投資家としての甘辛度を知る

投資とは、楽チンな金儲けではなくて、知力と人間力をかけて相場と闘う労働です。投資や資産運用を始めるに当たっては、自分が成長するためにまずみずから努力する覚悟が必要なのです。

投資家として、どんな自分であったらいいのか?望ましい投資家像をイメージしてもらうために、投資家としての甘辛検定テストを作ってみました。これから投資を始める人だけでなく、すでにやっているのだけれどうまくいってないという人にも、気づきを与える考察になると思います。

投資家として、自分に厳しいのか?甘いのか?次の10の質問に答えてみましょう。答えは、イエス or ノーのいずれかを選んでください。

甘辛度をチェックする10の質問

Q1:投資で損をするのは自分のせいだ。

Q2:期待した結果が得られるまで、待つことができる。

Q3:取引を入るときには、戦闘モードに入る心のスイッチを持っている。

Q4:やろうとしていることの逆が真ではないかと疑ってみることがある。

Q5:耳に痛い話でも、傾聴することができる。

Q6:間違いに気づいたら、すぐに修正することをいとわない。

Q7:感情に反する行動を取ることができる。

Q8:自分を過信することに、いつも警戒している。

Q9:都合のよいサプライズやラッキーを、容易に信じようとしない。

Q10:必勝パターンを持っており、そのためのルーティンワークを怠らない。

自分の甘辛度を検定するために、10の質問に対するYesの数を集計してください。Yesの数で、投資家としてのあなたの厳格性が分かります。検定結果は次のページで。
 

 
10の質問に対するイエスの数はいくつでしたか?

0~1個という方は、投資に向いていない

あなたは、自分に大甘な人です。自分の感情を大切に抱きながら、ロマンティクに生きていくタイプかもしれません。合理的に考えたり、知的な格闘をしたり、疑問や否定をぶつけあうようなことは苦手です。その意味では、投資には向いていないかもしれません。

しかし、甘く生きることは悪でも、愚でもまったくありません。たとえ投資は苦手も、自分にふさわしい、充実した生き方が、必ずあるはずです。自分の道を歩きましょう。

2~4個という方は、モデルを探そう

あなたは、自分に厳しくありたいと考えたことが、あまりない人です。その場その場で、適切な選択をしてきて、それでうまくいく現実主義者かもしれません。しかし、投資で成功するためには、自分を律することが必要であり、その点で自分に甘いことは大きな問題です。

自分に厳しくなるために、その必要性や因果関係から学ばれてどうでしょう?身の回りで、投資で成功している良きお手本をみつけ、その人が自分を律している姿や課程を観察するのです。己に厳しくあることで得られる見返りを知れば、あなたの自律性は大きく向上します。

5~7個の方は、さらなる向上心を持とう

あなたは、自分に厳しい人です。投資にも適性があります。しかし、優れた投資家となるには、今一歩という位置につけています。今の限界を認識して、より高き水準に駆け上がるために、伸びしろのまだある余地を埋めていく必要があります。

まだ上がいる、まだ先があるという未達感をエネルギーにして、より完璧な、投資家マインドを育てていけたらいいですね。そのためには、弱点を補強することが効果的です。

8~10個の方は、すでに一人前の投資家

8割以上にYesと答えたあなたは、すでに立派な投資家マインドをお持ちです。その厳しさ、自律心を維持されながら、スキルやテクニックを磨いてください。

注意しておきたいのは、優れた投資家だから良きお勤め人であるとは限らない。良き家庭人、良き仲間とは限らないということです。厳格すぎて、周囲とうまく調和できないこともあります。そんな場合には、投資家としての自分の、日常生活の自分を使い分けるという達人もいます。自分に厳しい方は、日常生活でゆるく暮らす知恵も必要となるかもしれません。

悲観的になる必要はない

自分に厳しいということは、悲観的ということとは違います。内面がしっかりと投資家仕様になっている人は、外の世界を正確に見極めます。外の世界である経済が悪いと予測する人は悲観的であり、良いと予測する人は楽観的です。

自分に甘い人が、正しい予測をするとか投資で成功するということは、あまりありません。成果は内面から生まれるものだからです。投資でお金を増やしたいのなら、自律心のある投資家マインドを身につけることが、最短ルートです。
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