな結婚に年齢差はまったく関係ない!

時代がめまぐるしく変わっていく中、日本の結婚観もどんどん多様化していくでしょう。二人の例のように、結婚後もお互いが依存しあわずに、好きな仕事やライフスタイルを選び、自由な生活を満喫するようになるのが理想的です。

そもそも「年の差婚」というトピックではありましたが、話を聞くことで幸せな結婚に年齢差はまったく関係ないということを改めて納得させられました。まだこれから結婚を控えている女性も、今までの常識や固定概念から抜け出し、自分の選んだ人生に責任をもって、幸せを手に入れて欲しいと心から願っています。


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