変わりつづけるUT!ユニクロのTシャツ

2003年からつづくUT。現在までさまざまなアーティスト・ブランドとのコラボレーションを果たす。その進化は我々の想像を超えていたのかもしれない!

2003年からつづくUT。現在までさまざまなアーティスト・ブランドとのコラボレーションを果たす。その進化は我々の想像を超えていたのかもしれない!

ユニクロのTシャツブランドUT。2003年ユニクロTシャツプロジェクトからはじまり、2007年にはクリエイティブディレクター佐藤可士和氏を迎えUT STORE HARAJUKUをオープン!デザインのみならず、ボトルパッケージにTシャツを入れた販売手法も注目されましたが2012年閉店。ところが、UTの挑戦はその後も脈々と続いていたのです。

「プロの目線でユニクロも好印象!」をモットーにしているガイドが、大人もコーディネートしやすいユニクロTシャツの活用法についておしえます。
 

変わりゆくユニクロT。クリエイティブディレクターNIGO?氏はデザインのみならずボディ・生地を見直した。

変わりゆくユニクロT。クリエイティブディレクターNIGO(R)氏はデザインのみならずボディ・生地を見直した。

毎年100種類を超えるTシャツデザインをうみだすUT。2014年春からストリートファッション界のカリスマNIGO(R)氏をクリエイティブディレクターに迎え、UTのTシャツボディそのものが見直されました。さらに、グラフィックデザインによって生地の厚みを変えるなど、デザインのみならずプロダクトとしてのクオリティーを高める取り組みがはじまったのです。

「THE NEW MODEL T」というタグが付けられたこのタイプは、既存のUTとは異なります。UTの挑戦はプロダクトの価値向上に留まらず、その本気度は販売手法からも伝わるのではないでしょうか?

「デザインではなく『人』で選ぶ」というコンセプトから買い方の新提案として、有名人がキュレーション(ピックアップ)したデザインを月額990円5か月間1枚ずつ送る「UT Picks」(2016年期間限定)など、あらゆる角度から挑戦は続いています。
 

ディズニーシリーズだけではない!大人の遊び心

ユニクロ銀座旗艦店に訪れたジェイソン・ポラン氏。ポラン氏のタッチはKIDS・小物にその世界観がとくに反映されるように私は見ています。

ユニクロ銀座旗艦店に訪れたジェイソン・ポラン氏。ポラン氏のタッチはKIDS・小物にその世界観がとくに反映されるように私は見ています。

UTにはディズニーシリーズはじめ、何年もつづく人気シリーズがあります。私が注目するUTはSPRZ(サプライズ・ニューヨーク)シリーズです。ニューヨーク近代美術館(MoMA)が全面協力するこのシリーズは、さまざまなアーティストの作品を、ユニクロのTシャツを通じて表現するというコンセプト!

このシリーズのTシャツは、シンプル&ベーシックを追及するユニクロの服に、遊び心を与えてくれます。とくに今年SPRZシリーズでユニクロが力を入れているアーティストがジェイソン・ポラン氏です。

日本では一部の間でしか知られていませんが、ポラン氏の活躍はNIKE・Levi’s・ユナイテッドアローズはじめ、ファッション業界とのコラボレーションも多く世界が注目するアーティストと評されています。見たものをその場で切り取る独特のタッチは、Tシャツとしてカワイイ印象に仕上がっています。

Tシャツのみならず、トートバッグ・KIDS向けなどポラン氏の世界観が発揮されています。ところが、大人のジャケットスタイルに取り入れるには、やや難易度が高いように感じるのは私だけでしょうか?

もちろん、キャップ・スニーカーをジャケットに取り入れる大人のストリートコーディネートにはよいかもしれません。ただし、誰でも似合う訳ではないでしょう。では、大人がジャケットを着るとき合わせやすいUTを紹介します。
 

ジャケットに映える!大人のユニクロT

幾何学柄を得意とするSPRZシリーズ。この遊び心がシンプルを追及するユニクロ服のアクセントになるのです。

幾何学柄を得意とするSPRZシリーズ。この遊び心がシンプルを追及するユニクロ服のアクセントになるのです。

SPRZ NYシリーズの中で私が注目しているのは幾何学柄を扱った「SUPERGEOMETRIC inspired by MoMA」というシリーズです。シンプルを追及するユニクロの服に、コーディネートのアクセントとして彩りを与えてくれます。

はじめて見かけたとき、ユニクロのTシャツというよりは、同じファーストリテイリング社のグループ会社であるGUのTシャツのような“遊び心”を感じました。しかし、実際には生地の触り心地はじめ、その品質はファストファッションのそれを超えているように見えました。

ぜひ、大型店舗に足を運んでみてください。まだいろいろなデザインに出会えるはずです!



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