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自分を愛する方法とは?具体的な3つのステップ

「自分を愛することが大切」という言葉を恋愛アドバイスでよく見かけます。具体的にどうすれば自分を愛することができるのでしょうか? セラピスト・母親で、自分を愛する具体的な方法を3つお伝えします。自分を愛するには簡単な技術があれば大丈夫です。

執筆者:藤嶋 ひじり

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自分を愛する方法って具体的にはどうするの?

自分を癒す

「愛」というものに明確な定義はなく、千差万別であるとガイドは前提します。助けてあげるのが「愛」なら、助けないという選択もまた「自立を助ける」という意味では「愛」。地球の緑や風、太陽の恵みも愛。人の存在、命そのものも「愛」といえるのでは?

「愛されたいと求める前に、まずは自分を愛して」
「自分を愛せていない人が、人を愛することなんてできない」

など、よく見聞きするようになりました。ガイドも以前「素敵な恋に必要な『自分を愛する』ための5つの方法」という記事を書きました。自分を愛することは確かに大切ですが、「自分を愛せない人は、人を愛せない」という説については、ガイドは少々疑問を感じています。

利他の精神を持った子どもが虐待するような毒親のもとに生まれてくることも少なくありませんし、「最初から二人ともが自分を愛せているカップル」は、そう多くはないはずです。

筆者も、まだ自分をちゃんと愛せていないころに運命の人と出会い、初めて「この人が本当に大切。だから、この人が愛してくれる私のことを大切にしたい」と思ったものです。

人生は、いつも「学び」の途中。

これができたから、次のことができる。と成長の順番を決めなくてもいいのではないでしょうか。そもそも「愛する」の定義も千差万別。筆者は、どんな形の「愛」であろうと、すべてOKなのではないかとさえ思っています。

とはいえ「自分を愛する」ことは恋愛だけではなく生きていくうえで重要なこと。

「愛されるべき存在」として自分を認識してこそ、人からの愛も受け取りやすくなるものだからです。

では、具体的にどうすれば「自分を愛する」ことができるのでしょうか。

自己犠牲を「美徳」とする日本人とって、「自分を愛する」と「利己」の区別は難しいもの。そこで、10~20代の娘を育てる母として、今、みなさんに伝えたい、基本的、かつ、具体的な方法をお話しします。
 

 

自分を愛する具体的な方法1:自分の体に触れる

自分のからだに触れていますか? メイクする、メイクを落とす、顔やからだを洗う、クリームを塗る、ムダ毛の手入れをする……そういう理由でもなければ、自分のからだに触れてあげることはないかもしれません。

この世に生まれ20年、30年、あなたとともに生きてきてくれた、大切なあなたのからだ。睡眠を削る、暴飲暴食する……ついついからだに無理強いすることはあっても、自分の心身を大切にすることを心がけている人は、まだまだ多くはないように思います。

自分の手で、からだにやさしく触れてあげましょう。もちろんマッサージもOK。人にしてもらうだけがマッサージではありません。

胸やお腹に手を当てて眠るのも気持ちいいですよ。「いつもありがとう」と感謝を込めて触れてあげると心地よさが増すかもしれません。
 

自分を愛する具体的な方法2:自分との時間を大切にする

ビジネスしている女性

見るもの、触れるもの、すべてが外に向いたまま生きる毎日。自分のからだ(健康)、自分の想いは、置いてきぼりになりがち

テレビを見ながらご飯を食べる。
電車に乗ったらスマホを見る。
イベントやセミナーに参加する。
本を読む。
友達とカフェでおしゃべりする。

私たちの意識は、いつも外を向いています。人と関わり、どう見られるかを気にして、いつも外から情報を得ようとしてしまいます。

1日に30分だけでも、ひとりの時間を過ごしてみませんか?

瞑想などハードルの高いものではなくて構いません。公園や、河川敷などで静かに座り、なにもせずに、ぼぉ~っとしてみるのです。

なんだか背中が張っているなぁ、足首が硬くてむくみやすくなっているなぁ……など、自分のからだや、呼吸に意識を向けてみるのもいいでしょう。ゆっくり散歩しながら、歩く自分の動きに意識を向けるのもよさそうです。実際、「歩く瞑想」も実際に世界中で行われているようです。

ピアノや絵画、ダンスなど芸術表現が好きな人や、農作業などをする人は、そんな「没頭する時間」も、自分と向き合う時間になるでしょう。

誰かと会う予定ばかり入れている人は、自分を大切にできていない人。しっかり自分を生きている人は、自分と向き合う時間を確保しているものです。
 

自分を愛する具体的な方法3:自分の本当の望みを知る

頬に触れる女性

自分を慈しむ。自分をいたわる。時間に追われる現代の私たちには苦手なことかもしれません

自分がどんなことにわくわくして、どんなことが不満なのか。本当はどんなふうに生きたいのか。考えたことはありますか?

・友達みんなが結婚するから、私も結婚したほうがいいのではないか。
・私は女だから、彼よりも家事をすべきなのだろう。

この「~したほうがいい」「~すべきだ」は「自分の望み」ではありません。どうしたいのかは、自分にしかわかりません。でも、自分の心に蓋をしている人はたくさんいます。

「あなたは本当はどうしたいの?」と自問してみましょう。

ハーブ研究家のベニシアさんに教えてもらったのは、「ハートに聞いてみる」という方法。なにかをやろうとしたとき「なんとなく違和感」を感じたり、心がざらざらもやもや感じたりするのは「NO」「ちょっと待って」のサイン。わくわくすれば、「GO」のサイン。

自分の本当の望みを知り、ビリーフ(固定観念)によるブロックを少しずつ外し、いきいきキラキラとした自分になることができれば、あなたが魅力的になることは間違いないでしょう。

他にも、鏡を見たとき「よしっ 今日もきれい!」「なかなかかわいい!」なんて自画自賛するのもいいでしょう。心からそうは思えなくてもいいので、1日1回、自分に褒め言葉を。自分の輝きが違ってくるのを実感できるはずです。

まずは目を向けること。そして、大切にすること。

要は、愛する人にしてあげたいことをすればいいのです。彼のからだに触れる、共に過ごす、彼らしくいきいきと生きることを応援する。そんな風に、自分自身に興味を持つことから始めてみませんか? 

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